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シンプルゆえに、深い味わい @ 三馬2丁目 『ステーキかんだ』



 7月中旬の平日夜、三馬の日赤病院のお向かいにある『ステーキかんだ』さんに、7年ぶりに伺いました。(前回は こちら)。夜のコースは、6500円と8500円の2種類ということで、今宵は6500円をお願いしておきました。

 店は1階が駐車場で、2階が店です。店内に入ると右手にカウンター、その奥の左手に個室が何室かあります。まあ個室と言っても襖で仕切られており、その上の欄間は空気の通り道になっています。感染対策のため、個室を予約しておきました。

 先客はカウンターのおじさん一人だけでした。マスターは美味しい料理を食べさせるのが好きで好きでたまらないといった感じの職人気質の方ですね。料理の一品一品を、実に丁寧に説明してくださいます。

 料理には余計な飾りや「見てくれの演出」などは一切ありません。なのでシンプルだけど、かえって料理の「深さ」が増しています。この店のモットーは「料理は素材の味で決まる」です。

 唯一選択メニューは 「ウニか牡蠣か」でした、ウニは+1000円とのことでしたが、雲丹を頂きました。海苔とわさびで頂きました。7年前と同じですね。終始一貫変らぬこの姿勢がかえって新鮮。だってその食材の美味しい食べ方って、毎年くるくるわかるもんじゃないですよね。

 全部で10品くらい出てきましたが、海の幸のオンパレード、本当にみんな美味しい。最後の最後にステーキが出てきましたが、ペロリと頂きました。ふたりとも大満足です。

 6500円のコース×2+1000円(雲丹)、生中×2、各地の地酒冷酒1合×4で、〆て19800円也。これだけ食べて飲んで、ひとり1万円というのは実に天晴れです。 また行きたいです。









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