黒磯カヌークラブ

那珂川・鬼怒川・男鹿川・大芦川・思川・・・栃木の川をカヌー・カヤックで遊び尽くします!

ふれあい障害者カヌー体験

2006-08-27 21:51:19 | カヤック
8月最後の日曜日、恒例となったこの行事。
かつては、行事名のとおり障害者の方が参加していたが、昨年あたりから来なくなってしまった。なぜだろう・・・
その代わり、家族連れの割合が圧倒的になった。そして今年は昨年を上回る集客!行列ができたのにはビックリした(写真)

2人乗りカヤック×3をusuさん・私・まんさくさん、カナディアンをs馬さんの4人体制で迎え撃つものの、11時から14時近くまで休むヒマ全くナシ受付の幹さんが持ってきてくれた昼食のうどんも、すっかりのびのびに・・・

主催者である黒磯商工会青年部の方、カヌーの運搬(カエルADV往復)や、カヌーの引き上げ・押し出し(結構腰にくる)など、大変お疲れ様でした。
T根沢さん、チヂミとコロッケの差し入れ有難うございました。

★余談★
今回はるばる水海道から来てくださったまんさくさん。ミニチュアダックスフンドの「さくら」ちゃんを連れてきました(ちっちゃくてすごくかわいい

(さくらちゃんとたわむれるまんさくさん。そこへ・・・)
【女子高生×4】きゃーかわいいー(さくらちゃんとまんさくさん取り囲まれる)

【幹さん】犬、つかえるなー
【s馬】3万位で買えるらしいっすよ
【matsu】じゃ、パドルより安いじゃん
【usu】そういう考え方ですか・・・

来年は犬同伴で「ふれあいカヌー」 心に誓った4人?であった


matsu

今年も沼沢湖は◎

2006-08-21 23:31:37 | カヌー
 定例行事としては2回目となる会津・沼沢湖キャンプ&ツーリングに19,20の両日、行ってきた。昨年はちょうど晩飯時に雷雨に見舞われたが、今年は2日間とも快晴。会津特産のトウモロコシやトマト、枝豆を食いつつビールと14年物の梅酒でマッタリ夜空を見上げれば満天の星に流れ星。日本の正しい夏だ。


 今年もぼくは2人の娘と妻の4人で参加。子連れはこのほか、茨城のo瀬さんが2歳の男の子を連れて参加した。ママはプール熱でダウンし、父子2人だけ。オムツの取れない子どもを男親ひとりでキャンプにつれてくるところ、相当の子煩悩と見た。素晴らしい

 ぼくの娘たちはそれなりに大きくなったので、もっぱら放し飼い状態。水に入るときにはライフジャケットを着用し、2人でいつも一緒にいることを条件に、好きにさせておいた。この子たちはカヌーに乗るより水遊びのほうが好きなのだ。親の心子知らず

 ともかく、今回はクラブの新人UとYの2人を含め、福島のあかべこさんら新鮮な顔ぶれがそろった。1日目だけ参加のUとYは即席のロール講習で、まったくできないところからパドルフロートをつければ上がるところまで進歩した。若いということは大したものだ。それとも、ぼくの教え方がうますぎるのか

 2日目。湖水浴場の浜辺は昨年よりにぎやかだったが、沖に出れば相変わらず静かな湖だ。カナディアン2艇、カヤック、タンデムカヤック1艇ずつが誰もいないベタなぎの湖水に漕ぎ出した。

 アブの襲撃には悩まされたが、そのほかは快適そのもの。途中でエビ獲りやヨシノボリ釣りに興じた。

 ヨシノボリはパンくずでも釣れる。シュノーケリングをしながらの「見釣り」だ。10歳の長女は泳ぎながら魚を釣ったことに興奮していた。釣堀じゃできない体験。帰りの車の中では、自慢げな顔で幼稚園児の妹に威張っていた。

来年は次女にも釣れるかな。    muna

 

 

 

