こんにちわ、「くまドン」です。
今年・平成26年は日枝神社(ひえじんじゃ)の山王祭(さんのうまつり)が本祭でしたが、神幸祭(じんこうさい)の行列も終わり、大きな祭りは、本日15日が最後です。下町連合御渡(日本橋・八丁堀・京橋を神輿(最大12基)の御渡り)や日枝神社でも儀式や行事などが行われます。
今回は前回・平成24年と今回・平成26年に撮影した神幸祭の行列の風景からです。写真の大半は絵画調です。
江戸の天下祭・江戸三大祭りになるだけに山王祭りの神幸祭行列は、とても長いです。神社の行列の列次説明を見ると、大きく第一梯団(ていだん、集団)から第四梯団までの四つの集団に分かれます。最後の第四集団です。
(1)副宰領(ふくさいりょう)、禰宜(ねぎ、馬上)と口取(紫) (何も書いていない場合は前回・平成24年分です)
(2)権禰宜(ごんねぎ、白服)、巫女と続きます。
(3)日枝神社氏子総代連 高張(提灯)、総代連(茶色の裃)、日枝神社奉賛青年会 高張(提灯)、青年会旗(緑旗)
日枝神社葵会連 高張(提灯)、葵会連
茶色の裃(かみしも)の方は、半日奉仕らしいです。午前のJR四ッ谷(よつや)駅付近では、2名だったのが、
午後に有楽町のJR線路を通過した時には、いつの間にか人数が増えています。いずれにしても良い笑顔です。
後ろの緑の山手線の電車にヤクルト・タフマン(栄養ドリンク)のCMが描かれているのも現代の景色ですね。
帝国ホテルの正面ですが、実は、この場所、後方の東京宝塚劇場付近まで行くと、新幹線も見えるのです。
今回・平成26年の副宰領(代官姿)と権禰宜(ごんねぎ、白服)です。
後ろは、江戸城(皇居)の富士見櫓(ふじみやぐら)。
禰宜(馬上)と口取(白服)、後ろは桜田二重櫓
巫女
総代連ですが、何故か?今年は茶色の裃(半日奉仕)と青色の裃(終日奉仕)が混在しています。
再び、前回の平成24年分に戻ります。
(4)葵会連、竹棹(たけざお)持、花山車と続きます。
竹棹(たけざお)持は、鳳輦(ほうれん)や山車(だし)などが通行で邪魔(じゃま)になる街路樹の枝を上に持ち上げて、通行可能にする役目で、それぞれの山車前には必ず配置されています。
(5)干支山車(青龍)
前回の2年前は辰年(たつどし)でしたが、今回・平成26年は午年(うまどし)ですので馬の山車になります。
神幸祭行列の目的地・茅場町(かやばちょう)で撮影した写真です。今年の神幸祭は、お昼に雨に降られて残念でしたが、雨の中でも子供達が元気に干支山車を引いていました。用事があるので、これが最後の撮影となりましたが、午後には天候も回復したようです。
(6)美少年山車(テレビの人形劇に出てきそうな人形ですが、胸に猿の面をつけています。)
江戸時代の職人の技を生かして造られた山車だそうです。近代になると、道路に電線があり、山車の高さに制限が生じた為、上の部分が下に下がって、通過可能になるように工夫されています。
前回の平成24年は、築地市場(つきじしじょう)で見かけたような車で引っ張っていましたが、
今回・平成26年は人力で引っ張っていまいた(撮影場所の違いもあるので、なんとも言えませんが)。
(7)猿山車
日枝神社(山王信仰)では、サル(猿)は神の使いとして扱われるので、特別な意味を持ちます。
江戸時代の山王祭でも、猿山車と諌鼓鶏(かんこどり)の山車は先頭に位置し、広重の名所江戸百景でも、半蔵門(はんぞうもん)から江戸城に乗り込む神幸祭行列が描かれています。
下の絵は、広重の名所江戸百景「第51景 糀町一丁目山王祭ねり込」です。
真ん中奥に小さく見えるのが御幣(おへい)を担いだ猿の山車です。左手前に大きく見えるは諌鼓鶏山車です。
下は、今回・平成26年の猿山車の写真です。
皇居外苑は江戸時代は江戸城の「西の丸下」と呼ばれる場所で、主に普代大名(ふだいだいみょう)の屋敷のあった場所です。
巡行路の場所によっては、猿山車の後に山車が追加されています。
(8)牛若山車
(9)東郷平八郎元帥山車(JR市ヶ谷駅手前から牛若山車の前に入ってきた山車です)
最後は、今回・平成26年の猿山車と東京駅の写真です。前回は東京駅の丸の内駅舎(西口)は工事中でしたが、外観はかなりできていましたので、あまり、見た目は変わりません。
東京駅の向こうに工事用クレーンが見えます。まだ工事があるのですね?
