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若い女性にも人気の昭和な寿司屋 @総曲輪 『寿し富』


 富山ネタが続いてすいません。もうしばらくお付き合いを。

 総曲輪のアーケード街を1本だけ北側に入ると、古い飲食店が並ぶ小路があります。その一角に、この「寿し富」さんがあります。店内入って右側がL字形のカウンター、カウンターの右奥は厨房ですね。左側面にはお座敷がある模様。座敷の手前には古新聞・古雑誌が雑然と重ねられています。大将と内儀さんお二人合わせて150歳くらいでしょうか。

 いや~こういう雰囲気、好きですねえ。同じ小路にある「アルコール禁止の寿司屋」のように、行列ができることは決してないだろうが、僕はこういう雰囲気の寿司屋 好きです。

 氷雨ふる日曜の午後に伺いました。先客はおりません。お年の割には張りのあるいい声の大将が、元気よく迎えてくださいました。おやっ? ネタケースには 各々の魚に前に、魚のネームプレートが捧げられてるじゃないですか。これ、わかり易いですね。

 大将に「握りお願いします」と言うと、「1650円、2200円、2600円とありますが、いかがいたしましょうか」と説明してくださいます。三択を迫られれば、たいていの日本人は真ん中を選びますよね。僕も当然のごとく「じゃ、2200円でお願いします」と即答!!

 寿司は意外に早く出てきました。2貫、3貫とまとめてだされます。魚はおいしかったのですが・・・、シャリはあまりおいしくなかったです。生意気言ってすいませんが、寿司はやはり、シャリとネタ、両方おいしくないとね。でもいい店にはちがいないですよ。

 そろそろお勘定をお願いしようかとしていたら、若い女性の二人組が入店して来ました。珍しいですねえ。こんな場末な(失礼!!)すし屋に。大将との会話から、彼女たちも初入店の模様。それにしても、こういう雰囲気の店で、若い女性たちがカウンターで寿司つまむっていいもんです。このすし屋と出合ったということも、これも何かの縁ですからね。贔屓にしてくださいね。

 今度は、夜の部に来てみたいよね。こういう居酒屋食の強い寿司屋って いいよね。今日の御代は 銚子1本(550円)こめて 2750円なり。ごちそうさまでした。シャリはたまたま僕の口には合わなかっただけかもしれないからね。店自体は、昭和テイスト炸裂のいい店です。大将も内儀さんも いい味だしてます。

 明日の日曜日 ブログお休みします
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