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くっしーの徒然日記

無線、天文、修理、剣道、体調他について書いてます。修理や改造記事のマネに関してはあくまでも自己責任にてお願いします。

多少、外の腕も写った(NGC2903)

2014-05-01 | 天体観望・撮影(遠征地)
さて話は4月の初めの富士山麓への遠征に移る。この日は、仕事が終わってから、久々に鳴沢村へ雪道を通って行った

月が沈む頃に機材の設置も終わり、最初に撮影したのは、すこし南中を過ぎてしまったが、しし座のNGC2903である。


【↑NGC2903 しし座の棒渦巻銀河】
VixenSuperMirror R125S D:130 f:720 GPE赤道儀+AL90+SkySenser2
UW9mm 80倍 35mm換算2240mm相当 PowerShotS90+CHDK ISO:3200
F:2.0 f=6mm コリメート法 合成F=3.7 S:128秒x8コマ Noise減算:ON
撮影場所:山梨県鳴沢村 撮影日:2014/4/4 22:34-23:32
Regstaxでコンポジット→FlatAideで除算補正→GIMPでトーンカーブ・
44%トリミング・サイズ調整 NeatImageで40%フィルタリング

NGC2903は、しし座の顔のすこし西にある棒渦巻き銀河で、8.9等級の明るさと、12分角の見かけの大きさを持つ系外銀河である。

前回の撮影では、残念ながら、淡く広がる外側の腕は写らなかったが、今回は、外の淡い腕がいくらか写ってくれた。

また前回に比べると、中心部の解像度も、追尾精度もだいぶ上がっているような感じである。前回の撮影時、多少水蒸気が多かった条件である事と、2年前の撮影なので、それなりの進歩が伺えると言った感じであろうか。

でも、もう少し淡い腕がうつってくれると良いのだが、南中を2時間程過ぎてからの撮影なので、だいぶ西に傾き始めている事もあり、仕方のない所か。

また来年再チャレンジだろうか、、、

2014.4.4(5/1)

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (Bin-Star)
2014-05-01 14:58:32
これは新しいアイピースでの撮影かな?
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Unknown (くっしー)
2014-05-01 15:05:41
Bin-Starさん

これは、UW9mmなので、今までと同じです。新しいのはEFシリーズに成ります。4/22に買ったので、投入はGWはじめの遠征からです。もうしばらくお待ち下さい。
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Unknown (kame)
2014-05-01 20:03:54
撮影条件を見ると、撮影の時間帯や枚数などで、さらに綺麗に写りそうな様子ですが、前回と比べると格段に良く写ってますね。(^^


赤道儀のOHによる追尾精度の向上や、極軸やピント合わせの技術、画像処理のレベルアップなど、まさに細かな積み重ねの成果ですね。(^^
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Unknown (くっしー)
2014-05-02 09:55:36
kameさん、ありがとうございます。

今回、少し西に傾きつつあったのですが、何となく撮ってみたくなって撮りました。後で調べたら、2年前に撮ったのが最後だったので、当時と比べるといろいろと改善されてきていますので、だいぶましになってきました。でももう2~3ヶ月早い時期に撮るべきでしたね。
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