K-POPストリート

1980年代後半から2005年頃までの韓国歌謡アーカイブスを中心に、いい音楽・パフォーマンスと旅行の話題を書きます。

エンタテイナー

2005-03-17 12:43:28 | K-POP
 KNTV視聴復活後、ほぼ1年ぶりに韓国の歌謡番組を見ますと、いろいろな発見があります。最近は、見ていて楽しくなるような歌も多いですね。

 たとえばVIVA SOULの「Swing My Brother」。確かにヒップホップをベースにしていますが、それ以上に曲の楽しさ・ダンスの楽しさで魅了します。「ヒップホップ+αで楽しい曲」といえば、2001年頃のBig Brothers Familyというグループを思い出します。
 それから男性MC2人組の「ペチギ」。一瞬Indigoがヒップホップやっているのかと思いましたが、男性2人組という以外には共通点はなさそうです。♪ペ・チ・ギムニダ~ と、1回聴いただけで一緒に歌いたくなるような歌です。歌いたくなる歌は好きですね。
 さらにコブギ(Turtles)の「ビンゴ」も、「アッサ」という合いの手が気になる歌です。

 まさに「エンターテイナー」=ぼくたちを楽しませてくれる歌(そして歌手)、ということですね。

うれしいびっくり

2005-03-15 02:15:52 | K-POP
(SBS人気歌謡2月第3週の録画を見ながら)
おおっ、ホン・ギョンミン復活したのか!?


追記:ホン・ギョンミンは大ヒット曲「揺れる友情」をはじめとして、友情の歌を多く歌っています。2002年後半に兵役のため活動を中止していましたが、時期的にそろそろ復活かも、と思っていました。

神話を見てBaby V.O.X を思い出す

2005-03-13 03:04:18 | K-POP
 こんばんは、チロルです。このブログへの書き込みも、はや50回。みなさんありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

 うしみつどきも過ぎて、2004年 m.net ミュージックビデオフェスティバルを見ています‥‥が、見ているだけで、音声は消しています。BGMは「韓国南道民謡」のカセットです。
 ダンスビデオの最優秀賞は神話のBrand newということでしたが、ノミネート時のビデオ紹介のときに流れたBrand newを見て思い出したのは、ベイビーボックスの「ヤヤヤ」のビデオでした。一瞬のことですが、かなりダンスが似ていたような気がします。

 Baby V.O.Xの第2集に収録されているこの曲は「ブリッ子路線」(死語?)でありながら間奏に激しいダンスを見せていた、というヒット曲です。2集から参加したイ・ガイのサバ読みの件は割と有名かも知れません。
 2集の歌詞カードには、メンバーが楽器を演奏している写真があります。これは想像ですが、制作側が歌って踊れて演奏もできるガールズバンドという売り出し方をしたくて、キーボードの奏者としてたまたまイ・ガイをメンバーに入れたのではないかな、という気がします。
 それにしても3集からBaby V.O.Xに興味を持ったぼくとしましては、3集のMVと2集のMVでメンバーの顔が全然違うので、2集から3集の間に3人くらいメンバーチェンジしたのではないかとずっと思っていました。
 でもイ・ガイはダンスもきちんとできていましたし、意外と好みだったのですが‥‥。(爆)

 というわけで、神話のBrand newのミュージックビデオも最初から見てみたいですね。

追記: おっと、これがうわさの hiphop 救助隊。

パク・チョンヒョン5集購入

2005-03-12 01:13:31 | K-POP
 こんばんは、チロルです。
 KOREA PLAZAでは、チャン・ユンジョンは売り切れでしたが、パク・チョンヒョンの5集を購入しました。

 封を開けて、まず確認したのは「Special Thanks」のところです。「おっ! 思った通りだ」と会心の笑み。続いて収録曲の作詞・作曲を確認します。‥‥そうです、今回のパク・チョンヒョンのアルバムでも、チョン・ソグォンの作品がありました。

 1曲目から聴くのではなく、チョン・ソグォンが作曲したものだけを選んで聴くあたり、われながらマニアです。今回のLenaParkのアルバムでチョン・ソグォンが作曲したものの中でも圧巻は14曲目です。
 なんと「ワルツ」です。すごすぎます。
 さすがチョン・ソグォン、と満足して、続きは明日聴くことにしました。
 

チャン・ユンジョンが聴きたい!

