gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

名所江戸百景254 オリンピック競技場問題(2) 海の森水上競技場(ボート、カヌー・スプリント)

2015-09-02 12:25:47 | 名所江戸百景
こんにちわ、「くまドン」です。

 今回も2020年東京オリンピックの競技場問題が続きます。今回は、東京都担当のボート、カヌー・スプリントの競技場となる海の森水上競技場についてです。8月中に作る予定でしたが、体調悪化などの理由でのびのびになっていました・・・・
 まず、湾岸エリアの新規施設はどれも、建設資材や人件費の高騰により、建設費がかなり上昇しています。
 特に、海の森水上競技場(ボート、カヌー・スプリント)は、当初予算が69億円(施設の費用のみ)に対して、一時は1000億円越えとなりました。その後、競技に不要な費用を減らしてやレイアウトを見直して、491億円まで減らしましたが、当初予算と比べると、飛びぬけて予算が上昇しています。
 予算の大半の400億円がの締切堤と水門・揚排水施設の地盤改良の費用で、残りが施設の建設費用だそうです。 逆に言えば、この地盤改良の費用を削らなければ、予算を大幅に減らす事ができないわけですが、簡単に行きそうもありません。

 下の写真は昨年・平成26年に、ゲートブリッジの歩道橋から中央防波堤の水路の方向を撮影した写真です。

 上の写真の右奥の水路にボート、カヌー・スプリントの競技場が造られる予定です。

 海の森水上競技場の現状は、すでに平成27年1月に東京都が基本設計を「パシフィックコンサルタンツ」という会社に依頼済みで、8月末が履行(りこう=実行)期限らしく、新規建設した施設のオリンピック後の方向性を公表して、8月中頃まで意見を集めていたそうです。
 東京都が基本設計を依頼している内容は以下の通りだそうです。
(1)競技場の観覧席数は2万4000席(うち4000席が仮設席)。
(2)延長2991メートルの護岸と延長400メートルの締め切り堤の基本設計、
(3)水門・揚排水施設の基本設計(水門2基、揚排水施設1基)、
(4)競技関連棟(延べ約5890平方メートル)など

 なお、海の森水上競技場のオリンピック後利用の方向性は、「国際大会が開催できるボート、カヌーの競技場とするほか、多目的な水面利用を図り、都民のレクリエーションの場とする」そうです。

 現時点では、断片的な情報しかないので、競技場のレイアウトや構造も全く不明と言う状態ですので、限られた情報から、半分推測で思考を進めるしか方法ありませんでした。
 競技のルールも良く知らない素人(しろうと)考えで、知識不足な所も多いですが、小さな個人ブログですし、間違いや誤解があっても社会的な影響は小さいかなと思い、自由に考えさせていただきます。
 「くまドン」としては、税金のムダ使いに対しては反対ですが、オリンピックの計画を混乱させる気はありません。  相変わらずの素人意見ですが、色々な話すと、話の内容がぼやけてきますので、先に結論を言いますと、

(1)まず、最初に疑問に浮かんだのは、オリンピック競技に必要な「静水面」がどこまで許容されるのか?という疑問です。オリンピック委員会は会場の水路の干満による流れは許容できないのか?という話です。
 おそらく、真面目すぎる日本人は疑問にすら感じなかったかもしれませんが、外国はこういう点は柔軟な思考を持っています。
 「海の森水上競技場」の建設予算を異常に高くしている原因は、「静水面」を実現する為の「水門と締切堤」の耐震用基礎工事の費用が異常に高いという点にあります。(実際に妥当な価格化は?専門でなければ不明ですが・・)
 逆に考えれば、海で行われる事もある両競技において、東京湾の干満によって生じる水路の流れが許容できるのであれば、水門と締切堤は不要となり、消波用の浮きフェンスなどで対応になります。

 2015年の7月25日~8月10までの東京湾の潮位差は、大潮で最大2m、小潮で最低0.7mです。満潮と干潮の時間差は5~6時間程度です。瀬戸内海と違い、水路を通り抜ける流れはありませんので、水路内の海水が東京湾との間で出入りするだけです。
 ボートとカヌー・スプリント競技を行うと 「静水面」という競技規則の定義に対して、水門と締切堤がなくても問題がないかどうかをオリンピック委員会には確認しているのでしょうか?