黒本橋情報

2006-08-17 21:45:38 | カヤック
 このお盆期間中、立て続けに小山市の思川・黒本橋に出撃している。仕事を早めに切り上げて日没までの約1時間を有効に使っているのだ。お盆期間はひまなので、こんなこともできる(もちろん、この後仕事に戻るのだが)。

 水位は大光寺で-0.43ぐらい。これより低くなると厳しいのだが、サーフィン、スピンだけなら乗りごろといえるのではないか。もっとも、ぼくの場合は強制スピンが多い。

 ここは水位が-0.10を超えるとエディーがなくなる。バックウオッシュも弱くなり、フラッシュしやすくなるようだ。個人的には-0.30以下が乗りやすく感じるのだが、そうすると刺し系の技は難しくなる。梅雨の間は0.00を超え続けていたため、今季は8月を過ぎてからやっと乗れるようになった。

 現在は右岸のホールチックなウエーブが乗りやすい。下流から見て逆への字型のウエーブで、バックウオッシュがしっかりしている。フロントサーフィンだけならエンドレスで乗れるし、切り返しの練習にもなる。フリースタイル初心者にとっては絶好の練習場所だ。沈しても十分な深さがある。頭や肩をぶつけることはない。

 栃木県南部にしては水がきれいだし、もっと盛り上がっていいスポットだと思うのだが。ここでパドラーにあったことがない

 河原まで車で降りられるし、エディー待ちの時間もなし。水は温い。だれか一緒に漕ごうよ    muna

 

夏合宿 漕浴喰呑

2006-08-08 23:48:29 | カヤック
 黒磯カヌークラブの緊急夏合宿が先週末、会津大川と鬼怒川で行われた。梅雨明け直後の真夏の太陽の下、漕いで温泉入って喰って呑んで…夢のような二日間

 前の記事に案内があるまっちゃんの写真アルバムをご覧いただきたい。大川は、この時期としてはかなり水量がある。ダウンリバーにはベストの水量だ。事前に調べればよかったのだがこの川、東北電力大川ダムの直下に当たる。と言うことは、放水量がここで分かるのだ。

 ここ数日、毎秒23トン前後で推移しているので当日もそのぐらいだったろう。今後の目安に使えるので覚えておこう。

 メンバークラブからぼくとまっちゃん、ゲストにkuwaさん、yoshiさん。関西系のyoshiさんは、東北の川は初めて。kuwaさんも初めての大川参戦に加え、いつものスラ艇からライオットのトリックスターに乗り換えて挑んだ。現役スラローマーのまっちゃんも、この日は水漏れがするアタックを持ち込んだ。やっぱり岩の多い川はプレイボートのほうが遊べるし、安心だ。

 とにかく達成感のあるDRだった。波はでかいし至るところにスポットあり。ヘロヘロになるまで遊び倒した。芦ノ牧温泉に差し掛かるころにはすでに午後5時。4時間以上漕ぎまくったことになる。


 翌日は鬼怒川ライン下りコースで、まっちゃんとダッキーの試し乗り。yoshiさんが帰ったのと入れ替えに、オヤジ(カヌー業界では本名より有名)と「赤ヘルの美女」が東京から参戦した。彼女は前日、寝坊で大川DRをドタキャンした前科があるが、この日は無事間に合った(大川、楽しかったのに。次は一緒に行きましょう)。
 
 この日は重要な課題があった。ダッキー用に230センチのパドルも新調した。クラブで買ったこのダッキーでどこまでやれるか、いろいろ試してみた。

 まずスタート直後の堰堤崩れのホールで、サイドサーフィン。足の踏ん張りが利かず、リーンがうまく掛けられない。身体を大きく投げ出してブレイスし、何とか止まれる。シートが後ろに大きく反れてしまうのは、ストラップの掛け方が間違っていたためだ。まっちゃん、もう一度カタログを見直してみよう。シートのストラップは船体の下をくぐらせて止めるようだよ。

