goo

傷の向こうに絆がある @奥田知志+茂木 『助けてと言える国へ』


 奥田さんは3年前に金沢に講演に来られ、聞きにゆきました。NHKの『プロフェッショナル』に出演したことがあるというふれこみだったので、「まあ タレントみたいなやつかな』と思って会場に向かいましたが、講演を聞いて,一気に奥田ファンになりました。( これです )

 最近は「ホームレス支援の奥田さん」より、「シールズの愛基君のお父さん」と紹介されることも増えてきたようですが・・・

 で、この本は、昨年秋に富山に奥田さんが講演に来たときに買った本です。実は仕事の都合で講演には間に合わず、講演終了後に会場について、書籍販売コーナーで「せめて本でも」と思って買ったものです。

 茂木氏(この人こそタレント!?)との対談を本にしただけなのですが、奥田氏の「思想と行動」が平易に語られています。やはりその真骨頂は、タイガーマスク「批判」でしょうか。絆は傷を含む。傷を負いたくないから匿名にする。実名を名乗れる社会を、そして国へ」ということですね。

 最近、同じような感じることがあるんです。それは「アベ政治を許さないステッカー」。これ街頭で掲げるのならわかりますが、屋内の身内だけの集会で、参加者がいっせいにステッカーを掲げ記念写真を撮る、と言うのが流行ってますね。

 屋内の身内の集会なら、安倍を支持する人から罵倒を受けることもないし、道行く人から「邪魔だ!どけ!」といわれることもなく、つまり傷を負う心配はないわけです。でも、自分とは異なる意見の人とコミュニケーションを取ろうとする努力が、しんどいけど 大切だと思うのですが。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 安くて美味い... 1月になって... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。