2005-03-11 18:31:28 | K-POP
 ある日、行きつけの韓国料理店でランチを食べていたところ、BGMにトロットが流れてきました。「あれ、この店ではいつも韓国ポップスのオムニバス盤をかけているのに、トロットとは‥‥バイトさんの趣味が変わったのかな」と、そのときはあまり気にしていませんでした。

 こまものやJUNさんのサイトで「氷川きよしとチャン・ユンジョン」のテレビ番組の話題が出ても「あれ、チャン・ヨンジュのことかな?」と思っていました。

 ところが、韓国映画・音楽・ドラマ情報誌「HOT CHILI PAPER」の最新号の記事を見ると、チャン・ユンジョンの1集が大きく紹介されているではありませんか。

 ここで回路がつながって電気が流れて電球がついた気分でした。

 その後すぐ、行きつけの韓国料理店で再びこの曲を聴きました。
 イントロを聴いて思い出したのは「東京ラプソディ」。確か戦前の歌謡曲です。
 いきなり昭和歌謡大全集の世界! さっそくチャン・ユンジョンのCDを買いに「KOREA PLAZA」に行きました‥‥が、売り切れでした。

 チャン・ユンジョンの「オモナ」が聴きたい!

イベント「KOREAN DISCOTEC」開催

2005-03-09 02:21:45 | K-POP
 来る3月20日の日曜日(翌日は祝日)、東京は新大久保で韓国ポップスをかけるクラブイベント「KOREAN DISCOTEC」が開催されるとのことです。
 新大久保駅から歩いて1分強の「チジミロックス」(KENさんのイベントでもおなじみ。名前からしてコリアンタウンですが)で、東京での韓国ポップスクラブシーンを牽引するDJ KENCHA N.G.さんとfjtさんが主催し、多彩なDJ陣のプレイで踊るというイベントです。
 今回のプレイでは特に、韓国ポップス新御三家とも言われる(?)ピ(RAIN)・フィソン・セブン(SE7EN)のスペシャルタイムもあるとのこと。あ、イ・ジョンヒョンもはずせませんよね。

詳しくは下記のサイトで。
http://sound.jp/kdisco/

追記:今回はかなり来るだろうなぁ。早めに行かないと人が多くて踊りにくいかも‥‥。

015B第6集

2005-03-08 22:58:28 | 015B (KOREA)
 前回1996年のことについて書きましたが、1996年といえば、015Bが最後のアルバムとなる第6集を発表した年でもあります。
 この第6集は、副題が「farewell to the world」-さよなら世界-とあるように、世紀末を目の前にした時代、というものが色濃く反映されています。

 純粋に音楽としてみると、すばらしいものがあります。たとえば「Airborn」(空中)というインストゥルメンタル。シンセサイザーの演奏で、出だしは軽快なリズムで飛行機が離陸する様子をあらわし、続いて快適な空の旅を思わせる明るいフレーズが続きます。ところが不安をかき立てるリズムが入り、音程も少しずつあがって何かを予感させ、そして‥‥。1分と少しの演奏で、空の旅の恐怖を描き切っています。
 あるいはアジアのメロディーを大きく取り入れたり、美しいピアノのソロがあったり。「コンカッチ」(豆のさや=役立たずのこと)というユーモラスな歌で、客員歌手としてMGRが参加しているのも興味深いですね。(MGRは、イ・スヨンのプロデューサーとして、イ・スヨンの第3集、第4集の大ヒットを生み出しました。)

 それでも、アルバムの中の曲のいくつかに「希望の無さ」「救いの無さ」が--ソテジワアイドゥルの「時代遺憾」もそうですが--感じられます。

 その後、015Bの中心メンバーの一人、チャン・ホイルは「TECHNO GENERATION」という企画盤を出したり、ソロアルバムを発表したことは確認していますが、チョン・ソグォンに関する情報は、実に4年もの間全く得ることができませんでした。
 それでも、チョン・ソグォンが2000年12月に新人歌手のプロデュース活動を始めたという情報をネット上で見つけ、その後チョン・ソグォンは2001年には新人少女歌手「イ・ガヒ」のプロデュースを、そして2002年にはパク・チョンヒョンの第4集のプロデュースをしています。


