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旅先でなければ買わなかった @ 『役に立たない読書』by 林望

 


 出張やひとり旅の際は、電車や飛行機の中で読む本を家から持ってゆきます。で、先日の東京ツアーでは、急いで家を出たため、本を持って出ませんでした。しかたなく東京の本屋で、「一番罪のなさそうな本」として買った次第。

 電車のなかで一気に読み終えました。タイトルの『役に立たない読書』というのは、日本古典のことを指しています。読んだからと言って、仕事や日々の生活に別に何の役にも立たないが、人の成長を涵養するものとしての古典を薦めているわけです。

 前半では 直木賞や芥川賞の作品などは すぐに廃れるファッションみたいなものと喝破しています。これには全く賛同します。

 常日頃 50年後も読み継がれていると自分が確信できる本だけを買って読みたいと思っている小生ですが、この林望センセイの本自体が、「旅先でなければ決して買う事のなかった本」です。はい。悪しからず。


 明日の日曜日 ブログお休みします

 

 

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