黒磯カヌークラブ

那珂川・鬼怒川・男鹿川・大芦川・思川・・・栃木の川をカヌー・カヤックで遊び尽くします!

紅葉伊南川(檜枝岐川) by Shino

2009-10-25 20:25:10 | カヤック

行って来ました紅葉の伊南川(檜枝岐川)
メンバーは、久しぶりのHさん、USU、SHINOです。
水量は前回とほぼ一緒。

でも違うのは、紅葉。
あまりの美しさに絶句、でもあまり紅葉を楽しんでいる余裕が無かったのはここだけの話。

今回はUSUはかつての名艇トポリノ。
Hさんと私はプレーボート。
正直この川はプレーボートだと水量によっては危険。

観光客の好奇の目に晒されてスタート。
気温8度は伊達じゃない。

川は出だしからなかなの落差が続きます。
最初のドロップはまあエディを取りながら降下可能。
次の瀬は・・・下見したら前回と違う・・・・。
台風で岩が動いたようです。
ここは安全を見てトポのUSUだけ挑戦。
この後トラブル発生、ここで気付けば良かったのですが、前回の記憶で次のドロップでエディを取りながら降りようとしたらエディが無くて吃驚したうえ岩に乗り上げ沈。
クリークには耳付きメット、必要ですorz

此処からは懲りてちゃんと下見。
核心部と言うよりはカッコ付くドロップカエル跳びではusuが見事に撃沈。
でもめげません、二回目チャレンジで綺麗にブッフして左岸のエディにイン。
セオリー通りのナイスルート。
その後も緊張感の続く瀬が連続。
紅葉は正直あまり楽しめませんが一寸意識を向けると最高の紅葉。
この川やはり最高です。
水も恐ろしく綺麗。

今回このコース初のHさんも大満足。
また来ることを約束しました。
USUはトポの余裕で川を大満喫。
私も台湾以来無敵モードだったのに川の神様が渇を入れてくれて大満足。
最高の川下りでした。

この川ですが、やはり大水出るとすぐ岩動くようです。
台風後等は注意が必要です。

前回さほど致命的な危険箇所が無いと書きましたが、シーブ、アンダーカット等が無いだけで、ピン、ラップの危険は勿論有りますので、ゆく人は十分注意してください。
ポテ落ち厳禁だったり、横向き厳禁なのは殆どの瀬で言えます。

グルメ部はラーメン、店の名前控え損ねました。
でも絶品でした。
伊南川合流のT字路のお店です。

蛇足
お店で地元のおっちゃん達がキノコ談義。
あんか解らないけど食べれるよねって結論・・・。
キノコはちゃんと調べて食べましょうよ、こうやって事故が起こるんだなってなんか納得の三人でした。


10/10 思川最高!

2009-10-12 21:36:52 | カヤック

三連休初日は思川ツーリング
メンバーは、shino・matsu・usu 毎度おなじみのトリオです。


世間を賑わしていた台風の過ぎ去った後だったので、かなり期待していたのですが・・・全くもっての期待ハズレ。 
水量次第では西岩崎上・下などを予定していましたが、
アレヨアレヨという間に減っていき、”これじゃあダメネ”ということで、思川となりました。

shino・matsuの言うには「那珂川下流よりは流れが速くて、水もキレイ??かな、でも基本はマッタリだよ」
まぁ自分は初めての川で興味もあったので、ゆるりとツーリングかな?とついでに先日買ったH20パドルの試し漕ぎにはちょうどイイかなという感じでした。

で、スタート!!目の前にウェーブがあったので、乗ってみました。乗れませんでした。。。
最初フォワードはイイ感じかなぁと思ったのですが、エントリーしてみるとどーも漕いでる感じがしない。水の表面をちゃぱちゃぱしてる感じで。
ん~しっくりこない・・・ そりゃ漕いで5分で慣れるはずもなく、”まぁそのうち慣れるだろうと”諦めました。

それからはしばらく瀞場。でも、台風の影響で多少水が増したせいか、流れが速い速い!快適です。
普段の瀞場と比べると”動く歩道”に乗っているような気分。気持ち良しです。
しばらく瀞場が続き、思川では唯一??のスポットと聞いている 黒本橋ウェーブ。キレイなウェーブです。
この日は増水のためか、いつものエディーが無くなっていて、
エントリーするのに大変でした。やっとエントリー出来ても流れが速くまともに乗れません。何度トライしても全然ダメでした。
そんな時、shinoさんが船から下りてエントリーのちょいと上で休憩。 ”shinoさんも疲れたかな?”と思ったら、、、
 

