籠岩ウエーブ消滅？

　鬼怒川に来たことのあるカヤッカーなら一度は遊んだことのある籠岩ウエーブ。フレンドリーできれいなフェースの２段ウエーブが、先週の増水で消滅してしまったようだ。

　写真は５月２８日、籠岩左岸から撮ったところ。手前の赤く落書きしたところに２段の籠岩ｗがあったはずだが、土砂に埋まっている。



　ここはぼくがスピンを覚えたところ。自宅から２０分程度と至近距離にあり、昨シーズンはよく通った。悲しすぎる

　次の写真は、前の写真の中央にあったホールのアップ。



　この日は小佐越地点で水位計０．７５前後とかなり高め。籠岩で見た感じでもかなり多めで、通常はエディーになるはずの岩が水をかぶってホールになっている印象を受けた。多分、通常水位に戻ればこのホールはなくなるのでは。

　結構いい形なので入ってみたけど、見た目よりかなり激しい/hiyo_oro/}

　結局攻略できず、３０分程度で引き上げた。

　昨年は台風で佐貫ホールがつぶれた。そして籠岩ウエーブまでなくなった。

　鬼怒川は呪われているのだろうか

　ｍｕｎａ

鬼怒川佐貫フルコース！

　ＧＷ最終日の５月６日、鬼怒川佐貫コースをダウンリバーしてきた。腰痛やら仕事の忙しさやらで、正月に初漕ぎしてからほぼ４ヵ月ぶり。リハビリを兼ねてのＤＲだ。

　メンツはいつものまっちゃんとＫ名さん。２人ともスラが本職だが、この日はプレイボート。天気は。水位は佐貫上で３．０８とまあまあのコンディション。「これなら上からいけるでしょ」と、中岩からのフルコースに挑んだ。

　前の日、変な夢を見た。中禅寺湖に財布の入ったリュックを落として沈んでいった夢だった。「こりゃあ、水難の相が出てるな」と思いきや、スタート地点で犬のウンコを踏んだ

　「ウンが着いたじゃないですか」と、まっちゃんがくだらないシャレ。トホホなスタートで幕を開けた久々のＤＲは、やっぱり水が少なすぎ。途中何度かフネをこすりながら進んだ。昨年のこの時期は、ガンガン流れてたんだけど

　昨年さんざん遊んだ籠岩ウエーブは、下段がかなりフレンドリーな遊びごろ。上段は水位が低くてエントリーに難儀したが、それでも入ればフネが走る楽しいウエーブだった。

　途中で追い越してきたカエル・アドベンチャーの一団がここで追いついてきた。見ると、若い方のイントラに異変なぜかシングルパドルなのだ。フツーに漕いでて折れちゃったらしい。「大変だね」と、一応大人の対応で愛想笑いを残して先を急いだ。この先にも確認したいスポットがある。

　冬の渇水期に見つけた二股右側の堰堤下ホール。左を行くと、このコースでもっともエキサイティングな「デベソ岩」だが、敢えて右を選択。堰堤を越えると「あれっ」。水が多いせいか、何にも無かった。ちょっとショックやっぱ、渇水期のみのスポットみたい。

　放水口より下流は水量豊富で申し分の無いのだが、いかんせん遊べるスポットが少ない。ゴール直前の佐貫・三角ウエーブは浅い。まあ、それでもしっかり遊んだけど

　Ｋ名さんとぼくは４０過ぎ。「フォーティーズ・カヤッカークラブでも結成しようか」とくだらないおしゃべりをしながら、話題は「最近、×○が痛くて」としょぼい話ばかり。Ｋ名さんは肝臓を悪くしてホルモンのバランスを崩したとかで、最近おっぱいが膨らんできている（決してデブではない）。本人いわく「Ｂカップはあるよ」とか。胸だけ見てると悩ましいんだな、これが

　ぼくは椎間板ヘルニア持ちで、右足がしびれ気味。ゴールの佐貫で静水練習してたらいきなり足がつって、フネの中を洗う羽目になったこれが「水難の相か」と納得。

　スタート地点にまっちゃんの車を回収しに行ったら、ハイラックスが道をふさいでいた。仕方なしによけたらぼくの車が砂にスタックハイラックスのあんちゃんとは車をどけろ、どけないで険悪な雰囲気になったところに、ノリさん、ササキさん、はなちゃんの３人が車を回収しに登場。

　このあんちゃん、人数で形勢が悪くなったと見るや一気にしぼんでスタックしたぼくの車を押すのを手伝ってくれた。「悪いヤツじゃないじゃん」とは思ったのだが、なんだかシーズン初めから嫌な出だし。

　まあ、車はなんともなかったわけだし。手伝ってくれた皆さん、ありがとうございました。　　　ｍｕｎａ