暖かい日と寒い日が、ジグザグしています。
1週間前から、娘が帰省していました。
子供たちが帰省すると、いつもどこかへドライブするのですが、
今年は、降雪が少なく暖冬なので、平成最後の出雲大社参拝に
行ってきました。(2月5日)
早朝7時半ごろに出発、途中通勤渋滞にあったため時間をロスしてしまったが、
その後は順調に走行でき、三次東ICから無料高速道路の松江道を走りました。
寒い冬には、必ず豪雪のニュースになる庄原市の高野地区は、
標高637mの最高地点を走っても、全く残雪がありません。
「道の駅たかの」で休憩するも、雪はありませんでした。
2月とは、思えない暖かさでした。
島根県と広島県の県境を走っても、道路は雪が無く遠方の山に残雪が見えるのみでした。
出雲大社に着きました。
大社に近いところに駐車(無料)して歩いて引き返して、大鳥居から参拝しました。
出雲大社の御本殿は1744年に造営され、これまで3度の遷宮が行われてきましたが、
平成20年から60年ぶりとなる「平成の大遷宮」が行われています。
遷宮とは、平成28年3月までと定めて、大国主命大神をはじめ、御神体や御神座を
本来あったところから移し、社殿を修造し、元のお住居にお還りいただくことだそうです。
その意味には、諸説あり、(1)木造建築の建物を維持していくため(2)社殿の建築など様々な、
技術を継承していくため(3)神社は清浄であることが必要で、そのために遷宮を行う
(神の力がリフレッシュされる)などと言われています。(島根観光ナビ参照)
平成28年3月には、すべての御社殿の修造が完了して、4月以降は、重要文化財の会所の修造、出雲大社と
密接な関係を持つ鎮守社8社などの修造、宝物殿の改修、現庁舎の建て替えなど、平成31年3月までを
平成の大遷宮として行われます。
参道
中央の参道は歩かずに、左右の参道を歩いて進みます。
参道の松
松の走り根
大国主命の像
拝殿
一般の神社では、「2礼2拍1礼」しますが、出雲大社では、「2礼4拍1礼」です。
大注連縄
2018年7月17日、6年ぶりに架け換えられた大注連縄は、国内最大級で全長13.6メートル重量5.2トン
最大胴回り8メートルだそうです。
島根県飯南町の出雲大社勧農講社頓原支部飯南町注連縄企業組合に寄って奉製されました。
続いて御本殿の前の八足門
ここから奥へは入れません。
御本殿を一周します。
御本殿の高さは24mで、「大社造」と呼ばれる日本最古の神社建築様式だそうです。
御神座は御本殿と同じ南向きではなく西向きになるそうです。
御本殿を西側から
裏側からの御本殿
大国主の命と白兎
「因幡の白兎」と言う神話があるように、御自愛の象徴として、ウサギの像があちこちで見られます。
今回初めての天神社
天神社の後ろにある滝
滝の前の池の傍に大きな藪椿の樹がありました。
出雲大社赤藪椿
以前、ツバキ展で、素晴らしい盆栽を観たことがあります。
出雲大社周辺で発見された自生種の藪椿で、花が小さく、筒状で、濃い赤色が、特徴です。
思いがけずに、出会えた嬉しい花でした。
これまで、「平成の大遷宮」の間3度参拝することができました。
この先、多くの幸せのご縁がいただけますように・・・