 次にエディーキャッチ。かなり反応がよい。ついでにストリームインからSターンしてエディーキャッチするのも、難なくこなせた。

 沈脱してから流れの上で再乗艇。これも簡単。コツは船体に足を掛けて反対側のストラップをつかむことだ。

 c相馬ばりの「立ち漕ぎ」にも挑戦した。やっぱり、かなり不安定。瀬の中では
無理だった(よい子はまねをしないように

 まっちゃんも報告している通り、このダッキーはかなり使えるし、楽しい。那珂川下流でも試したが、やっぱりホワイトウオーターで漕いだほうが、より楽しい。メンバーの皆さん、この暑い時期に一度は試してみてはいかが   muna

 
 

会津大川ツーリング

2006-08-06 21:15:29 | カヤック
matsuです。
昨日の8月5日、クラブ員のmunaさん、ゲストのkuwaさん、yoshiさんと
大川ツーリング行ってきました。

フォトアルバムはこちらから↓
http://www.photohighway.co.jp/tp/100_f.asp?key=1807147&un=1460&m=0&pa=&Type=100

また行きましょうね!

BE-PAL チョッと見直したぞ

2006-08-01 23:43:25 | アウトドアー
 本当に久しぶりに雑誌「BE-PAL」を買った。創刊25年記念特別号だった。この種の雑誌としては、国内では草分け的な存在だろう。知人が載っているので付き合いで、それも数週間前に買ったが掲載号が間違っていたため、ほっぽり投げておいた。

 ご推察どおり、ぼくはこの雑誌があまり好きでない。アウトドア業界のいわゆる「カタログ雑誌」であり、軽薄さを売りにすらしている。海や川、山での事故が減らないのは、この雑誌に多大な責任があるのではないかとすら思っている。楽しさばかり強調し、その裏に潜む危険を伝えようとしないのは、カタログ雑誌の宿命でもある。スポンサー様には勝てないのだ。

 それはともかく。何年か前にあのノダ・トモスケが書いていた記事を思い出す。彼はヘルメットにライフジャケットを着込んだパドラーを嘲笑するかのようなことを書いていた。記憶が正しければ「たまにはTシャツ1枚で漕いでみろ」みたいな。

 ノダトモが数十年前に書いたルポ「日本の川を旅する」は名著だと思っていただけに、あの記事にはあきれた。老い先短いオッサンが勝手に死ぬのは自由だが、ご自分の影響力を少しは考えてもらいたいものだ。最近、この人の書く原稿は投げやりであるか、説教臭くて困る。かつての文体からはふつふつたる静かな怒りが伝わってきたものだが、どうしたものだろう。

 そんなこともあり、ノダトモを必要以上に持ち上げるこの雑誌を、なるべく敬遠していた。

 しかし連載企画「風景の皿」で、ダム湖に沈み行く岐阜県・旧徳山村を取り上げたルポは珠玉の出来栄えだ。20年前に村を出た少女アユミが大人になり、来春には湖底に沈むかつての自分住居跡でキャンプする。無人の村は山菜の宝庫。故郷の山菜の味を記憶にとどめようとするアユミの行動を、乾いた文体で淡々と追った。実は山菜の料理をする過程を追っているのが、いつしか少女が村を出て大人になった過程を紡ぎだしていた。筆者の蜂須賀公之氏がどれだけ意図していたかは知らないが、料理の記事でも見事なルポになるものだと、あらためて証明したことになる。

 昨秋、この徳山ダムを見てきた。国内最大のロックフィルダムは、間もなく試験湛水が始まる。あの学校のあとも、あの炭焼き小屋も湖底に沈むのだ。

 パドラーの雑誌や会話でよく「上流にダムがあるから水量が安定している」と言う言葉を見たり聞いたりする。そのたびに強い違和感を覚える。

 ある釣り雑誌では「ダム放流水が冷たいおかげでマス類の生息範囲が広がった」と発言したライターが、釣りライター仲間から総スカンを食らったことがあると聞いた。釣り人の間では、ダム建設に反対している人が多いためだ。

 ここでダム建設の是非を書き連ねる野暮はしないが、少なくとも多大な犠牲の下に「安定した水量」があることを認識してもらえたらと思う。

 BE-PAL、チョッと見直したぞ。   muna