こんにちわ、「くまドン」です。
今回も、冬の葛西臨海公園の続きです。
葛西臨海公園には、人工のなぎさが二つあります。東なぎさと西なぎさですが、西なぎさは人が砂浜で遊ぶことを前提に作られているので、昼間は橋を渡って、西なぎさに行く事ができます。
下の写真は西なぎさの東側にある石積み堤防から、西なぎさの内側を眺めた風景です。これでも十分な数の鳥がいますが・・・
東なぎさは、鳥類保護を目的に作られているので、進入禁止区域です。人が入らないので、安心できるのか、人がいる西なぎさに比べて、種類も数も多く見る事ができます。
西なぎさの堤防から東なぎさの方を見ると、スズガモの大群がいます。相変わらず、すごい数ですね!
手前は西なぎさと東なぎさを分ける水路で、後方は東京ディズニーランドのホテル群です。
撮影した1月頃は1万数千羽程いたそうですが、2月には、ついに3万羽前後にまで増えたそうです。
画面の一部を超望遠でアップにすると、
さらに、画面の一部をトリミング(画像の切取)をすると、
スズガモは昼間は寝ている個体が多く、頭が黒くて小さく出ていて、胴体部が白がスズガモ(♂)、胴体部が御下茶色がスズガモ(♀)になります。よく見ると、首の長いカンムリカイツブリが混ざっています。
ここで、手前の東なぎさの石積み堤防の上に小さな鳥が群れているのに気がつきました。
ハマシギ(冬鳥)の群れのようです。この時は満潮の時間帯で、エサを探す干潟(ひがた)もありませんので、堤防の上で休んでいます。
よく見ると、堤防の下の水面近くにもハマシギが数羽いて、盛んにエサを探しています。
上の写真の右側に一羽のシギが飛んでいる所を下の写真のようにトリミング(画像の切取)すると、ハマシギではなく、ちどり(千鳥)でした? ハマシギと同じぐらいの大きさですが、目の所や首の回りに黒い線があるので容易にハマシギとチドリの見分けがつきます。(さすがにここまで小さく切り取ると画面の解像度は落ちます)
「くまドン」は鳥は素人(しろうと)ですから、撮影時は夏に撮影したコチドリが越冬しているのか?思いましたが、コチドリは夏鳥で不正解でした。
日本のチドリ(千鳥)の代表的な4種は以下の通りです。(大雑把な内容ですので、例外もあります)
(1)コチドリ (関東では夏鳥、西日本の暖地で留鳥、南西諸島では冬鳥)
(2)イカルチドリ (関東では留鳥、北海道の一部で夏鳥、南西諸島では冬鳥)
(3)メダイチドリ (旅鳥)
(4)シロチドリ (関東では留鳥、北日本では夏鳥、南西諸島では冬鳥)
目の所の黒線と額の模様、首周りの白線が輪状になっていて、その下の黒線が前のノド部分で切れていることから、シロチドリ(留鳥)のようです。
今度は写真の左隅をトリミングすると、ハマシギの群れの中にかなりの数のチドリが混ざっています・・・・?
上の写真の左隅にいる3羽は頭が赤茶色になっているので、別種か?と思いましたが、シロチドリ(♂)の夏羽は頭の上部が赤茶色で、1月の時点で夏羽になっていました。
下の絵は、広重の名所江戸百景「第96景 堀江ねこざね」(秋景)です。
この絵は江戸川区の隣にある千葉県・市川市(いちかわし)の行徳(ぎょうとく)の風景ですが、絵の下に千鳥(チドリ)の一種を捕獲する網(あみ)を仕掛けている人の姿が描かれています。(現代では固定網の猟は禁止されています。)
1月に葛西臨海公園に行った日は2日ありますが、1日目は午前中は晴れていたのですが、午後から雲が広がってしまいました。その時の風景からです。
そして、2日目は一日中晴天で、美しい夕焼けを見せてくれました。
以前、作成したブログは、以下の通りです。
(1)夏にコチドリを撮影した時の話は、
「名所江戸百景186 5月の葛西臨海公園(5) 一本足のコチドリ」
(2)ハマシギとイソシギを撮影した時の話は、
「名所江戸百景156 第71景 利根川ばらばらまつ 葛西臨海公園(4)」
(3)スズガモやカンムリカイツブリの写真は、
「名所江戸百景154 第71景 利根川ばらばらまつ 葛西臨海公園(2)」
「名所江戸百景183 5月の葛西臨海公園(2) 夏羽のカンムリカイツブリ」
今回は、これで終了とさせていただきます。
くまドンのブログに訪問していただき、ありがとうございます。
日本プログ村に参加しています。良ければ、「ポチッ 」応援お願いします。(携帯からは無効ですので、不要です。)
今回も、冬の葛西臨海公園の続きです。
葛西臨海公園には、人工のなぎさが二つあります。東なぎさと西なぎさですが、西なぎさは人が砂浜で遊ぶことを前提に作られているので、昼間は橋を渡って、西なぎさに行く事ができます。
下の写真は西なぎさの東側にある石積み堤防から、西なぎさの内側を眺めた風景です。これでも十分な数の鳥がいますが・・・
東なぎさは、鳥類保護を目的に作られているので、進入禁止区域です。人が入らないので、安心できるのか、人がいる西なぎさに比べて、種類も数も多く見る事ができます。
西なぎさの堤防から東なぎさの方を見ると、スズガモの大群がいます。相変わらず、すごい数ですね!