前回の平成24年は八重洲口(東口)側が工事もありましたので、、工事用クレーンがかなりの台数ありました。
6/15(日)は「下町連合御渡」を見てきたので、第四集団のブログ作成が遅れました。
とりあえず、下町連合御渡を含めて、次回に、その他の山王祭の風景をいくつか取り上げて、今年の山王祭のブログを終わりたいと思います。画像データの整理が追いつかないので、今後は、ゆっくりペースです。
一応、第一集団からの過去ブログも並べておきます。(クリックで、そのブログへ飛びます。)
「名所江戸百景189 第51景 糀町一丁目山王祭ねり込 神幸祭の行列(1)」
「名所江戸百景190 第51景 糀町一丁目山王祭ねり込 神幸祭の行列(2)」
「名所江戸百景191 山王祭の神幸祭を見てきました。」
「名所江戸百景192 第51景 糀町一丁目山王祭ねり込 神幸祭の行列(3)」
今回は、これで終了とさせていただきます。
「くまドン旅日記」のブログを見ていただきありがとうございました。
次回は、今年の山王祭(今年は本祭)の最終回の予定です。
日本プログ村に参加しています。良ければ、「ポチッ」応援お願いします。(携帯からは無効ですので、不要です。)
今年・平成26年は日枝神社(ひえじんじゃ)の山王祭(さんのうまつり)が本祭でしたが、神幸祭(じんこうさい)の行列も終わり、大きな祭りは、本日15日が最後です。下町連合御渡(日本橋・八丁堀・京橋を神輿(最大12基)の御渡り)や日枝神社でも儀式や行事などが行われます。
今回は前回・平成24年と今回・平成26年に撮影した神幸祭の行列の風景からです。写真の大半は絵画調です。
江戸の天下祭・江戸三大祭りになるだけに山王祭りの神幸祭行列は、とても長いです。神社の行列の列次説明を見ると、大きく第一梯団(ていだん、集団)から第四梯団までの四つの集団に分かれます。最後の第四集団です。
(1)副宰領(ふくさいりょう)、禰宜(ねぎ、馬上)と口取(紫) (何も書いていない場合は前回・平成24年分です)
(2)権禰宜(ごんねぎ、白服)、巫女と続きます。
(3)日枝神社氏子総代連 高張(提灯)、総代連(茶色の裃)、日枝神社奉賛青年会 高張(提灯)、青年会旗(緑旗)
日枝神社葵会連 高張(提灯)、葵会連
茶色の裃(かみしも)の方は、半日奉仕らしいです。午前のJR四ッ谷(よつや)駅付近では、2名だったのが、
午後に有楽町のJR線路を通過した時には、いつの間にか人数が増えています。いずれにしても良い笑顔です。
後ろの緑の山手線の電車にヤクルト・タフマン(栄養ドリンク)のCMが描かれているのも現代の景色ですね。
帝国ホテルの正面ですが、実は、この場所、後方の東京宝塚劇場付近まで行くと、新幹線も見えるのです。
今回・平成26年の副宰領(代官姿)と権禰宜(ごんねぎ、白服)です。
後ろは、江戸城(皇居)の富士見櫓(ふじみやぐら)。
禰宜(馬上)と口取(白服)、後ろは桜田二重櫓
巫女
総代連ですが、何故か?今年は茶色の裃(半日奉仕)と青色の裃(終日奉仕)が混在しています。
再び、前回の平成24年分に戻ります。
(4)葵会連、竹棹(たけざお)持、花山車と続きます。
竹棹(たけざお)持は、鳳輦(ほうれん)や山車(だし)などが通行で邪魔(じゃま)になる街路樹の枝を上に持ち上げて、通行可能にする役目で、それぞれの山車前には必ず配置されています。
