日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

ミッシェル・ウィー

2005年11月23日 20時33分59秒 | スポーツ
明日から「カシオワールドオープン」が行われる。ゴルフ男子ツアーに女子が出場するのは、時々あるが、ウィーはプロ転向まもない16歳になったばかりだ。少し甘やかしているんではないかと思うので、その話題を。

ミッシェル・ウィー 1989/10/11生まれの韓国系米国人。祖父はソウル大教授。父もハワイ大教授のインテリの家系。184cm、65Kg、足27cm。ドライバーの平均飛距離280ヤード。今年10月5日15歳でプロ転向。ナイキ(4年)と共にソニー(5年)とも契約、年間契約金は1000万ドル(12億円)と言われている。泣く子も黙るアニカ・ソレンタムでも契約金は年間7億円程度と言われているのに。コーチは、これまた「あのデービット・レッドベター」だ。今回の出場料は5000万円とも。フェニックスのタイガーだって1億円だったのに、異例の高額だ。予選落ちは避けたいところだ。
そして、主催者の最大のプレゼントは、予選ラウンドの同組競技者だ。手嶋多一(33)プロは、去年の選手会長だ。高校卒業後すぐに渡米。アレキサンダー・ジュニアーカレッジ入学。(ゴルフもジュニアーカレッジ全米1位の実績)ジョージア大、東テネシー大へ進んでゴルフの修行。1992年帰国で日本でも大活躍。去年選手会長におされる。ドライバーもウィーをそんなに引き離さないし、会話もバッチリだ。そして、「気分よくプレーしてもらう為に全力をつくします」とも言っている。
もう一人の競技者も、横田真一(33)プロだ。今年の選手会長だ。温厚な性格から選手会長に押されたのだ。ウィーに気分良くプレーしてもらう方策がちりばめられている。この同組2人にも出場料が出ているんではないかと疑うほど「やっつけてやる」というコメントはどこを探しても見当たらなかった。
「日本は甘い」とも言えるが、ページ管理人も密かに期待しているから、心は不思議だ。