手稲山麓チッターズ

北海道中彷徨奇譚

桂沢湖2010開幕での惨劇・・・

2010年01月11日 | ワカサギ

今季初となる桂沢湖への遠征です。当初の予定では2:00頃到着の見込みだったが、なぜか現地到着時間は3:00を過ぎておりました。途中カンジキを忘れた事に気付き引き返したのが痛かったですな。例年の事ながらここのポイントは車を止める場所がなく、深夜の除雪作業のため狭いスペースにブルドーザーが待機しています。邪魔にならないか少し心配しつつも真横に駐車し湖畔へと出発するのであった。

現地では大粒の湿った雪が多量に降っておりました。ここは雪の降っていない光景が珍しいくらい毎回大雪が降ってますね。気温はそれほど低くはなく、フードを被りながらのテント設営で多量の汗が目に・・・(==;)

なんだかんだでスタートは4:00近くになってしまいました。投入と同時に1匹目をGET!爆釣の予感を感じつつ順調に釣り上げていく。約30分後に「つっちー」に釣れているかどうか確認するも、この時点ではまだゼロでした。

一時間が経過した時点でこんな感じ。はっきし言って激シブです。やはり針への乗りが悪いです。それに、ここのワカサギは茨戸に比べると小粒ですが、今年のサイズは例年よりもかなり小さめで余計針にかかり難いのです。5cmに満たないサイズが数多くあがりました。

テントの換気窓(メッシュ)が湿った雪の影響で凍り付いていました。ここが凍ると一酸化炭素中毒の危険性が・・・(--;)。必死こいて定期的に氷を叩き割ります。

AM7:00です。この時点でのつっちーの釣果ゼロ(爆)。やはりLEDと懐中電灯×2では光量不足なのか・・・。テントの隙間から覗くと奈良の大仏のように身動き一つせず必死に竿先と睨めっこしているが、それでも一向にアタリはなく・・・。

我々に遅れること4時間。岩見沢在住のチューイが到着。我らの中では一番ワカサギ釣りの経験が長い人物である。今まではウサギの餌箱のように狭い着替え用テントを改良したモノを使用していたのだが、最近新しいものに買い換えたようである。また一人用のテント・・・(==)。どうせならもうちっと大型のサイズを購入すればエエのに(笑)

一時的に雪のやんだ桂沢湖。しかし怪しい雲行きである。

AM8:00。西側の空がこのように曇っているとここの天気は確実に荒れ模様となります。案の定この直後にまた大雪が・・(~_~)。この時点でもつっちーの釣果ゼロ(核爆)。

つっちーはワカサギの釣果ゼロですが、ウグイは1人寂しくハットトリックを決めていた。そして気分転換にテントの外へ出たつっちーに悲劇が・・・。誰が開けたのか知らんが、大人が両足を並べてもスッポリとはまるサイズの穴につっちーが落下し左足の付け根までドップリと浸かりビショ濡れになっていた。ただですらワカサギが一匹も釣れない状況に加えこの惨劇につっちーのテンションは一気に急降下していた・・・(悲)。

その一時間後・・・今度はワシがその穴に(爆爆爆)。右足びちゃびちゃである(T_T)。山の上の湖・・・・しかも氷点下でタダですら足が冷たいのに、こんな状況で釣りなんてやってられませんよ(T_T)。

ワシの場合はそこに穴があるのを知っていたので不注意だったんですが、でもつっちーの場合は違いますし、同じ趣味を共有する仲間なんですから最低限のマナーだけは守って欲しいです。人が充分に転落する危険性のある大きな穴を開けたのであれば木の枝を刺して周囲に知らせるなどして欲しいですね(;-"-メ)

AM10:30です。足が冷たいがな~(涙)凍傷になりそうな予感がするし、この時点で釣りを断念して引き揚げることに。あんまり釣れませんでしたね~。この後もうちょっと匹数を延ばし最終的に142匹でした。まぁまぁとも言えない数字です。

ワシら二人がリタイアしたのでチューイも泣く泣くここで終了です。けっきょく正味2時間くらいしかやってないんちゃうのん?(笑)

チューイの釣果。桂沢の二時間でこれモンですわ・・。今日はかなり渋かったのではと思います。遠路遥々やってきてこんな結果だとちょっち煮え切らないっすね。

帰り際直前にチューイが30cm以上もあるニジマスを釣り上げていた。こんなのがテント下を回遊してるのだからワカサギのアタリが渋いはずですよね(笑)。一瞬サクラマスかなと思ったけどニジマスですよね??

次回の遠征はまだ未定ですが、2月に入ってからでもと考えています。つっちー・チューイ本日はお疲れ様でした。次回は茨戸の氷上に集結しましょう♪