★星空日記コリメート風goo★

星や旅などの話題を「ひらい」が札幌から発信。2010年開設。2022年7月にteacupからgooへ引越しました。

南アフリカでロストバゲージ(顛末その4)

2024-07-27 06:00:00 | 航空関連の記事
 前回のブログ記事 【 南アフリカでロストバゲージ(顛末その3) 】からの続きです。

◆7月6日(土)
 ブリティッシュエアウェイズからロストバゲージの補償金を海外送金したという英文メールが着信。

◆7月16日(火)
 私の銀行口座に補償金が振り込みされていることを通帳記入で確認。
 なお、海外送金に詳しい知人から「海外送金だと受け取り手数料や為替手数料がかかる場合があります」と言われていましたが、英文メールに提示された円表示の補償金が手数料なしで入金されていました。ほっと一安心。

◆7月19日(金)
 南アフリカで抜き取られたキャップと雨傘の代替品を購入。


 新たに購入したキャップと雨傘(伸ばした骨長60cm・重さ166g)です。抜き取られたものとほぼ同等品です。

 入金された補償金額21,537円は、キャップ+雨傘+ヨハネスブルグ空港内で購入した着替え代金の合計21,268円とほぼ同額となりました。

 キャップと雨傘を持って7月下旬からの世界一周航空券による後半の旅に行ってきます。
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オフラインでも使える音声翻訳機の購入

2024-07-25 06:00:00 | 旅行の記事
 これまで度胸とシンプル短文英会話の HiraEnglish を使ってきましたが、南アフリカで人生初のバゲージロストになった際、英語の会話能力不足を痛感しました。

 目にとまったのが通販会社の音声翻訳機。
 定価29,800円の商品が「社長〜! もう少し安くなりませんか〜!」という声で10,000円になってしまう胡散臭さですが、6月17日(月)にポチッとインターネット注文しました。


 注文して2日後の6月19日(水)に受信したメールのスクリーンショットです。

 注文時に5年保証を付けなかったのは安さを重視したからです。
 さらに翌日の6月20日(木)に夢グループから私の携帯に電話があり「注文された殆どの方はロング保証の5年をお付けになられています。まだ間に合うので5年保証をつけませんか?」というコールセンター嬢からの案内でした。
 「いいえ、ロング保証の必要はないのでそのままで。案内お疲れ様です。」と返答。


 ところが、注文して2週間以上経過しても音声翻訳機が送られてきません。ロング保証を付けなかったことから後回しにされたのかなと思い、7月5日(金)にコールセンターへ電話してみました。
 現在通話が混み合っているので、オペレーターから電話をかけ直しますとの自動応答メッセージが流れました。本当かなあと疑心暗鬼。かかってこなかったりして。

 3時間後、本当に電話がかかってきました。着信履歴と注文時の連絡先電話番号を照合し電話しているそうです。
 「7月下旬に海外旅行するのでそれまでに届きますか」と質問したところ、「注文が殺到していて発送が遅れ申し訳ありません。事情がわかったので旅行前には届くよう発送担当に手配します」との返答でした。

 7月17日(水)、佐川急便で音声翻訳機が配達されてきました。

 大きさ129mm×53mm×13mm、重さ79gと手にすっぽり入る大きさです。

 右側側面の電源ボタンを3秒長押しで起動しますが、35秒もかかって使えるようになるのは時間のかかり過ぎです。でも、安価なので我慢。

 Wi-Fi環境がないオフライン翻訳でも、日本語・英語(米国)・ドイツ語・スペイン語・フランス語・イタリア語・韓国語・タイ語・中国語(簡体字と繁体字)の10ヶ国語が利用できるそうです。ただし、オンライン翻訳に比べ翻訳精度が低くなるとのこと。内容が混み入った場合はWi-Fi接続してみようと思います。この他に画像翻訳機能も付いています。

 さっそく、7月下旬からの海外旅行の際に持参します。普段の会話はHiraEnglish を使い、混み入った内容のときは音声翻訳機を使うことにします。

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11年ぶりに会う黒ネコさん

2024-07-23 06:00:00 | 生き物・植物
 2013年2月のブログ記事 【 ネコさん4匹と面会 】に登場してもらったネコさんに会うため古くからの知人Kさん宅を7月18日(木)に訪問してきました。


 黒ネコさんは11年前にKさん宅訪問時に飼っていた英(ハナブサ)ちゃん。私の方をジーっと見つめ「お前は誰だニャン」。11年も前のことなので私のことを忘れても仕方ないですね。
 上のネコさんは11年前に隠れて面会できなかった幸(サチ)ちゃん。

