暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

季節

2024年08月25日 | 古民家
 羽音を合わせて空に広げ・・・雲の隙間と手を叩き浮かべば・・・
廻り始めた暮らしがすぐには飛べなくても・・・
ゆっくり助走もたどたどしく響き・・・
挑戦するばかりの目の奥は・・・負けた後の笑い顔が映ってる・・・。



諦める前の口元に・・・哲学の意味を持ち出して・・・
出来ない言い訳に走れば・・・
合わせ鏡に映る奥底に、沈んだ自分の姿は細く細く・・・
薄っぺらな横から叩かれ気付いた
頬の腫れは・・・
無口とお喋りで誤魔化しているのかも・・・。



タプタプとそよぐ田園風景に走る・・・
人と人影が・・・夏と秋の隙間を踏みつけたら・・・
実りと落ち葉がカラカラ乾いて・・・
焼けた歌声が流れる風景に・・・
音消す季節の足音もまばらに響き始め・・・
口閉ざし・・・偲ぶ暮らしは蓄えて眠る。

コメント
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