新神田から西金に向かって川を渡って最初の信号の右手にあります。焼肉・おでんの「和久」さんの左隣です。この日は 実は別の寿司屋に予約なしで突撃したものの超満員で断念。で、近くにあったこちらの店に初入店となった次第です。
店に入ると先客はおりません。大将と内儀さんで切り盛りされている様子。「へい らっしゃ」と大将は一気に仕事モードに入ります。店は、L字カウンターと小上がりのこじんまりとした設えです。壁一面にメニューの短冊が所狭しと張り出されています。おお~ これはボク好みの「居酒屋みたいな寿司屋」です。飛び込みで入ったけど、ご名答!!でしたね。
大将がまた見るからに寿司職人というオーラを発散させています。熱燗は「立山」でしたが、カウンター正面に「栄川」というレトロな感じのラベルの見たことのない一升瓶があります。
大将に「あれはどこの酒ですか」と伺うと「このエイセンは、福島は会津若松の酒で、水みたいに飲みやすいよ。東北の酒はそういうの多いよね。石川の酒は甘くてねえ」と大将。おお~そのご意見には大賛成です。ではその“えいせん”を冷でお願いしましょうか。
ほほう、たしかに・・・、ついーーーーっと喉を下ってゆきます。うん、これはおいしいです。この日は、刺し盛り2人前、焼き魚、白子の松前焼、トリ貝の酢味噌和えなど酒肴の一品料理を3~4種類、酒2合徳利✕4 最後に握り1人前で、〆て11200円でした。
いい店です。また来よう。 たぶん、JR西金沢駅から 徒歩10分もかからないと思います。