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福久界隈 ~ 生真面目なうどん @「七味家」

 


 8号線を津端方面に向かって、福久あたりの左手に店はあります。「煮込みうどん」のデカイ看板がありますので、すぐにわかります。

 入るとすぐに、食券の券売機があるのですが、紙の食券ではなく、プラスチック製。何となく懐かしい雰囲気ですね。名物の「もつ煮込みうどん」(870円)にしたかったけど、この日はぽかぽか陽気の日だったので、冷たいぶかっけうどん(600円)にしました。

 15分ほど待ったでしょうか、ようやく出てきたうどんは、熱いうどん食べるときの普通のどんぶりに、真黒い汁が並々とかけられて出てきました。ねぎと山葵がのっています。

 ぶかっけうどんというので、讃岐うどんの腰のある麺を勝手に想像していましたが、柔らか~い、いわゆる「金沢うどん」の麺でした。その真黒クロスケの汁は、予想に反してくどくなく、いい塩梅に出汁が効いています。なので全部飲みほしました。(血圧あがりそう・・・)

 きちんと丁寧につくった生真面目なうどんでした。欲を言えば、柚子か酢橘の一片をいれていただくと、なお一層おいしくいただけると思いました。

 昨今は「○亀製麺」が大人気で、確かにそのうどんもおいしいよね。七味家さんのような個人経営の店は、どうしても価格面で劣ってしまうけど、この店の味を慕う固定ファンは多いと思いました。

 それから、店員さん(奥さんかな?)の丁寧な接客も とても好感持てました。また寒くなったら、名物のもつ煮込みうどんを頂きにあがりますね。

 

 

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