サワサワ流れを聞いて・・・独り言の上の空を眺め・・・
見つめられて感じる、騒がしい音の時間を・・・
喧騒と想うのか・・・ささやきと感じるのか・・・
泣きながらお腹を満たすには、溢れた暮らしに・・・
自然の音は小さく、優しく語りかける・・・。
例える言い訳はナゾナゾを作り始め・・・
答えのない疑問を唱えては・・・先送りする心の内が解らないように誤魔化して・・・
色付けするコトバの意味は流行りの中から・・・
文化を超え・・・理屈を変えて行くけれど・・・
神話や伝説の生まれた想像豊かな暮らしの中には・・・
妄想も夢も現実も・・・泡沫のなかに泳いでいたのかも・・・。
擦れてかすれたテープの音は・・・ザリザリ語る温もりの歌を・・・
自分の声とは似ても似つかない声で話しかけ・・・
単調な音楽を・・・大きな頭で奏でて撫でまわし・・・
自分の内に残る小さな音は・・・
レコードでも無い、華奢なアナログな機械に通されて・・・
暮らしに落として来た記憶の音はいつまでも・・・
手探りの中で覚えつつ・・・懐かしくささやいている。