「m story」(司会ユン・ジョンシン)

2005-03-06 00:46:03 | K-POP
 今KNTVを見ていますが、エムストーリーという、音楽専門チャンネル「m-net」の映像でその年の韓国ポップスを回顧する、という番組をやっています。司会はユン・ジョンシン。なんだか口ひげ生やしてますね。
 今回は1996年特集。ソテジワアイドゥルの解散、ルーラ活動中止からHOTデビューまで。いや~なつかしい、というよりは、歌だけ聴いていても当時の映像はほとんど見たことがなかったので‥‥うわ、ソテジワアイドゥルの「時代遺憾」のMVだ! すごい! ユン・ジョンシンの「ファンセン(還生=生まれかわり)」も流れていました。この曲はユン・ジョンシンの5集ですね。

 今、画面に「事前審議制廃止」の字幕が。そうか、この年まで続いていたのか‥‥。
 ソテジワアイドゥルが、歌詞の事前審議制に抗議して、第4集のアルバムに「時代遺憾」という曲の歌詞を抜いてインストゥルメンタルとして収録したことで物議をかもし、結局この制度がなくなった‥‥ということを聞いたことがあります。うーむ、歴史の勉強になります。
 おっと、CLONの「クンタリシャバラ」まで! これは面白い! と一人で興奮しても仕方がないので、ここらへんにしておきます。

追記:95年以前はもう放映が終わってしまったのでしょうか。残念。

Sugar 緊急ライブ

2005-03-05 01:47:22 | K-POP
 偶然トイズファクトリーのサイトを見ましたら、3月24日木曜日に東京原宿でSugarの緊急ライブがあるそうです。

 いいな~
 ハリン見たいな~
 でも世間が許さないな~

と、深夜に心の葛藤中です。

 http://www.toysfactory.co.jp/sugar/

 追記:ハリムも見たいな~。

韓流@倉敷(つづき)

2005-03-04 21:34:36 | K-POP
 おっと、倉敷のライブリポートの続きを書かなくては、ですね。
 神野美伽の次はCANですが、CANといえば日本のポップスのカバー曲で有名です。まずはみんな聞き覚えのある曲からということで、CANの1曲目は、神野美伽と並んで郷ひろみの「お嫁サンバ」のカバー曲でした。韓国語の題名は未確認です。
 CANの2曲目は「男の濃い香り」。いや~この曲はかっこいいですね。サビの部分をいっしょに歌って満足です。途中のトークでは「かわいいですね~」を連発してウケをねらうのでした。3曲目ではナイトクラブのノリの曲で、観客も結構立つ人が多くて盛り上がりました。
 そして最後は、ご想像の通り「ネ センエ ポムナルン」でした。

 次に登場したのはキム・ウォンジュンです。いや~思ったより若いですね。10年以上のキャリアをいい意味で感じさせず、アイドルのノリであるのはなかなかです。観客の中にもファンがいるようで「うちわ」などの応援グッズが登場しました。
 曲名は全然わからないのですが、「この声は確かにキム・ウォンジュンだな~」と思いました。キム・ウォンジュンの作品は、1993年の第2集のカセットテープだけ持っています。このときのタイトル曲は「ナエゲ トナヌン ヨヘン」(Journey to myself)というものでした。

 屋外ステージで堅いベンチに座り、寒さを我慢するのもそろそろつらくなってきたので、ラストを見届けずに会場をあとにしました。

 今回、韓国の歌手が日本の演歌歌手と共演したというのはなかなか配慮しているな、と思いました。東京や大阪ならともかく、韓国の歌手だけでは現状ではなかなか集客も難しいでしょう(*)。ここはやはり、神野美伽はもちろん、天童よしみや氷川きよしに韓国の歌手と積極的に共演していただきたいものです。

(*)BoA、神話、パク・ヨンハを除く。‥‥例外が多いということは最近日本でも人気の韓国歌手が増えてきた、ということですね。