日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

拒否権を持つ6人

2005年11月17日 09時04分42秒 | MLB
松井秀喜外野手の契約に「トレード拒否権(29全チーム)」(チームを指定して拒否権を結ぶこともある)を結んだことから、ヤンキースで拒否権を持つのは6人となった。

デレク・ジーター内野手(31) 10年(2001~)総額215億円(年俸21.5億円)(金額は円高で1ドル=119円で算出、総額は推定)
マイク・ムシーナ投手(36)    7年(2001~)総額142億円(年俸20億円)
ジェーソン・ジアンビ内野手(34) 7年(2001~)総額142億円(年俸20億円)
アレックス・ロドリゲス内野手(30) 10年(2000年にダイヤモンドバックスと契約~2004年トレードでヤンキースへ)総額290億円(年俸29億円)
ランディ・ジョンソン投手(42)  3年(2005~)総額36億円(年俸12億円)
松井秀喜外野手(31) 4年(2006~)総額62億円(年俸15.5億円)
A・ロッドもそうだが、弱小チームなどでは1年契約が多く、長期契約しても、トレードで優勝を狙えるチームへの移籍を希望することが多い。ヤンキースで3Aでの調整を拒否できるのは、3人(ジーター、ロッド、ジアンビ)だけ、常にMLBベンチを約束されている。
松井選手が意識しなければならないのは、ゲーリー・シェフィールド外野手だ。2003年に3年総額46.5億円(年俸15.5億円)で年俸では並んだが、3年でトレード拒否権もない。ニューヨークのファンは「残って欲しい選手」でも、記者投票の「働いた選手」でも、松井選手の上にいる。