 さて、ボート、カヌー・スプリントの競技場となる「海の森水上競技場」ですが、東京湾に浮かぶ中央防波堤の内側埋立地と外側埋立地の間の水路(下の航空写真中央の埋立地に挟まれた水路)に建設されます。
 下の写真は、大田区の東京港野鳥公園のネーチャーセンターに展示されていた写真です。

 写真が少し古いですが、中央の埋立地の右上に伸びる二重線が、現在の東京ゲートブリッジに当たります。
 埋立地の両側(東西)に東京港入口の防波堤が伸びていて、その先に大型船舶も通行する航路があります。

(2)「海の森水上競技場」のオリンピック後の公園として一般者の利用を考えると、水路の水質悪化の防止を前提に考えて欲しいと思います。
 ボート・カヌーの大会以外の日は、なるべく水路と東京湾の間で、水の循環が行われている事が望ましいです。
 水域の水の循環が悪いと、水質悪化がひどくなるので、競技の為に静水面をつくる為に必要とされる水門や締切堤自体が、水質悪化の最大の原因となります。
 水門などは開放状態にして、外からの波対策は水門の前か後ろに消波用の浮きフェンスなどで対応できますが、締切堤の方は完全に水の循環を妨げる要因にしかなりません。
 結論としては、
 水質悪化の原因となる締切堤と水門は、オリンピック期間だけの仮設設備で簡易構造(土盛りでも問題なし)として、オリンピック後は撤去にします。締切堤は、水路の親水護岸の一部にでもすれば良いかと思います。
 結果としては、大きな建設費上昇の原因となっていた締切堤と水門の耐震用の地盤・基礎工事費用が不要になりますので、大幅に予算を圧縮できるはずです。
 なお、オリンピック後の使用は、水路の東西両側に消波用の浮きフェンスで外からの波を防ぐだけで問題ないでしょ。オリンピック中に競技のコースと回漕レーンの間に使用した消波用フェンスがあるから、使用できるのでは?
 競技団体としては静水面を欲しがると思いますが、実際には、東京国体では、カヌー・スプリント競技は、潮の干満がある運河で行い、ボート競技は流れと潮の干満のある荒川放水路河口近くで行っていたのですから、別に締切堤が無くても問題無いと思います。 
 ボート競技の主力である大学ボートの艇庫は、「戸田漕艇場」に置いたまま、移動する気もありませんので、中央防波堤の水路のオリンピック後の運営は、一般者の公園利用を優先に水質保全を優先に考えた方が良いと思います。
 それから、東京国体2013の時に、カヌースプリント競技場の運河の水深を確保する為に、海底の泥を浚渫(しゅんせつ)していましたが、海底を深く掘って溝を造ると、その場所が無酸素層が発生の原因となり、青潮(あおしお)の発生源になりますので、海底の浚渫は、競技に必要な最低限の深さとエリアにしていただくようお願いします。
 (青潮対策に関しては、また、別の時に話してみたいと思っています。)

 前の航空地図に書いてあったように中央防波堤の両側航路は、東京港の重要な航路ですから、大型貨物船なども多く通過します。

 通行時に発生する引き波も、ボートやカヌーなどの小型艇が転覆しかねい影響がでますので、波の遮蔽が必要になります。

(3)海の森水上競技場」の観客席は、立ち見席を含めて2万4000席(仮設が4000席)だそうです。
 少し失礼ですが、はたして、こんなに観客が来るのかオリンピックの大会運営に不安を感じます。
 観客席は水路の護岸近くに作られる予定ですが、通常の埋立地の場合は、ある程度の長い年数を置かないと、地面の陥没などの影響が発生します。急いで、整地しようとすれば、当然、ムダな予算が発生するわけです。
 ここでも地盤改良の多額の費用が発生するなら、仮設4000席は無視するとして、残りの2万席はあえて席を作る必要は無いと思います。芝でも構わないので、幅が広めの階段にしてもらえれば、費用は安くて、のんびり観戦できそうです。
 単純計算として、1段・1m当たり2名として、2000mのコースに5段の段差があれば、
  2(人/m) × 2000(m) × 5(段) = 20000人
 となってしまします。オリンピック後に地面が陥没しても、すぐ補修できますしね。
 オリンピック後の利用を考えても、ゴザ(ビニールシート)などを広げて、ワイワイ話しながら、通常時の公園や競技時の観戦にした方が楽しいと思います。
 (さすがにオリンピック中は、宴会やりながら、リラックスしての観戦は無理かもしれませんが・・・・)