手前は西なぎさと東なぎさを分ける水路で、後方は東京ディズニーランドのホテル群です。
撮影した1月頃は1万数千羽程いたそうですが、2月には、ついに3万羽前後にまで増えたそうです。
画面の一部を超望遠でアップにすると、
さらに、画面の一部をトリミング(画像の切取)をすると、
スズガモは昼間は寝ている個体が多く、頭が黒くて小さく出ていて、胴体部が白がスズガモ(♂)、胴体部が御下茶色がスズガモ(♀)になります。よく見ると、首の長いカンムリカイツブリが混ざっています。
ここで、手前の東なぎさの石積み堤防の上に小さな鳥が群れているのに気がつきました。
ハマシギ(冬鳥)の群れのようです。この時は満潮の時間帯で、エサを探す干潟(ひがた)もありませんので、堤防の上で休んでいます。
よく見ると、堤防の下の水面近くにもハマシギが数羽いて、盛んにエサを探しています。
上の写真の右側に一羽のシギが飛んでいる所を下の写真のようにトリミング(画像の切取)すると、ハマシギではなく、ちどり(千鳥)でした? ハマシギと同じぐらいの大きさですが、目の所や首の回りに黒い線があるので容易にハマシギとチドリの見分けがつきます。(さすがにここまで小さく切り取ると画面の解像度は落ちます)
「くまドン」は鳥は素人(しろうと)ですから、撮影時は夏に撮影したコチドリが越冬しているのか?思いましたが、コチドリは夏鳥で不正解でした。
日本のチドリ(千鳥)の代表的な4種は以下の通りです。(大雑把な内容ですので、例外もあります)
(1)コチドリ (関東では夏鳥、西日本の暖地で留鳥、南西諸島では冬鳥)
(2)イカルチドリ (関東では留鳥、北海道の一部で夏鳥、南西諸島では冬鳥)
(3)メダイチドリ (旅鳥)
(4)シロチドリ (関東では留鳥、北日本では夏鳥、南西諸島では冬鳥)
目の所の黒線と額の模様、首周りの白線が輪状になっていて、その下の黒線が前のノド部分で切れていることから、シロチドリ(留鳥)のようです。
今度は写真の左隅をトリミングすると、ハマシギの群れの中にかなりの数のチドリが混ざっています・・・・?
上の写真の左隅にいる3羽は頭が赤茶色になっているので、別種か?と思いましたが、シロチドリ(♂)の夏羽は頭の上部が赤茶色で、1月の時点で夏羽になっていました。
下の絵は、広重の名所江戸百景「第96景 堀江ねこざね」(秋景)です。
この絵は江戸川区の隣にある千葉県・市川市(いちかわし)の行徳(ぎょうとく)の風景ですが、絵の下に千鳥(チドリ)の一種を捕獲する網(あみ)を仕掛けている人の姿が描かれています。(現代では固定網の猟は禁止されています。)
1月に葛西臨海公園に行った日は2日ありますが、1日目は午前中は晴れていたのですが、午後から雲が広がってしまいました。その時の風景からです。
そして、2日目は一日中晴天で、美しい夕焼けを見せてくれました。
以前、作成したブログは、以下の通りです。
(1)夏にコチドリを撮影した時の話は、
「名所江戸百景186 5月の葛西臨海公園(5) 一本足のコチドリ」
(2)ハマシギとイソシギを撮影した時の話は、
「名所江戸百景156 第71景 利根川ばらばらまつ 葛西臨海公園(4)」
(3)スズガモやカンムリカイツブリの写真は、
「名所江戸百景154 第71景 利根川ばらばらまつ 葛西臨海公園(2)」
「名所江戸百景183 5月の葛西臨海公園(2) 夏羽のカンムリカイツブリ」
今回は、これで終了とさせていただきます。
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