REYの世迷言

日々の日記風ブログ

中川一政美術館

2009-12-24 | Weblog
むささび&すのっち結婚パーティの時間まで、午前中時間があったので、
予定通り真鶴半島の先っぽにある中川一政美術館に行ってきました。
中川氏は向田邦子さんの『あ・うん』の本のカバーの絵で知ってるくらいだったのですが、
改めて作品の数々をみてみるとかなり好きな絵でした。
それから、向田さんの戒名の文字は中川氏です。

当初 作品より美術館の建物が見たくて行ったのですが、
その絵は少し前にブームになった《絵手紙》の絵の本家本元っていう感じ。
もちろん本家本元のほうが迫力の中に、ユーモラスなところもあり、
私の苦手なアイダ某やタレントの絵とは雲泥の差。


《あ・うん》の絵も展示されてるので
山寝さんにどっちが《あ》 で どっちが 《うん》?と聞いたら
口をあいてる狛犬のほうが《あ》口を閉じてる方が《うん》と。
半信半疑なのであとで確認したら、当たってました。
山寝さんするどいです。

後年の絵も好きですが、中期(?)の薔薇やひまわりの絵もすごく好きになりました。
ほとんどの花がマジョルカ焼きの壷に生けられ、描かれていたので
この壷みてみたーいと思っていたところ、ちゃんと展示してありました。
このあたり この美術館のセンスのよさを感じます

建物はコンクリートの打ちっぱなしで安藤忠雄チックなんだけど、
特徴的な出目地(コンクリートを打ち込むときに並べる型枠の板の隙間、メジ、が
盛り上がっている。言葉では難しいがみたら一目瞭然です)の建物です。
内装も出目地なのでやさしい感じがしました。

周囲の景観もいいし、建物もいいし、展示されてる作品もとてもいいので
お薦めの美術館です。

…と、昨日も目一杯遊んだ私ですが、喉が痛い。
夜中に起きて薬を飲んだりしたので、こんな時間にブログかいてます。
熱はないのでこれからバイトに行ってきまーす


写真は木立の中にある中川一政美術館。600円。