 下の写真の手前は中央防波堤東側の堤防で、その向こうに水路が見えますが、水路の幅は約200m、水路の手前から奥に向かって長さ2991mのエリアが「海の森水上競技場」となります。

 「海の森水上競技場」のエリアは海ですので、潮の干満の影響で水位が変動します。結果として、潮位の変動に合わせて、水路の水と東京湾の水位差により、ゆるやかな潮流が発生します。競技への影響を完全になくすためには、周りの海から水路の水を遮断する必要が生じます。

(4)2020年東京オリンピックの会場として、東京近郊のボートとカヌー・スプリントの競技場候補は、
 東京都心の近くであること
 2500mもの直線の長いコースと幅の水域が必要。さらに陸地にも艇庫などの施設が必要。
 静水面が必要な事(河川や調整池は、流れや潮の干満、洪水時の増水があり不可)
 競技以外の船が航行するのは不可(東京湾や運河・河川は貨物船、釣り舟、屋形船、観光船が多く通るので不可)

 そう考えると、ボートとカヌー・スプリントの競技場候補は、
 「海の森水上競技場」と、前回の1964年東京オリンピックでボート競技に使用された「戸田(とだ)漕艇場」
 (ただし、「戸田漕艇場」はボート用競技施設ですが、その一部を戸田競艇が使用しています。)
 の2カ所しかないわけです。

 以前、練習水域が不足している情報が見た事がありますが、この場合、「戸田漕艇場」を追加の練習水域にできるではと思います。
 毎年、「戸田競艇」がオリンピック期間に数日行われますが、西側の500mのみで、東側2000mとの間には障壁が設けられています。それ以外は2500m全て使用可能なはずです。
 「海の森水上競技場」と「戸田漕艇場」との間の選手やボート、カヌーの輸送をする場合は、船による荒川放水路経由の水上輸送が最善と考えます。道路に比べて渋滞が存在しない事やボート、カヌーの大量輸送が可能と考えます。
 隅田川経由は、水上バスや屋形船などの商業船が多く、通行量が多い為、輸送中の危険が発生し易いので、輸送ルートに向きません。荒川放水路の場合、中小型船は、隅田川や中川放水路への迂回指示ができるので、交通整理がし易いのが利点です。荒川放水路沿いにも屋形船や釣り船については、大会期間の日中の荒川放水路の通行は必要最低限(輸送中の船の見物は禁止)とし、選手や艇の輸送のない夕方から朝までは制約なしです。
 ただし、オリンピックで使用した水門は、「戸田競艇」が行われている西側にあり、オリンピック後に全く使用されていないようです。
 なお、「戸田漕艇場」は国営(文部科学省管轄)です。「戸田競艇」の施行者は、戸田競艇組合(戸田市、蕨市、川口市で、管理者は戸田市長)と埼玉県都市競艇組合(埼玉県15市、管理者は各市町の互選)となっています。
 隣の彩湖(荒川第一調節池)は、荒川の大規模洪水対策用であり、彩湖に川の水を入れる状況は、かなり危険な状態を想定しており、大増水した荒川放水路の水を逃がす為に彩湖(調整池)に流し込む事を想定しているので、都市部の洪水対策が優先事項で、競技用としての使用は禁止です。(自然保護領域もありますが)

(5)「海の森水上競技場」の水路部分に関しては、台風の波や風などの対策は必要ですが、津波に関する対策は不要と考えます
 ボート・カヌーの競技可能な静水面にするために、水門や締切堤が必要な場合でも、実運用に耐えられる程度のあまり予算のかからない簡素な水門・締切堤が望ましいです。

