お絵描き日記~イラストレーター照井正邦

職人、照井正邦の似顔絵、意匠など。画力の向上を目的に練習しています。

透明水彩絵の具を使った似顔絵の描き方(田中陽子選手)

2012-08-24 02:56:17 | 雑記


ヤングなでしこジャパンの田中陽子選手の似顔絵を透明水彩絵の具で描いてみました。

>水彩画描けるの、羨ましいです!
というコメントを頂きました。
けれど、水彩画はそんなにハードルの高い道具ではないと思います。
自己流の描き方ですが、順をおって描いていきたいと思います。
水彩絵の具というと、クレヨンの次に使う道具ではないでしょうか?気負わずに描けば、誰でも(ほぼ)使えると思います。

1)下絵を鉛筆で描く

※慣れてる人は、そのまま下描きなし彩色に入ってもいいでしょう。

2)下地を塗る


3)乾いてから上から塗る。乾いてから背景にぼかしを入れる。

ぼかしは、水塗り用と、絵の具塗り用と筆を二本使うと楽です。最初に水塗り筆で水を塗ってから、絵の具をたらします。
背景の色を図にも入れると良いかもしれません。反射光に見えるのと、画面に色調の調和が見えます。

4)濃い部分を描いていく

面倒なので、三色+白しか使っていません。固有色にこだわらず描くと、面白くなります。
※目の位置が似ていないので、水とティッシュを使って、消して、修正しています。

5)ホワイトを入れる

目の光などを、不透明水彩の白で入れます。デジタル化する場合は、4)の時点でスキャンし、デジタルペインティングしてもよいと思います。


6)スキャンして、補正して完成!!

※スキャンしただけだと、くすんで見えたりするので、明度と彩度を上げたり、白い部分を部分選択して真っ白にしたりするのもよいかもしれません。

似顔絵なので、できるだけ手数が少ないほうがタッチが見えて面白いと思います。


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