似顔絵の理想は、ぱっと見である。
短時間でぱっと見て、ささっと描けるようになりたい。
けれど、ぱっと見からよく観察するのは難しい。
大ざっぱにとらえたものを細かく見るのも難しい。
やはり最初は、じーっと見でよく観察して描くしかないのだと思う。
小中学校で描く自画像や他画像のように、よく見て描く経験はしてもらいたい。
見ないで描くなどというアクロバティックな方法もあるにはあるが、よく見ることを否定するものではない。
じーっと見の欠点は、時間をかけて見るために、目が慣れてしまうことだ。
目が慣れてしまうと、平均顔との差異を見つけるのは難しくなる。
適度に休みながら、ぱっと見の理想を持ちつつ、じーっと見から始めてほしい。