 下の地図は、東京港周辺の標高を表示した地形図です。
 「国土地理院ホームページ掲載のデジタル標高地形図画像データ(図名等)を使用しました。」

 下の地図の中央下部が中央防波堤です。こうしてみると、中間の水路の周辺は標高4m以上の土地に囲まれています。 地形図を見ると江戸時代からの陸地や古い埋立地の標高が3m以下に対して、新しい埋立地は標高が4m以上の所が多いのが分かります。
 南海トラフ級の大地震により大きな津波が発生しても、東京湾は伊豆半島・三浦半島・房総半島が堤防の役目となり、さらに、入口にあたる浦賀水道が狭く、東京湾内部で広がっている為、中央防波堤の津波高さは最大1.8m程度(さらに奥の陸地側の箇所でも最大2m~3m)と予想されています。また、津波の到達時間も1時間以上ありますから、まとも避難すれば、全員高台に退避可能なはずです。(高台へ避難誘導を呼び掛けているにも関わらず、危険を感じず、津波を見る為に低い場所に残るのは危険行為です。高台へ避難しましょう。)
 東京湾に進入してきた津波の大きな水のかたまり体積Vに対して、中央防波堤水路のように人家もなく、護岸のすぐそばに避難用高台がある場所では、津波の水を水路に引き込むことにより、他のエリアに流れ込む水量を減らした方が、全体の被害を軽減できるのではと思っています。(あくまで「くまドン」の素人の考えですが)
 正直、水門や締切堤のレイアウトや構造が分からないので、考える元情報が無いのですが、
 この考えで行きますと、中央防波堤水路の津波対策は、水門を開けて水路に水を引き込み、静水面を保つ為の締切堤も最低限の高さにしておいて、津波の力を受け流すように越流させるようにすれば良いことになります。当然、重要な施設や艇庫は、元から護岸の高場に上げておき、親水護岸の必要最低限の設備とコース(レーン)だけであれば、被害は最小になります。
 区部の中小河川・運河にある水門の場合、津波対策として水門を閉じて、水門内部の人家がある低い土地を守るのに対して、中央防波堤の水路の水門は全く逆の発想になります。


 参考程度ですが、東京国体2013の時のコースレイアウトです。(国内のボートレースは1000mが多いです。)


 「海の森水上競技場」をボート、カヌー・スプリントの競技場にする上で問題となる要件をまとめると以下のようになると思います。
(A)静水面(流れや波の無い静かな水面)で行われる事。
  海面ですから潮の干満の影響も
(B)護岸の波の反射を消波する装置が必要。中央防波堤の外を航行する大型船の引き波も遮断。
(C)一定の長さ・幅を持った長方形の水面の面積が必要です。
 ボートの場合、コースの長さ(2000m)+スタート・ゴール領域を合わせて、最低2220mの直線が必要。
  決められた幅持つレーン数の幅112mに加えて、戻る為の回漕レーンが必要。
  競技のコースと回漕レーンの間には漕いだ時に発生する波の消波機能が必要
  さらに、競技直前のウォーミングアップの為の練習水域や競技後のクーリングダウンエリアが必要。
 カヌー・スプリントの場合、コースの長さが1000mと500mになる以外は、似たようなルールと考えます。
(D)陸上側にも、艇庫や観客席、テレビカメラレーン、放送コンパウンドなどの施設が必要だそうです。

 下の写真は、東京国体2013の時に撮影した写真ですが、コースの説明の為の参考に載せます。
 こちらは、荒川放水路で行われたボート競技の風景です。
 手前がボートを出廷・着艇する為の浮き桟橋です。河口部ですので、潮の干満や川の増水で水位が変わるの浮き桟橋になっています。桟橋の陸側には仮設のボート置き場(艇庫)がありました。

 川の右側に競技用レーンがありますが、手前はゴールで、川の左端にスタート・練習水域に向かう回漕レーンがあります。オリンピックでは、競技用レーンと回漕レーンの間に消波壁が置かれます。
 出廷・着艇する為の浮き桟橋の位置はスタート側になるのでしょうか?(不明)

 右のスタートラインで各ボートが並んでいる所です。手前のボートは回漕レーンから練習水域に向かう所です。
(絵画調)

 左の水面にスタート用の発艇装置が浮かんでいます。スタートラインの陸側にもスタート監視用場所がありました。
 ロンドンオリンピックのボート競技でも、スタート用の発艇装置が使用されているそうです。

 競技の前の選手が練習水域(ウオームアップエリア)で準備しています。国体の時は日本人同士ですから漕ぐ方向などは自由に練習していますが、オリンピックのような国際大会では、何かしらのルールがあるのでしょう。

