暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

手を結ぶ

2024年08月11日 | 古民家
 壁の隙間をラジオは素通り・・・気になる行方は知る由も無く・・・
隣の関心事は挿絵と向かい合わせの・・・風切る音は言葉と廻り・・・
大きな噂は耳をふさいで聞こえ・・・小さな事件を引き立て役に・・・
廻りの様子は産声を上げ・・・関心事の魅力に乗せられて行く・・・。

お尻を追いかけ手を繋ぎ・・・雨の止んだ後に聞こえる音は・・・
香りの中にほほ笑んで・・・いつか聞いた振出を探しながら・・・
甘えた香りを楽しんで・・・探し続けたいつもの温もりに・・・
いつも決まって手を引いて・・・見上げる顔の光と影は微笑んで・・・
向かい合う・・・その手の間に重なる想いはヨチヨチと・・・
幼い姿が似合ってる・・・。

薄い膜が張り・・・向かい合いで座った先に出会う声は・・・
金切り声と刻んだ言葉は・・・穏やかに・・・
艶やかに着飾る暮らしと、真逆に答えていつの日か・・・
忘れて過ごした飾りの中で・・・お家のカタチも、TVの場所も・・・
いつも座った椅子の様子と手を洗い・・・
うがいをして待つ洗い髪に・・・ほつれたボタンの掛け違いを・・・
終わりの無い時間で片付く想い出の中身は・・・
並んだ手の輪で繋がっている。










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