 他にいたネコさん達は独立した娘さんの元で暮らしているそうです。

 Kさんとネコ談義や音楽談義。お気に入りのネコyoutubeチャンネルを教えてもらい辞去。
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今から30年前、SL9彗星が木星に激突

2024-07-21 06:00:00 | 天体の記事
 SL9彗星というのは、シューメーカー・レヴィ第9彗星(Comet Shoemaker–Levy 9)の通称名で1994年7月に木星面に激突し消滅した彗星として有名です。正式な識別符号は D/1993 F2 です。(通常、彗星の識別符号の1桁目はCですが、消滅したことでDという表示に変更されています)

 SL9彗星が発見された1993年3月の時点で彗星核が棒状に見えていたのは、発見前の1992年ごろに木星に近づきすぎたことで彗星核が分裂してしまったためだということです。
 SL9彗星は1994年7月に木星面へ衝突するという予報が出され、分裂した彗星核が一直線上に並びながら7月16日から7月22日までの間に相次いで木星の大気上層に衝突し消滅しました。以上、Wikipediaから引用。

 衝突後、木星面には複数の暗斑が生じたというニュース速報があり、衝突3日後に札幌市南区郊外の観測小屋で日没直後の19時20分過ぎに口径46cm反射望遠鏡を木星に向けてみました。驚きました。
 
 木星表面に3個の暗斑が見えます。ガリレオ衛星の影のような輪郭がくっきりした暗点ではなく、周囲から徐々に暗くなっていく中央減光の暗斑です。望遠鏡が発明されて約400年、人類が初めてみる木星面の彗星衝突痕です。鳥肌が立ちました。

 まさかこのように明瞭に見えるとは思ってもいなかったので撮影機材もスケッチ用紙も持ってきていません。観測小屋に備え付けの日誌裏側にラフスケッチをして記録に残すことにしましたが、観測小屋内には薄い鉛筆しかなく、かなり薄目のスケッチです。


 上段は19時50分のスケッチ。太陽は地平線下6度。
 中段は20時25分、左端から巨大な暗斑が顔を出し始めました。
 下段は20時40分のスケッチです。木星の自転で巨大な暗斑が見やすくなってきました。
 いずれも、ディルワース式に似た口径46cmF8反射望遠鏡300倍を使用。天の北極方向を上にした正立像です。

 今から30年前におきた稀有な天文現象でした。


【2024年7月21日6時20分:画像と記事追加】

 SkySafari というアプリで衝突前の様子を再現してみました。このアプリは彗星の尾を強調し過ぎる傾向があります。衝突直前のSL9彗星の尾や分裂した核も14等級以下と暗すぎて眼視で見ることは叶いませんでした。
 彗星核は、左上から D/1993 F2-A 〜 D/1993 F2-W(右下)です。
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はくちょう座χ星が明るく見えています

2024-07-19 06:00:00 | 天体の記事
 はくちょう座χ星は変光星です。Wikipediaの記事を以下に引用します。

 「はくちょう座χ星(はくちょうざカイせい)は、はくちょう座にある有名なミラ型の脈動変光星である。学名はχ Cygni(略称はχ Cyg)。1686年にドイツのゴットフリート・キルヒによって変光が発見された星で、新星・超新星以外の変光星ではミラ、アルゴルに次いで3番目に発見された星である。
 408.05日の周期で3.3等から14.2等まで明るさを変えるが、極大は必ずしも3.3等まで明るくなるとは限らない。平均の極大光度は4.3等~5.1等といったところで、2014年には極大でも7等前後までしか光度が上がらなかった。一方極小も14.2等まで暗くなるとは限らないが、極大ほど大きな変化はなく、平均の極小光度は13.3等~14.1等くらいである。」


 はくちょう座χ星が2024年7月に明るくなってきたという情報を得て、石狩市厚田区望来という場所で7月13日(土)に観察を行いました。

 この日は天文薄明終了近くの21時から北西の低空のオルバース彗星を観察。同彗星を撮影した21時50分ごろの夜空の暗さはSQM値で20.6だったものの、22時42分に月が沈んだ直後のSQM値は20.8まで暗くなりました。
 

 χ星のすぐ近くの17番星は5.0等級でη星は3.9等級なので、χ星の光度は4等級といったところでしょうか。撮影時のSQM値は21.0でした。


 この画像は支笏湖畔で7か月前に撮影したはくちょう座です。星同士を結ぶ線が1枚目と違っているのはご容赦ください。
 はくちょう座χ星は暗くて写っていません。

 23時10分に石狩市厚田区望来から撤収。帰路の途中で全天が曇り始め、帰宅したのは0時を少し回っていました。
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