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富山に「両国」あり

 
富山市の繁華街である総曲輪(そうがわ)のアーケードから一本裏路地に入ったところに「両国」はあります。

 この店、焼き鳥や?焼きトンや?なのですが、昼も営業してます。一応メニュの短冊らしきものは、壁にあるのですが、メニュー見て注文するなどという野暮なことは、この店ではしないほうがいいですね。すべて大将におまかせがいいです。

 この日は、12:30前に入店。GW真っ最中ですが先客はおらず。奥から、渋い大将が「いりゃっしゃい」と言いながら出てきます。

「何か飲むかね」
「じゃ 焼酎をロックでお願いします」
「あいよ」

「じゃがバターか串カツでもしてやろうか」
「いいですねえ。お願いします」
「どっちにする? それとも両方?」
「両方お願いね」

 待つこと暫し、コップになみなみと注がれた焼酎の登場。そして、筍と昆布の麹漬けみたいなつまみが・・。いやあ渋いねえ。じゃがバターは塩胡椒が効いて酒に合う合う。串カツも辛めのソースがいい味出してます。

2杯目の焼酎とともに、「野ぶきだけどくうかい?」といって 豆皿に乗った山椒を効かせた、野ぶきが供されました。

 この店、天井には 昔なつかしい蠅とり紙がぶら下がっています。まだ生産していたんですね。いやあ 昭和ワールド炸裂ないい店です。

 新幹線が来ようと、なにが来ようと、何も変わらない,変える必要もない・・「俺は俺だよ」って一本芯の通った、男前な居酒屋でした。


 明日の日曜日 ブログお休みします

 ↓店内はこんな雰囲気






 


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