こんにちわ、「くまドン」です。
今回も相変わらず鳥の話ですが、前回シロチドリの話をしましたので、チドリの話を続けます。場所は、江戸川区と江東区の境にある旧中川(きゅうなかがわ)で、撮影日は昨年・平成26年2月下旬ごろですので、ほぼ1年前の話です。
2月ですから、気温も低く、寒い日が続いていましたが、日差しは暖かい日でした。
旧中川沿いに移動していると、多人数乗りのボート(カヌー?)を見つけました。
(絵画調)
ちょうど河川敷に降りる所だったので、ボートの近くまで行ってみました。近づいてみると、会社名がありましたので、その会社の研修か?同好会でしょうか?
ここで、右下の護岸に何か動いているのに気がつきました?
上の写真では、分かりずらいので、トリミング(画像データの切取)して、2倍の大きさに拡大したのが下の写真です。
画面の右下の護岸にチドリ(千鳥)らしき、鳥がいます。わかりますでしょうか?
「くまドン」は正直、チドリは水のきれいな自然の川や砂浜にいる鳥と思っていたので、人工護岸の旧中川にいる事に驚きました。初見です。
ここでカメラのズームを超望遠にして、チドリの撮影となりました。チドリは運の良い事に護岸の上の方まで登ってきてくれました。チドリは小さいので、さらにトリミングして、通常の縮小率の半分(画像の画面率は25%)にしています。
鳥は近づくと逃げますので、距離を取って撮影します。今回も鳥は小さいので、鳥のアップ写真はトリミングです。
チドリは小さすぎるので、ほとんど撮影をあきらめていました。「くまドン」がまともにチドリを撮影したのは、これが初めてです。コチドリ(夏鳥)ぐらいしか種類を知らなかったので、撮影後に調べてみると、「イカルチドリ」でした。
コチドリと比較して、イカルチドリ(冬羽)は、目の所の黒い部分が細く、ひたい(額)の黒色と茶色の隙間がなく、クチバシが長く、先端で細くなっています。
比較用に「5月の葛西臨海公園」で載せたコチドリ(夏鳥、夏羽)の写真を再度載せておきます。
コチドリは、イカルチドリに比べて、目の周りのアイリングがはっきりしていて、目の黒い部分が太いので、判別できるかと思います。
さて、最初に見たボートに目を向けると、漕ぎだす準備が整ったのか、全員で漕ぎ始めて、進んでいきます。
奥に見える橋の付近が広重の名所江戸百景「第67景 逆井のわたし」が描かれた場所です。
下の絵は、広重の名所江戸百景「第67景 逆井のわたし」(夏景)です。
イカルチドリの方は、元いた水際に戻って行きました。
以外にも、護岸の水際の方にいるチドリは、河川敷の人が通る道からは全く見えない死角なのです。チドリの方も安心できる場所なのでしょうか?(・・・見えなければ安全なのか・・・???・・・・今年も旧中川の護岸に近づいたら、種類は不明でしたが、護岸にチドリがいたらしく、対岸に飛んで逃げていく姿が見れました。近づかなければ、結構のんびり歩き回っていますから、追いかけまわさないように見てください。)
ここで、「くまドン」がふと疑問に思ったのは、「チドリが食べる物が無さそうな人工護岸で、何をエサにしているのだろうか?」という事です。エサになりそうな無いのですが・・・???
【イカルチドリ】
関東付近では留鳥、北日本に生息する個体は冬は温暖な土地に移動する。
河川の中流・上流域に多く生息し、河原や中洲の礫地で繁殖する。海岸や干潟で観察される事は少ない。
エサは動物食で、水辺を歩きながら、昆虫類、節足動物、ミミズなどを探して食べる。
撮影した旧中川付近は荒川放水路の河口から、わずか2kmしか離れていない下流域です。
イカルチドリを旧中川で見たのは平成26年2月に20年ぶり2回の降った大雪(積雪20cm越え)の一週間後ですから、大雪で中流域から退避してきたのかな?と思いましたが、このイカルチドリは雪には強いらしいです。
答えを見つけるとしたら、潮の干満で干潟の生じる荒川放水路側に答えを求めるべきでしょうか?
下の写真は、荒川放水路の小松川側の干潟の様子です。干潮の時間帯は、川沿いに干潟が長く現れます。
正面の橋は、首都高7号線の橋です。その橋桁の左側にタワーホール船堀も見えています。
写真で川の中に白く点々と見えるのはカモメです。その他にもサギ類やシギ・チドリらしき小さい鳥がエサを探す姿も見る事ができます。ただし、イカルチドリは、ゴカイやカニを食べるのだろうか疑問です・・・??
