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スポーツ祭東京2013 弓道(9/29撮影)

2013-10-12 10:30:33 | スポーツ祭東京2013
う こんにちわ、くまドンです。

 今回は、スポーツ祭東京2013の「弓道」競技の撮影です。当然、弓道は初めての撮影です。
(絵画調)


 試合会場は近的と遠的の2会場ありました。
 まず、近的会場に行くと、観覧席は満員で、競技場もガラス張りの為、反射が大きく撮影不可能でした。

 近的は距離28m先の直径36cmの霞的(かすみまと)に当った本数で勝敗を決める競技です。

 続いて、遠的会場に移動すると、こちらも、観覧席は満員でしたが、撮影には絶好のポジションとなる左側からの撮影は可能でした。(何故?)

 午前中の遠的は、成人女子の予選です。競技の最後の方の県を撮影することができました。
 1チーム3人構成で、1チーム12射(3人が順番に射ち、一人4射)を2回行い、得点的に当った点数の合計点で予選の順位が決まります。

 奥に見えるのが、直径100cmの的(まと)ですが、遠的は的までの距離が60mもあり、中心部に近い所に当る程、得点が高くなります。右の最前列が記者席です。
(絵画調)


 剣道が大きな声を出して気合いを入れるのに対し、弓道は発射時に集中力が必要で、撃つ瞬間に音を立てないようにするのが礼儀の沈黙の武道でした。会場の雰囲気が、なんとなく、凛(りん)としています。

 ただし、矢が的に当った瞬間だけは、応援の人から、勇ましい掛け声が飛び出します。

 なお、試合撮影時のカメラ設定は、ストロボ(フラッシュ)OFF設定(厳守)、光線はAUTO、ISO感度は半屋外ですが、矢や弓の動きが早い為、ISO400を選択。連写機能は、何回か撮影た上で判断して、COOLPIXの連写機能の一つ、「先取り撮影」を選択しました。

 通常の撮影や連写モードでは、単純に矢を放った時にシャッターボタンを押して、写真が撮れるまでのタイムラグ(時間差)により、矢が飛んで行った後になり、弓しか写りません。競技者の動作に、タイムラグを予測して、シャッタータイミングを合わせられる方はともかく、のんびりしている「くまドン」では、とても撮影不可能です。
(絵画調)

 連写の写真を見ると、矢を放った反動で、弓が一時的に逆向きになるのですね!

 「先取り撮影」では、シャッターボタンを半押し(軽く押す、この時にピントもAFロックされます)すると先行して連写が始まります(途中でボタンを放すと、撮影中止となり、メモリには記憶されません)。矢を放つ音がした瞬間にシャッターを押すと、その前後の数枚が連続写真(12枚~25枚)として残ります。
 「くまドン」のように、のんびりしていても、何回かに1回ぐらいの割合で、矢が飛ぶ瞬間が撮影できました。

 ただし、本来なら、撮影後に必要な5枚だけ選択するのですが、無視して、次の撮影に進みますので、全枚数が画像として残り、後のデータ処理が大変な事になりました。
 便利な機能ですが、連写機能は、撮影後に画像データの処理の時間10秒~30秒程度の間、撮影不可能になる欠点があります。1回撮影すると、次の方の射は撮影が間に合わないことが多いです。それでも1チーム12射あるので、それなりに撮影できるのですが・・・・
(絵画調)

 さらに、経験的な事を言えば、「先取り撮影」の最初の撮影では、通常の連写と勝手が異なり、戸惑います。撮影に慣れたのは2回目からでした。あらかじめ、適当な動く対象物で練習していた方が楽です。
 初めての弓道の撮影ですから、カメラの液晶画面に集中していても、矢を放つ瞬間が予測できません。
 シャッターボタンを半押しした時にピントが合わなかったり、隣のチームが矢を放つ音でシャッターを押したりかったりで、タイミングミスも多く、結構、悪戦苦闘していました。

 観客の人が次から次へと見に来ます。席の数に限りがあるので、応援の人達も、他の人に譲る為に退席するので、「くまドン」も少し遠的場から離れて、休憩場に行くことにしました。
 休憩所には、弓道具の販売もしていました。

 休憩場でも競技の様子を映しているモニタがあって、のんびり見ていました。
 30分程度して、再度、遠的の会場に行くと、珍しく右側の階段付近の人の数が少なく、前列の人の頭越しに見れるので、階段を上がりました。
 ここは、的(まと)がすぐ近くに見える場所です。見ると左下の写真のように、真ん中付近に一杯命中しています。
 「おお!すごい」と、得点板を見ると、なんと、東京都代表でした!!!
 観覧席右側の的近くは混んでいて、同じ都道府県の応援者が優先的に見れるように係の方が誘導していました。
 たまたま、東京代表の時に行ったのが偶然で、しかも、ここから見れたのは、この時だけなのですが・・・・

