
「帰ってきた」けれど、また去っていったドラマ「時効警察」。
すなわち、6月7日で最終回を迎えました。
(「さよならのメッセージは別れの言葉とは限らないと言っても過言ではないのだ!」)
主演“オダギリジョー”。
趣味で時効となった事件を捜索し、
犯人がわかったところで告発するわけではありません。
「誰にも言いませんよ」カードを渡し、一件落着とします。
その内容も奇妙ですが、一貫して“癖”があるのは登場人物たち。
このドラマ独特の“癖”と“乗り”は、
はまってしまうとまるで麻薬のように効いてくるでしょう。
ウィキペディアにも、
「登場人物のほとんどが独特の”ノリ”を持っており奇抜な言動・行動が多い」
と記しています。
ただ、その人物造形は劇画的です。
ややもすると単に奇をてらっている感もあります。
その中でどこにでもいそうなのだけど、
少なくともぼくの周囲にいないタイプは“三日月しずか”(麻生久美子)。
彼女は“霧山”(オダギリジョー)の捜索のパートナーです。
彼女の言動、乗り、癖は常軌を逸しているわけではないものの、
どこかが変。
8割は常識的で、あとの2割が少しずれているのかもしれません。
そんな三日月の乗りは少女漫画チック。
少年漫画にはおおよそ登場することのないキャラだと思います。
登場するとしても「女友だち」か、好きな子の「友人A」。
恋愛の対象になるかどうか微妙なところです。
そのためか、三日月は霧山を密かに想っていますが、
なかなか進展しません。
霧山にとって彼女は捜索のパートナーで、
恋に発展するまでにはきっかけと時間を必要とするようです。
最後は「話のつまらない男」をめぐってストーリーが進んだ「時効警察」。
霧山と三日月の関係が少し変わりそうな雰囲気はあったものの、
結局表面上では何の進展もありませんでした。
三日月を見ていると重なるのは、
『のだめカンタービレ』(二ノ宮知子)の“のだめ”と、
『こどものおもちゃ』(小花美穂)の“サナ”。
いずれも天然ちゃんで、
どこにでもいそうなのだけどなかなかいない人。
最終話の中で「美しい」と言われ、はたまた「ブス」とも言われ、
真面目なのかひょうきんなのか、とらえ所がありません。
それだけに妙な存在感を発しています。
もしそこに心を射抜かれたら、もう引き返せないでしょう。
麻薬のようなオンナになるはずです……。
すなわち、6月7日で最終回を迎えました。
(「さよならのメッセージは別れの言葉とは限らないと言っても過言ではないのだ!」)
主演“オダギリジョー”。
趣味で時効となった事件を捜索し、
犯人がわかったところで告発するわけではありません。
「誰にも言いませんよ」カードを渡し、一件落着とします。
その内容も奇妙ですが、一貫して“癖”があるのは登場人物たち。
このドラマ独特の“癖”と“乗り”は、
はまってしまうとまるで麻薬のように効いてくるでしょう。
ウィキペディアにも、
「登場人物のほとんどが独特の”ノリ”を持っており奇抜な言動・行動が多い」
と記しています。
ただ、その人物造形は劇画的です。
ややもすると単に奇をてらっている感もあります。
その中でどこにでもいそうなのだけど、
少なくともぼくの周囲にいないタイプは“三日月しずか”(麻生久美子)。
彼女は“霧山”(オダギリジョー)の捜索のパートナーです。
彼女の言動、乗り、癖は常軌を逸しているわけではないものの、
どこかが変。
8割は常識的で、あとの2割が少しずれているのかもしれません。
そんな三日月の乗りは少女漫画チック。
少年漫画にはおおよそ登場することのないキャラだと思います。
登場するとしても「女友だち」か、好きな子の「友人A」。
恋愛の対象になるかどうか微妙なところです。
そのためか、三日月は霧山を密かに想っていますが、
なかなか進展しません。
霧山にとって彼女は捜索のパートナーで、
恋に発展するまでにはきっかけと時間を必要とするようです。
最後は「話のつまらない男」をめぐってストーリーが進んだ「時効警察」。
霧山と三日月の関係が少し変わりそうな雰囲気はあったものの、
結局表面上では何の進展もありませんでした。
三日月を見ていると重なるのは、
『のだめカンタービレ』(二ノ宮知子)の“のだめ”と、
『こどものおもちゃ』(小花美穂)の“サナ”。
いずれも天然ちゃんで、
どこにでもいそうなのだけどなかなかいない人。
最終話の中で「美しい」と言われ、はたまた「ブス」とも言われ、
真面目なのかひょうきんなのか、とらえ所がありません。
それだけに妙な存在感を発しています。
もしそこに心を射抜かれたら、もう引き返せないでしょう。
麻薬のようなオンナになるはずです……。
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