暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

休憩

2024年10月13日 | 古民家
 覆いつくす草木の先に・・・魅力的な古屋が見つかり見上げると・・・
葉っぱの屋根の・・・青の空がズキズキ刺さり・・・
酸っぱいが入り混じる煙の輪の中に・・・手探りでまぎれ込んでは・・・
コソコソと下草に寝転んで・・・赤い実のなる小枝をつまんで汚れても・・・
白いシャツに落とした絵柄には・・・流れる呼吸が伝っている・・・。

秘密基地で覚えて森に眠る・・・内緒の言葉を持ち帰り・・・
瓶詰めに隠した仲間と想いでは・・・何度も見返す本に納まり・・・
言い伝えと昔し話を紡いだ人の手は・・・見開きの中で色褪せて・・・
遊んで走り回る町の灯に・・・呼び声ひとつ背中を押し・・・
通りの向こうの古びたお店は・・・いつもの調子て開いている・・・。

帰れば両手を開いて迎えてくれた・・・しわがれた声と甘い声は・・・
町でほほ笑み待ちくたびれた・・・暮らしの行方を夢に乗せ・・・
次の世代に呼び掛けては・・・繋がり探して歩く迷い人が・・・
助けを求めて外に出て・・・素知らぬ顔で見送っても・・・
守り合う町の灯に・・・待ち焦がれた子供たちは・・・
やさしい顔で迎え入れ・・・ちょっとお休みと腰を下ろしている。

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