黒磯カヌークラブ

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台湾遠征記5 大怒神 by matsu

2009-08-08 15:15:06 | 台湾関連
続いてこちら。
時刻9:30にして、早くもヤマ場を迎える。
後日taiwanチームのHPでは、このスポットを「大怒神」と称していた。

usuの表情がこわばっている。白濁した水が、完全なホワイトウォーターと化した。
日本チームは全員パス。Taiwanチームは3人トライ。

先陣を切ったDANはS字の入口で沈。強烈なボイルと複雑な流れでロールしてもすぐ沈させられ・・・10回位トライした後力尽きて脱艇。


この後は中レベルの流れが続く。
落ち込みのような景色が見えてきたので、エディを取って様子を伺おうとした。他のメンバーもやってきたが、マイクロエディのため留まることができず、ちょっと混雑状態になる。何とか上陸したusuと話していると、下流で何やら騒いでいるのに気付く。ただならぬ事態を感じた2人は急ぎ足で落ち込みの所向かうと・・・







写真は「全て片付いた後」でJAMESが下った時のもの。ルートは左岸沿い以外NO WAY
だったのだ。

どうやら前がつかえていたため、noriはやむを得ずここの真ん中を「横向き」で落ちたらしい。

既にtaiwanチームがロープレスキューを試みていた。落ち込み近くの岩場には上がれるのだが、足場が悪くロープが届いても引けない。Shinoが「松本さん泳ぎますか?」と重苦しい口調で言う。気持ちはそうしたいがとてもとても・・・足場のよい場所からはロープが届かないので2つ繋げようかとshinoに相談してみたが、つなげても投げて届かないじゃん。ノーアイデアな私。

数分後、noriのレスキューに成功するも、小胖のdieselがホールの中で踊りつづけている。するとtaiwanチーム3名が対岸に渡りボート回収の段取りを始める。Tonyのライジャケに上流と下流の2方向からロープが取り付けられた。なるほど・・・毎度のことながら彼らのレスキュー経験値は相当高い。実践で鍛えられているし、それ自体も楽しんでいるフシがある。前回のnoriさんレポートの言葉を借りると「こいつらただものじゃねえ!」
いよいよtonyが入水、ホールに近付いたところで・・・dieselが、はい消えたーっ  次の瞬間、数m下流で水中からオレンジの塊が勢いよく射出!「リサーキュレーションの底の流れを掴めば抜けられる」とはよく言うが、まさにこれなのか。
時刻 10:00




気の抜けない流れは続く・・・

ホールの一件で腰が引けてしまったのか、ちょっとした落ち込みで沈するメンバーも。

いささかトーンダウンしている日本チームへ気を遣ってくれたのだろう。哥(deng)から記念撮影のお誘いが。

岩の回廊ですな。確かに絶景・絶景。少し表情が和らいできたかな?
気を取り直して、再出発だー


程なく下見(苦笑)

ライン取りについて相談する日本チーム。
ここまでヤラレ気味のusuであったが、ここは理想的なライン取りでクリア!

今度はポーテージ。

かつぎ疲れたところで、「お昼休憩にしよう」との声。やったー!安堵の表情に包まれる。


休憩中のshino。ビミョーな表情に注目。お気楽ポーズに見えるが、実は左こめかみ付近に受けたダメージを手でかばっているのだ。

こうしてヘビーな前半戦を何とか乗り切った一行であった。


続けて!

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