金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
伊波普猷への旅(3) ~ そこは明らかに異空間であった
歩き始めてほどなく、右側に目指す場所はありました。入口には 伊波の簡単な略歴を記した掲示板がありました。中に入ると明らかに周囲とは異なる空間がありました。
左がお墓 右が顕彰碑です。
この顕彰碑には、かの有名な撰文が刻まれています
彼ほど沖縄を識った人はいない
彼ほど沖縄を愛した人はいない
彼ほど沖縄を憂えた人はいない
彼は識った為に愛し愛した為に憂えた
彼は学者であり愛郷者であり予言者でもあった
切々たる名文ですよね。実際に顕彰碑の前に立つと、この撰文 長年の風雨にさらされたためか あまりよく判読できません。なにせ、顕彰碑が建立されたのは1961年、いまから50年以上前だからね。
「識った為に愛し 愛した為に憂えた」
僕としては「憂えた為に」何をしたのか? が大切だと思うね。そしてそれこそが、伊波の人生そのものだったんだろうね。
しばしの間、伊波の歩んだ人生に思いをはせ、駐車場に向かう手前に、浦添城跡へと降りる急な坂道がありました。下まで降りると、きれいに整備された城(グスク)が そびえたっていました。今帰仁城などと比して、いかにも観光色が強いのが難点ですね。
↓こんな感じ
このグスクの丘から、北側に宜野湾方面がよく見えます。真中あたりに だだっ広いスペースが空いてました。
↓これです 大きいねえ
「そうか あれが普天間基地なんだ」。まさに市街地の中の基地。 こりゃ行かねばなりませんね(つづく)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 伊波普猷への... | 伊波普猷への... » |
コメント |
コメントはありません。 |
コメントを投稿する |