どなたか、この映画をご覧になった方、いらっしゃいます…?
もしいらっしゃったら、どういう感想をお持ちになったのか
聞いてみたいです。
2011年3月11日、東日本大震災に伴う福島第一原発の事故で、
未曽有の事態を防ごうと現場に留まり続けた作業員の、
当時のニュースでは報道されることもなく誰も知る由もなかった
姿を描いたドラマです。
9年前のあの時、街が津波に飲まれていく様子に言葉を失いましたが、
それに続く建屋の爆発の映像は、未だに目に焼き付いています。
日本は終わってしまうのではないかという恐怖感は忘れることはありませんが、
その時、あの場で命を懸けて福島を、日本を救おうとしている人たちに
思いが及ぶことはなかった気がします。
津波の映像が含まれることはわかっていましたが、私は大丈夫だと思っていました。
が、実際に映画が始まり震災が起こると、ものすごい恐怖感、緊張感が
よみがえってきて、鳥肌と動機がしばらくは治まりませんでした…
そして気付けば、最後の最後まで涙が出っぱなしでした
涙の理由が、自分でも何なのか、何でなのか、説明できません。
だから、他に観た方がいらっしゃったら聞いてみたいのです。
90人以上の証言を基に、当時の状況を再現したそうです。
故 吉田所長を演じた渡辺謙、現場で指揮を執る当直長の佐藤浩市、
このお二人がホントにすごいです…
東電が一切協力していないのがミソだなと思いました。
自然、舐めちゃだめです。