なんということでしょう~!!(劇的ビフォーアフターみたいな)
shinoさんが船に座って休憩してると思ったら、”エディー”が出来ているではありませんか!!
「これでエントリーし易くなったでしょ?」とshinoさん。
確かにし易い!スゴイぞ!!shinoさん!!!
matsuさんもバンバン乗れてます!グイングイン乗りこなしてます!!
エディー交換して、shinoさんも気持良さそう!!
自分も最後には、なんとか一本乗れました! ほっ! でも、最後は沈。あぁ~あ。


続いて、次のウェーブ ココもまともなエディーが無い。。。
下まで流されてしまうと右岸からの木が邪魔で上がれないのです。
なんとか漕ぎ上がろうとしても流れが速く上がれません!!
そんな時、またしてもshinoさん下船。”確かに岸に上がったほうが早いかな?”と思っていたら、、、

なんということでしょう~!!(2回目)
shinoさんがレスキューロープを木にくくり付け、ロープがタラァ~と流れてきました。「コレで上がってこれるでしょ?」とshinoさん。
確かに!!! 行けます!いや~またしてもナイスです!shinoさん!!
matsuさんはロープを上手に使ってグイグイ上がっていき、ウェ~ブ満喫です!
自分も上がっていこうと思ったのですが、コレが中々難しい・・・
ロープは掴めるが、船が左右に振られてしまい上がれない。自分の船は特に230cmと長いので全然ダメなんです。
と、悪戦苦闘していると片手に握っているパドルにロープが絡まり!船が右に流れ!敢え無く沈。。。。
パドルがロープに持っていかれ、ロールできるわけもなく沈脱です。
”人の命を救う為のレスキューロープが、カヤッカーの命であるパドルを獲る”とは、、、無念です。

そんなこんなで、苦い思い出ばかりが残ろうとしている思川ですが・・・
悪いことがあれば良きこともあるもんです。
旧小山ゆうえんち後ろに、イイ感じのウェーブが出没しておりました。
下流にある鉄橋のテトラが無くなったことにより、出来たウェーブっぽいです。ウェーブが長くキレイな波です。
しかぁ~し! またもエディーがぁ~・・・あるにはあるんですが、幅が狭く、エントリースポットにも微妙に邪魔な流れがあり、惜しいなぁって感じ。
と、matsuさんが「ちょっと石積んで流れ変えちゃおうか?」と一言。
とは言っても、周りには手のひらサイズの石くらいしか無く、ちょっと厳しいかなという感じ。
そんな時、三度shinoさん下船(もう、皆さん読めてきたかな?)

なんということでしょう~!!!(しつこい?)
shinoさんが上流から腰まであるドデカイ岩を転がしてくるではありませんか!!?
(この辺の土壌は粘土質らしく、泥岩が多くそんなに重くはないみたいです。)
で、そのドデカイ泥岩をゴロンゴロンと転がし、邪魔な流れのところにカポっとハマり、見事に流れが止まり。


その結果、なんとエディーが5・6倍に広がり 最高なエントリースポットが出来上がりました!!!
shinoさんスゴ過ぎます!神懸ってます!!
そして、コレがまた最っ高なウェーブスポットになったんです!!
エントリーはラダーだけでも入れるほどで、フェースの長いウエーブは自分の船でもバウが刺さらない!こんなスポットは初めてでした!!
普段の自分は乗っても、何も出来ずに只々落とされないようにじっとしているしかなかったのですが、
ココは何をやっても落とされることがなく、右に左にグイングイン出来る!スゲェー楽しい!! こんなに楽しいカヤック初めてだ!!!
3人で30分ずっと乗りっぱなし!!! もぉ~ニューパドルとか、前半漕ぎすぎて腕がパンパンだとか忘れて遊びまくりです!!



いろいろありましたが、ゴール付近にいた釣り師がちっちゃくみえるほど、
楽しんだ思川ツーリングありました。


ps この日の昼食は関東スタイルではなく、東北スタイルだったので
   遊びに遊んだ我々は夕方5時の遅い遅い昼食を皆二人前も食べてしまったのでした。
   あれだけお腹が減っていると、何食べてもウマイものですね。(バーミヤン)


usu