 的の真ん中(黄色)に当ると10点、外側の赤に当ると9点、そして、青・黒・白の順に7点・5点・3点となります。

 下の写真が、東京代表の方々。結局、1回目の高得点(77点)が大きく、当日は予選を7位で通過(8位までが予選通過)です。(祝)

 「くまドン」は素人なので良くわかりませんが、集中力を必要とする競技の為か、その時々で好不調が大きく変わり、予選2回目や決勝トーナメントでも、3人が交互に調子の良い人がいるという感じで、3人とも健闘していました。

 もはや、東京国体の弓道競技は終了してしまいましたので、結果を転記いたします。(誤記があったら、ごめんなさい)
【弓道競技結果】
成人男子・近的
 優勝:大分(祝) 準優勝:青森、3位以下:兵庫、高知、長野、北海道、鹿児島、栃木
成人男子・遠的
 優勝:岡山(祝) 準優勝:鹿児島、3位以下:大分、奈良、広島、神奈川、兵庫、東京
成人女子・近的
 優勝:鹿児島(祝) 準優勝:広島、3位以下:宮崎、高知、大阪、大分、岩手、秋田
成人女子・遠的
 優勝:高知(祝) 準優勝:広島、3位以下:愛知、宮城、新潟、山口、徳島、栃木
少年男子・近的
 優勝:鳥取(祝) 準優勝:高知、3位以下:宮城、福岡、熊本、新潟、島根、愛知
少年男子・遠的
 優勝:高知(祝) 準優勝:群馬、3位以下:鹿児島、新潟、岐阜、千葉、鳥取、熊本
少年女子・近的
 優勝:高知(祝) 準優勝:宮崎、3位以下:長野、石川、愛知、山梨、鹿児島、鳥取
少年女子・遠的
 優勝:栃木(祝) 準優勝:愛媛、3位以下:山梨、兵庫、岐阜、東京、宮崎、鹿児島

 今回の結果だけを見ると、高知が8種目中6種目でベスト8(優勝3種目)と、鹿児島は6種目でベスト8(優勝1)が突出した結果となっています。岡山も強く、成年男子の遠的では、順々決勝が98点、順決勝が70点、決勝が96点と、安定した強さで優勝しています。その他にも鳥取・大分が優勝しているなど、九州・四国・中国地方に強い県が多く、完全に西高東低の傾向が見えます。
 それでも、ベスト8に残った都道府県を見ると北海道から近畿地方までも、まんべんなく入っていて、ベスト8に3種目以上残った県を見ても、栃木(優勝1)、新潟、愛知、兵庫と強い県もありますので、楽しめるのではないでしょうか。(会場で整理していたボランティアの方から、弓道は人気種目ですからと教えてくれました。)

 今回も、小金井市の小中学校が作った各都道府県の応援旗です。

 本来、国体(国民体育大会)は、「スポーツを通して国民とりわけ青少年に勇気と希望を与える」に始まり、「広く国民の間にスポーツを普及し、国民の健康増進と体力の向上」を目的としていますから、勝つことでは無く、「スポーツを楽しむこと・スポーツする楽しみを知る」ことが主目的でした。
 各都道府県のスポーツ振興も目的の一つですから、開催地の代表選手が予選なしで各競技に出場できる事自体は問題は無いでしょう。結果としては、他の県より出場選手の数が多くなり、競技毎に加点される得点が大きくなります。結果としては、比較的、人口が多く、スポーツが盛んな開催地は、国体で優勝の可能性が高くなります。
 (国体で都道府県別に得点を付けて、順位を付けている事自体知りませんでしたが・・・・・)
 ただ、いつの間にか開催地が優勝するのが義務化されるような、おかしな話になっています。
 こうした中、本来あるべき国体の姿を貫いたのは、2002年の高知国体です。結果として、高知県は10位に甘んじ、東京の優勝になりましたが、そんな高知県が、弓道で優勝したことを素直に喜びたいと思います。
 10年以上前の話で、県知事も時代も違うのかもしれませんが、高知県・優勝・入賞・出場おめでとうございます!!!


 とりあえず、東京国体(スポーツ祭東京2013)のブログはこれで一段落とさせていただきます。
 水の競技(ボート・セーリング・カヌー)や弓道は撮影枚数が多すぎて、全部載せるのは不可能でした。
 なお、10/12(土)~10/14(月)に、共同開催の「第13回全国障害者スポーツ大会」が行われています。

 次回からは、名所江戸百景の続きに戻ります。
 高田の馬場の流鏑馬(やぶさめ)を体育の日(10/14)までにブログを更新させなければ・・・(汗)


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