(5)干支山車(青龍)
前回の2年前は辰年(たつどし)でしたが、今回・平成26年は午年(うまどし)ですので馬の山車になります。
神幸祭行列の目的地・茅場町(かやばちょう)で撮影した写真です。今年の神幸祭は、お昼に雨に降られて残念でしたが、雨の中でも子供達が元気に干支山車を引いていました。用事があるので、これが最後の撮影となりましたが、午後には天候も回復したようです。
(6)美少年山車(テレビの人形劇に出てきそうな人形ですが、胸に猿の面をつけています。)
江戸時代の職人の技を生かして造られた山車だそうです。近代になると、道路に電線があり、山車の高さに制限が生じた為、上の部分が下に下がって、通過可能になるように工夫されています。
前回の平成24年は、築地市場(つきじしじょう)で見かけたような車で引っ張っていましたが、
今回・平成26年は人力で引っ張っていまいた(撮影場所の違いもあるので、なんとも言えませんが)。
(7)猿山車
日枝神社(山王信仰)では、サル(猿)は神の使いとして扱われるので、特別な意味を持ちます。
江戸時代の山王祭でも、猿山車と諌鼓鶏(かんこどり)の山車は先頭に位置し、広重の名所江戸百景でも、半蔵門(はんぞうもん)から江戸城に乗り込む神幸祭行列が描かれています。
下の絵は、広重の名所江戸百景「第51景 糀町一丁目山王祭ねり込」です。
真ん中奥に小さく見えるのが御幣(おへい)を担いだ猿の山車です。左手前に大きく見えるは諌鼓鶏山車です。
下は、今回・平成26年の猿山車の写真です。
皇居外苑は江戸時代は江戸城の「西の丸下」と呼ばれる場所で、主に普代大名(ふだいだいみょう)の屋敷のあった場所です。
巡行路の場所によっては、猿山車の後に山車が追加されています。
(8)牛若山車
(9)東郷平八郎元帥山車(JR市ヶ谷駅手前から牛若山車の前に入ってきた山車です)
最後は、今回・平成26年の猿山車と東京駅の写真です。前回は東京駅の丸の内駅舎(西口)は工事中でしたが、外観はかなりできていましたので、あまり、見た目は変わりません。
東京駅の向こうに工事用クレーンが見えます。まだ工事があるのですね?
前回の平成24年は八重洲口(東口)側が工事もありましたので、、工事用クレーンがかなりの台数ありました。
6/15(日)は「下町連合御渡」を見てきたので、第四集団のブログ作成が遅れました。
とりあえず、下町連合御渡を含めて、次回に、その他の山王祭の風景をいくつか取り上げて、今年の山王祭のブログを終わりたいと思います。画像データの整理が追いつかないので、今後は、ゆっくりペースです。
一応、第一集団からの過去ブログも並べておきます。(クリックで、そのブログへ飛びます。)
「名所江戸百景189 第51景 糀町一丁目山王祭ねり込 神幸祭の行列(1)」
「名所江戸百景190 第51景 糀町一丁目山王祭ねり込 神幸祭の行列(2)」
「名所江戸百景191 山王祭の神幸祭を見てきました。」
「名所江戸百景192 第51景 糀町一丁目山王祭ねり込 神幸祭の行列(3)」
今回は、これで終了とさせていただきます。
「くまドン旅日記」のブログを見ていただきありがとうございました。
次回は、今年の山王祭(今年は本祭)の最終回の予定です。
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