満潮の時間帯になると、水深が深くなるので、旧中川に羽を休めにきます。旧中川付近は海抜0m地帯の為、洪水対策として水位を干潮位(A.P.)-1mに低く固定しているので、水位が安定しています。
ドブ川だった旧中川が、チドリが生息できるまで環境が改善したことが、「くまドン」には驚きであり、喜べる話でした。
今回は、これで終了とさせていただきます。
くまドンのブログに訪問していただき、ありがとうございます。
日本プログ村に参加しています。良ければ、「ポチッ 」応援お願いします。(携帯からは無効ですので、不要です。)
今回も相変わらず鳥の話ですが、前回シロチドリの話をしましたので、チドリの話を続けます。場所は、江戸川区と江東区の境にある旧中川(きゅうなかがわ)で、撮影日は昨年・平成26年2月下旬ごろですので、ほぼ1年前の話です。
2月ですから、気温も低く、寒い日が続いていましたが、日差しは暖かい日でした。
旧中川沿いに移動していると、多人数乗りのボート(カヌー?)を見つけました。
(絵画調)
ちょうど河川敷に降りる所だったので、ボートの近くまで行ってみました。近づいてみると、会社名がありましたので、その会社の研修か?同好会でしょうか?
ここで、右下の護岸に何か動いているのに気がつきました?
上の写真では、分かりずらいので、トリミング(画像データの切取)して、2倍の大きさに拡大したのが下の写真です。
画面の右下の護岸にチドリ(千鳥)らしき、鳥がいます。わかりますでしょうか?
「くまドン」は正直、チドリは水のきれいな自然の川や砂浜にいる鳥と思っていたので、人工護岸の旧中川にいる事に驚きました。初見です。
ここでカメラのズームを超望遠にして、チドリの撮影となりました。チドリは運の良い事に護岸の上の方まで登ってきてくれました。チドリは小さいので、さらにトリミングして、通常の縮小率の半分(画像の画面率は25%)にしています。
鳥は近づくと逃げますので、距離を取って撮影します。今回も鳥は小さいので、鳥のアップ写真はトリミングです。
チドリは小さすぎるので、ほとんど撮影をあきらめていました。「くまドン」がまともにチドリを撮影したのは、これが初めてです。コチドリ(夏鳥)ぐらいしか種類を知らなかったので、撮影後に調べてみると、「イカルチドリ」でした。
コチドリと比較して、イカルチドリ(冬羽)は、目の所の黒い部分が細く、ひたい(額)の黒色と茶色の隙間がなく、クチバシが長く、先端で細くなっています。
比較用に「5月の葛西臨海公園」で載せたコチドリ(夏鳥、夏羽)の写真を再度載せておきます。
コチドリは、イカルチドリに比べて、目の周りのアイリングがはっきりしていて、目の黒い部分が太いので、判別できるかと思います。
さて、最初に見たボートに目を向けると、漕ぎだす準備が整ったのか、全員で漕ぎ始めて、進んでいきます。
奥に見える橋の付近が広重の名所江戸百景「第67景 逆井のわたし」が描かれた場所です。
下の絵は、広重の名所江戸百景「第67景 逆井のわたし」(夏景)です。
イカルチドリの方は、元いた水際に戻って行きました。
以外にも、護岸の水際の方にいるチドリは、河川敷の人が通る道からは全く見えない死角なのです。チドリの方も安心できる場所なのでしょうか?(・・・見えなければ安全なのか・・・???・・・・今年も旧中川の護岸に近づいたら、種類は不明でしたが、護岸にチドリがいたらしく、対岸に飛んで逃げていく姿が見れました。近づかなければ、結構のんびり歩き回っていますから、追いかけまわさないように見てください。)
ここで、「くまドン」がふと疑問に思ったのは、「チドリが食べる物が無さそうな人工護岸で、何をエサにしているのだろうか?」という事です。エサになりそうな無いのですが・・・???
【イカルチドリ】
関東付近では留鳥、北日本に生息する個体は冬は温暖な土地に移動する。
河川の中流・上流域に多く生息し、河原や中洲の礫地で繁殖する。海岸や干潟で観察される事は少ない。
エサは動物食で、水辺を歩きながら、昆虫類、節足動物、ミミズなどを探して食べる。
撮影した旧中川付近は荒川放水路の河口から、わずか2kmしか離れていない下流域です。
イカルチドリを旧中川で見たのは平成26年2月に20年ぶり2回の降った大雪(積雪20cm越え)の一週間後ですから、大雪で中流域から退避してきたのかな?と思いましたが、このイカルチドリは雪には強いらしいです。
答えを見つけるとしたら、潮の干満で干潟の生じる荒川放水路側に答えを求めるべきでしょうか?
下の写真は、荒川放水路の小松川側の干潟の様子です。干潮の時間帯は、川沿いに干潟が長く現れます。
正面の橋は、首都高7号線の橋です。その橋桁の左側にタワーホール船堀も見えています。
写真で川の中に白く点々と見えるのはカモメです。その他にもサギ類やシギ・チドリらしき小さい鳥がエサを探す姿も見る事ができます。ただし、イカルチドリは、ゴカイやカニを食べるのだろうか疑問です・・・??
満潮の時間帯になると、水深が深くなるので、旧中川に羽を休めにきます。旧中川付近は海抜0m地帯の為、洪水対策として水位を干潮位(A.P.)-1mに低く固定しているので、水位が安定しています。
ドブ川だった旧中川が、チドリが生息できるまで環境が改善したことが、「くまドン」には驚きであり、喜べる話でした。
今回は、これで終了とさせていただきます。
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