K-POPストリート

1980年代後半から2005年頃までの韓国歌謡アーカイブスを中心に、いい音楽・パフォーマンスと旅行の話題を書きます。

恐怖の冷麺

2005-09-17 22:02:26 | 旅行
(韓国旅行の思い出)第2回 恐怖の冷麺

 みなさんには、「つらくなる食事」の経験がありますか?

 1988年8月、最初の韓国旅行。ぎらぎら照りつける太陽の下、ぼくはソウル・南大門市場をさまよっていました。
 昼食にしようと思い、近くの食堂に入りました。
 メニューの文字は、もちろん読めません。ところが、運のいいことに、「冷麺」と漢字で書かれた張り紙を見つけました。それを指さして注文しました。冷たいスープに浮かんだおいしい冷麺に思いをはせながら。

 ところが、出てきたのは‥‥。
 冷麺の「麺だけ」に、真っ赤っ赤な唐辛子みそが乗った代物。下の麺は、唐辛子みそに隠れてほとんど見えません。ぼくは呆然と器を見つめるばかり。

 そのときです。
 親切なお店のお姉さんが、「ああこの日本人は食べ方を知らないんだな」と思ったのでしょう。いきなり、麺と唐辛子みそを丁寧にていねいに混ぜ始めました。
 「さあ、どうぞ。」にこにこ。

 ぼくは意を決して食べ始めました。
 辛いなんてもんじゃありません。口の中が痛くなりました。吸った息が吐けないほどの痛さ!

 お店のレジのところに座ったおじさんもにこにこしています。ぼくは、受け狙いの性格があだとなり、おじさんに対しても「からいっ!」という表情をしてウケをねらいます。

 結局50分かけて全部食べました。

 辛い食事でした。(「からい」と「つらい」って同じ漢字なんですよね。)
 おしまい。

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2 コメント

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確かに… (こまものやJUN)
2005-09-18 10:17:24
お久しぶりです。

確かにピビン冷麺は耳から火が吹き出ますね。

でもおいしいですね。

僕は五壮洞で食べました。

そうそう、同行者がピビンバを混ぜないでいると、

店のおばさんがさっと混ぜていました。

本人はまず混ぜないで食べてみようと考えていたのですが…。
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まぜまぜ (チロル)
2005-09-19 01:56:25
 JUNさんこんばんは、チロルです。

 そういえば「韓流オールスターサミット」は、今日(正確にはきのう)でしたね。なんだか別世界のお話しのようです。



> 同行者がピビンバを混ぜないでいると、

店のおばさんがさっと混ぜていました。



 そうですよね~。ぼくの場合も、お店のお姉さんは日本人であろうとなかろうと、混ぜない人には混ぜて差し上げる、ということですね。

 これが韓国流「過剰なホスピタリティ」なのかも知れません。



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