REYの世迷言

日々の日記風ブログ

『アマデウス』を観た

2010-08-09 | Weblog
午前十時の映画祭。
今週はモーツアルトの生涯を描いた『アマデウス』です。

普通その人物を描いた映画というとその人の生い立ち中心に物語をつくりそうなものだけど、
この映画はモーツアルトの才能に嫉妬する宮廷音楽士(甘党)の目を通して
進んでいきます。
この悪役顔はどこかで。。と思ったら『薔薇の名前』の敵役(異端審議官)の人でした。

自分はこんなに神につくし、清い生活を送ってるのに
モーツアルトの才能がわかるくらいの才能しか神はおあたえにならなかった。
ってすごい嫉妬です。
結局かわいさ余って憎さ百倍的な感情をもってしまう。

一方天真爛漫の天才モーツアルト。

映画では、オペラのシーンがふんだんに出てきます。
オペラはみたことがないんだけど、昔のオペラは
ミュージカルのようでした、
劇中劇っていうのかなあ。とてもおもしろかった。

のだめカンタービレの音楽もなかなかすごいと思っていたけど、
比較になりません。
もう全部音楽の渦です。
衣装もロケ地の建物もよかったなあ。

よく音楽室にはってあった、音楽家たちの巻き髪、あれってカツラだったんですね。おもしろい。
それと、ウィーン(オーストリア)はお菓子の国?食事シーンよりお菓子を食べるシーン多し。
アマデウスは数馬くんに少し似てました。

ところで、関連するクライミングネタ。
クライミングジャーナル45号に連載されてる寺島さんのハードルートコレクションで、フランケンユーラのハードルート
その名も『アマデウス シュワルツネッガー』。
モーツアルトのような知能とターミネーターのパワーの両方持ってないと
登れないルートだとか。

映画の後、西調布のWEST ROCK に行きました。
塗装の匂い(換気が少し悪いかな)に耐えられず一時間でアウト。
途中お子様ご一行が来店して、オーナーが説明してました。
オーナー、いい人なんですね。
説明の仕方でわかりました。

だけど、付き添いのおかあさんは何故あんなに口うるさい
いや面倒見がいいんでしょ。
子供が考える前に、足はそこだとかテープはそこだとか
はっきりいってうるさい。

目が不自由なわけでもないので、そんなにつきっきりであーだこーだ言わなくてもいいのでは?
子供の考える力を奪ってると思います。
クライミングなんてシンプルなスポーツだから子供に任せればいいのに。
ただ、マナーとか危険なことには注意して。

お子様ご一行の貸切でもないと思うんだけど、スラブ垂壁は占領されましたとさ。
夏休みだしなあー。仕方ないかなあ。だね。
写真(上)アマデウスポスター。

↓クライミングジャーナルのページ。
ルートはポケットです。
たぶん、ドイツで見てると思います。