くまドン旅日記

写真が趣味です。自然の風景、旅行、歴史に興味を持って撮影を続けています。

名所江戸百景188 築地獅子祭に行ってきました

2014年06月08日 20時10分27秒 | 名所江戸百景
こんにちわ、「くまドン」です。

 前回に話しました「つきじ獅子祭」に行ってきました。つきじ獅子祭は、築地(つきじ)・波除稲荷神社(なみよけいなりじんじゃ)の夏越し大祭(なごしたいさい))です。
 平成21年に鎮座350年を迎えた波除稲荷神社の江戸時代から続く伝統の祭りです。

 築地への到着は、神輿(みこし)とお歯黒獅子が出発した後でしたので、神社には黒い天井大獅子(雄獅子)がお留守番でした?(今年は陰年でした) この獅子は、高さ240cm、両耳幅330cm、重さ1トンもあります。

 神社に運行スケジュールと巡行路の地図がありましたので、お歯黒獅子を見つけることにしました。

 勝鬨橋(かちどきばし)に通ずる道路を渡ると、道路の先に「弁財天お歯黒獅子」の後姿がありました。

 お歯黒獅子に追いつき、正面に回りましたが、やはり大きいですね。
 この獅子も、高さ220cm、両耳幅250cm、重さ700kgあります。

 江戸時代から獅子頭を担ぐ伝統の祭りでしたが、関東大震災で焼失。平成になって、再興された獅子です。
 途中で気がつきましたが、お歯黒獅子を担いでいる人のほとんどが女性なのですね!

 弁財天お歯黒獅子が雌獅子(頭に丸い宝珠がある)なので、女性だけで担いでいるのかな?と思いましたら、女性だけで担ぐ区間があるそうです(築地の名物だそうです)。

 交差点を曲がった所に、町会の神輿の置かれている場所がありました。
 この付近は築地七丁目なので、神輿の札には「築七」と書かれています。

 お歯黒獅子が前を通ると「回して!」の掛け声が聞こえてきて、町会の神輿の方にお歯黒獅子の向きを変えて行きます。

 きれいに向きを変えて、決まりました。獅子の頭にある宝珠の中には弁才天の像が収められています。

 お歯黒獅子と反対方向から、昨年も見かけた桃太郎の山車(だし)がやってきました。
 築地に到着した時は、傘(かさ)をさすかどうか迷うほどの霧雨(きりさめ)が降っていました。
 山車も雨除けのビニールがかぶさっていますが、この頃には、すでに雨は止んでいました。

 お歯黒獅子も、こちらに向かってきます。

 さらに反対側からは、神社の千貫宮神輿が来ました。どうやら、ここがお昼の集合ポイントのようです。

 山車の囃子(はやし)の音楽も祭りの雰囲気を盛り上げます。

 お歯黒獅子も午前の巡行の終点に来ましたので、位置合わせです。

 宮神輿も、どんどん近付いてきます。この宮神輿は、関東大震災後の昭和になってから作られた神輿で、獅子の代わりに担がれていました。

 こちらも、拍子木を持った人が脚立の上に立って、位置合わせです。

 さすがに築地の祭りだけあって、一般の撮影者だけでなく、放送局のTVカメラもありました。
 午前中の最後は、神主さんの儀式が行われます。


 楽しそうな祭りで、雨も止みましたし、午後も楽しめそうでしたが、
 偶然、獅子頭と宮神輿・山車をまとめて撮影できましたし、ブログ作成や雑用があるので、帰る事にしました。
 当然、築地場外市場で、みやげを買う事にしました。築地に来た時は、半分これが楽しみです。
 今回の「くまドン」が買ったのは築地名物の「玉子焼き」とサケ(鮭)の切り身です。さすがに家で好評でした。

 ちょうど、お昼の時間だったので、あちこちの店で大行列ができていました。
 築地の場外市場は早く店じまいする所が多いので、お昼ぐらいまでに買った方が安全です。

 昨年作りましたブログは以下の通りです。
(1)昨年・平成25年の山王祭・夏越稚児祭とつきじ獅子祭の話は、
 <速報>名所江戸百景043 「日枝神社の山王祭」と「つきじ獅子祭」

 今回は、これで終了とさせていただきます。
 「くまドン旅日記」のブログを見ていただきありがとうございました。

 次回は、山王祭(今年は本祭)の続きの予定です。 

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