 さらに、オリンピックでは、競技後のクーリングダウンエリアも必要だそうです。
 荒川放水路は川幅が広く、競技中も一般船舶航路に大型船が通行します。その時に「引き波」と呼ばれる競技に影響(最悪、艇が転覆します)を与える波が発生しますので、その波が収まるまで、数分間、競技中断となります。
 当然ですが、オリンピックでは、競技に関係の無い船の波が発生する所では競技不可です。


 続いて、カヌー・スプリント競技の写真ですが、こちらも、出廷・着艇する為の浮き桟橋があり、その先に練習水域とスタートラインがあります。

 カヌー・スプリントには専用のスタート用装置の設置が必要です。当然、競技後の撤去は可能です。

 装置の故障もあるので、予備のレーンは必要なのでしょうか?
 競技用のレーンと、奥の回漕レーンを通り、競技後にゴール側からスタート側にある着艇用の浮き桟橋に戻る艇がいます。
(絵画調)

 日本国内では国際ルールを満足する長さ1000mの直線コースを確保できる場所は限られているので、国体でのカヌー・スプリントのコース長は500mと250mの種目となっているそうです。

 以前、作成したブログ配下の通りです。
(1)東京国体のボート競技とカヌー・スプリント競技は
 「スポーツ祭東京2013 ボート競技(9/11撮影)」
 「スポーツ祭東京2013 カヌー・スプリント(10/4撮影)」

(2)建設予算が増大する件について(かなり厳しい内容です。)
 「名所江戸百景250 オリンピック競技場問題(1) 過大な建設需要が最大の問題」

 前回も書きましたが、全体の流れとして、
 オリンピック招致段階では、東京都担当分の競技場施設の当初の予算が1500億円程度
 東京オリンピック招致が決まった途端に、競技場施設の予算が、最大4584億円までに膨らむ。
 都民・国民から非難が殺到、東京都側は多くの競技場の変更や競技場の予算圧縮により、2576億円まで圧縮
 当初予算から比べると、建設費の高騰により、建設費はかなり増大しています。

 湾岸エリアの新規施設でも以下の状況です。建設資材や人件費の高騰により、建設費がかなり上昇しています。
 東京都は湾岸エリアに新規で建設する施設を、トップアスリートの競技利用だけでなく、一般の人が気軽にスポーツやレジャー・レクリエーションに使用できる「後利用の方向性」の意見を募集しているそうです。8月中までに集めて検討する予定とのことでした。(基本的には後利用の運営が黒字になる為の意見を希望している見たいです。)
 (1)海の森水上競技場(ボート、カヌー・スプリント) 当初予算   69億円 → 491億円 
 (2)葛西臨海公園の近く(カヌー・スラローム)    当初予算   24億円 →  73億円 
 (3)夢の島公園(アーチェリー)             当初予算   14億円 →  24億円 
 (4)辰巳 オリンピックアクアティクスセンター(水泳) 当初予算 321億円 → 683億円 
 (5)有明アリーナ(バレーボール)           当初予算  176億円 → 404億円 
 (6)大井ホッケー競技場(ホッケー)          当初予算   25億円 →  48億円
 (7)有明テニスの森(改修)               当初予算   59億円 → 144億円 

 「くまドン」には(1)と(2)を考えるのがやっとで、(3)~(7)は建設費や競技の知識がないので無理でした。正直、(7)の既設の「有明テニスの森」のテニスコート増設だけで、なぜこんなに建設費がかかるのか?全くわかりません。

 今回は、これで終わりとさせていただきます。

 個人的には、ボート競技協会やカヌー競技協会に対して、何の悪意もないのですが、何分、建設費だけでなく、毎年の維持費も含めて、都民の税金負担になりますから、甘い事を言ってられないのです・・・・
 (当然、他の競技も建設費だけでなく、運用・維持費も含めて、しっかり考えて欲しいと思っています。)
 やっと、体調が回復してきて、ブログを作る合間に他の方のブログを見に行けるようになりました。10日近く見ていないので、結構大変です・・・・・・・・・・(汗)

 次回は多分(2)のカヌー・スラローム会場についてです。あまりいい案無いのですが・・・

 日本プログ村に参加しています。良ければ、「江戸時代」と「風景写真」のどちらかを「ポチッ」応援お願いします。
(両方押しても、1日1回分ですから不要です。携帯からは無効ですので、不要です。)
にほんブログ村 歴史ブログ 江戸時代へ にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村 (設定はINポイント順です)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。