歩きながら考える

最近ちょっとお疲れ気味

増える「海外で働く日本人」

2007-05-24 23:58:49 | ニュース・雑感
海外で駐在員として働く民間企業の人たちは何人いるのか、外務省領事局政策課「海外在留邦人数調査統計」で調べてみました。
それによると、2005年で同伴の家族を含めて39万人が民間企業関係者の長期滞在者として登録されています。この数字には政府機関の関係者、留学生、永住者は含んでいません。39万人、つまりちょっとした県庁所在地の都市の人口に相当する人々が、異国の地で働き、生活しているわけです。そして10年前からの推移を見ると、2000年以降に急増していることがわかります。2000年から2005年にかけて実に10万人も増えており、地域としてはアジアでの増加が目立ちます。
海外で働く日本人の数は、日本の企業活動の国際化が進む中、おそらくこれからも増え続けるでしょう。働き盛りの人たちがどんどん海外に出ていってしまうと日本経済が活力を失う、と危惧する向きもあるかもしれません。しかし、少子高齢化が進む中で将来有望なマーケットが国内には見えにくい中、海外で働いて外貨を稼いでくれる人が増えてもいいのではないでしょうか。
もちろん程度にもよりますが。。。

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