金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
傷の向こうに絆がある @奥田知志+茂木 『助けてと言える国へ』
奥田さんは3年前に金沢に講演に来られ、聞きにゆきました。NHKの『プロフェッショナル』に出演したことがあるというふれこみだったので、「まあ タレントみたいなやつかな』と思って会場に向かいましたが、講演を聞いて,一気に奥田ファンになりました。( これです )
最近は「ホームレス支援の奥田さん」より、「シールズの愛基君のお父さん」と紹介されることも増えてきたようですが・・・
で、この本は、昨年秋に富山に奥田さんが講演に来たときに買った本です。実は仕事の都合で講演には間に合わず、講演終了後に会場について、書籍販売コーナーで「せめて本でも」と思って買ったものです。
茂木氏(この人こそタレント!?)との対談を本にしただけなのですが、奥田氏の「思想と行動」が平易に語られています。やはりその真骨頂は、タイガーマスク「批判」でしょうか。絆は傷を含む。傷を負いたくないから匿名にする。実名を名乗れる社会を、そして国へ」ということですね。
最近、同じような感じることがあるんです。それは「アベ政治を許さないステッカー」。これ街頭で掲げるのならわかりますが、屋内の身内だけの集会で、参加者がいっせいにステッカーを掲げ記念写真を撮る、と言うのが流行ってますね。
屋内の身内の集会なら、安倍を支持する人から罵倒を受けることもないし、道行く人から「邪魔だ!どけ!」といわれることもなく、つまり傷を負う心配はないわけです。でも、自分とは異なる意見の人とコミュニケーションを取ろうとする努力が、しんどいけど 大切だと思うのですが。
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