黒磯カヌークラブ

那珂川・鬼怒川・男鹿川・大芦川・思川・・・栃木の川をカヌー・カヤックで遊び尽くします!

台湾遠征記 6 此れどうすんの?? by Shino

2009-08-29 13:12:58 | 台湾関連
難所はお昼の前に全て越えたとの事だけど、日本人的にはまだま難所は続きます。



極めつけは此れ
noriさんの表情が驚いているのは・・・。


こんなんだった為


しかし彼らの想像力には驚かされます。
なんですとと思う間もなく、ロープを張って降下開始。

降下終わればこの通り。



余裕の写真撮影。

写真の主はjay

彼との縁がなければ、台湾に定期的にゆく関係は築けなかったはず。

他是大漢!!

ここを越えてからは、まあまあ快適でした、バックドロップ食らったりもしたけど恐怖はありません。
もちろん感覚が鈍っているだけですけど。


ゴール付近ゴール後もまだまだ感動が待っていました。
その辺りは、usu続けて。

8/16 男鹿川

2009-08-20 21:05:12 | カヤック
アブと格闘してきました。

今回の参加者は、何時ものmatsu,usu,shinoそして今回の紅一点y

yは初の男鹿川、想像を絶する綺麗さに感動。

飛び込んで、ゴーグルをつけて川を覗いておおはしゃぎ。

魚影も濃いためか釣り師もフレンドリー。

本当に良い川です。

ただ悲しいかなアブの大群・・・。

そして驚きのクマまで登場。

グルメ部は、川治で美味しいコロッケを食べました。

温泉部は、鬼怒川公園岩風呂。

夏を締めくくる良い1日に成りました。

台湾遠征記5 大怒神 by matsu

2009-08-08 15:15:06 | 台湾関連
続いてこちら。
時刻9:30にして、早くもヤマ場を迎える。
後日taiwanチームのHPでは、このスポットを「大怒神」と称していた。

usuの表情がこわばっている。白濁した水が、完全なホワイトウォーターと化した。
日本チームは全員パス。Taiwanチームは3人トライ。

先陣を切ったDANはS字の入口で沈。強烈なボイルと複雑な流れでロールしてもすぐ沈させられ・・・10回位トライした後力尽きて脱艇。


この後は中レベルの流れが続く。
落ち込みのような景色が見えてきたので、エディを取って様子を伺おうとした。他のメンバーもやってきたが、マイクロエディのため留まることができず、ちょっと混雑状態になる。何とか上陸したusuと話していると、下流で何やら騒いでいるのに気付く。ただならぬ事態を感じた2人は急ぎ足で落ち込みの所向かうと・・・







写真は「全て片付いた後」でJAMESが下った時のもの。ルートは左岸沿い以外NO WAY
だったのだ。

どうやら前がつかえていたため、noriはやむを得ずここの真ん中を「横向き」で落ちたらしい。

既にtaiwanチームがロープレスキューを試みていた。落ち込み近くの岩場には上がれるのだが、足場が悪くロープが届いても引けない。Shinoが「松本さん泳ぎますか?」と重苦しい口調で言う。気持ちはそうしたいがとてもとても・・・足場のよい場所からはロープが届かないので2つ繋げようかとshinoに相談してみたが、つなげても投げて届かないじゃん。ノーアイデアな私。

数分後、noriのレスキューに成功するも、小胖のdieselがホールの中で踊りつづけている。するとtaiwanチーム3名が対岸に渡りボート回収の段取りを始める。Tonyのライジャケに上流と下流の2方向からロープが取り付けられた。なるほど・・・毎度のことながら彼らのレスキュー経験値は相当高い。実践で鍛えられているし、それ自体も楽しんでいるフシがある。前回のnoriさんレポートの言葉を借りると「こいつらただものじゃねえ!」
いよいよtonyが入水、ホールに近付いたところで・・・dieselが、はい消えたーっ  次の瞬間、数m下流で水中からオレンジの塊が勢いよく射出!「リサーキュレーションの底の流れを掴めば抜けられる」とはよく言うが、まさにこれなのか。
時刻 10:00




気の抜けない流れは続く・・・

ホールの一件で腰が引けてしまったのか、ちょっとした落ち込みで沈するメンバーも。

いささかトーンダウンしている日本チームへ気を遣ってくれたのだろう。哥(deng)から記念撮影のお誘いが。

岩の回廊ですな。確かに絶景・絶景。少し表情が和らいできたかな?
気を取り直して、再出発だー


程なく下見(苦笑)

ライン取りについて相談する日本チーム。
ここまでヤラレ気味のusuであったが、ここは理想的なライン取りでクリア!

今度はポーテージ。

かつぎ疲れたところで、「お昼休憩にしよう」との声。やったー!安堵の表情に包まれる。


休憩中のshino。ビミョーな表情に注目。お気楽ポーズに見えるが、実は左こめかみ付近に受けたダメージを手でかばっているのだ。

こうしてヘビーな前半戦を何とか乗り切った一行であった。


続けて!

台湾遠征記4 「玉峰渓」 by matsu

2009-08-02 23:14:46 | 台湾関連
※写真はtaiwanの「bear」のネットアルバムから一部抜粋しました。

今回のコース「玉峰渓」

こんな地図見ても?ピンとこないとは思うが、標高に注目してほしい。川のあたりで900~800m、その周りは2000m弱の山々に囲まれていることが分かる。栃木で例えれば那須連山の谷間にある北温泉の沢を漕ぐようなものか???(水量は春先の鬼怒川レベルかな)




宿泊地の学校からスタート地点までは数分。低い雲が標高の高さを物語る。


上(道路)から見たスタート地点。台風増水の影響で水が未だ白っぽい。
そういえばtaiwanの誰かが「shinoが来るといつも台風で増水するね~」とニコニコで言っていた。そう、彼らは「水神 shino」を待ちわびていたのだ!!!
8:00スタート。早っ!


私の台湾ダウンリバーはこれで2回目。前回も思ったが、「下見の基準」が違う。
こっちで下見するのは、ホントに危険な所。日本の感覚で下見してると、川下りなのかトレッキングなのか分からなくなっちゃいます。

もちろんここもスルースルー。
エンジンがいまひとつかからないusu、この後沈。無理もない・・・人生初海外・昨晩長旅の末夜中に到着しテント泊、翌日8時過ぎには激流の上だもの。人間だもの。


下見だけで数百m歩いた。
4年前の初台湾でちょっと痛い目にあった私。「無理せず行こう」と気持ちが守りに入っていたせいか、コースを覚える気力が沸いてこない。ここはnoriのみトライ。
写真は最後のドロップ。このアングルでは下見できなかったが、この写真を見て、ここでDANがわざわざ方向指示をしていた理由が分かった。


なんかテンション低いレポートだなあ・・・
つづく。