日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

巨人も小久保も悩む

2005年11月05日 09時56分25秒 | 野球
巨人の原監督は、なんと7年ぶりに「キャプテン制」を宣言、小久保裕紀選手を当てる構想をぶち上げた。
今シーズン中に、小久保は親しい仁志選手や上原投手に「このオフには王監督の元に戻るんだ」と打ち明けている。(小久保はFAの権利を持っているが、まだ行使していない)
小久保は、高塚球団社長(当時、ダイエー三点セットを牛耳っていた権力者。後スキャンダルで失脚))との確執(練習中にも呼び出され、社長の行きつけのクラブの女性との握手や写真を・・・)で巨人へ無償トレード。このいきさつが普通にFAできない面もある。
原監督は、小久保を離したくないので、キャプテン構想になったようだ。王監督(GM兼任)は、練習熱心で人格的にも優れている小久保を高く買っているので、将来は後継者(秋山の次か?)と考えているようだ。城島(FAでMLBか)にも尊敬され、秋山(2軍監督)にも尊敬され、そして小久保。王監督は、監督の域を超えている。尾花コーチの巨人入りについても、長い単身赴任を強いた償いに、王監督がお願いしたようだ。
小久保はFAしないように思うので、王監督がトレードを申し込むかも。巨人は失いたくない。表面に現れないかも知れないが、裏では巨人とソフトバンクで綱引きが活発化しそうだ。「落とし所は難しい」