新潟の野鳥・フィールドノート

新潟で観察した野鳥を写真で紹介します.野鳥の日常生活に光を当てられたらいいなーと思っています.

新潟のシギ・オオジシギ

2014-12-17 15:20:40 | シギ科
 オオジシギ 学名・Gallinago hardwickii 英名・Latham's Snipe
 オオジシギは,新潟県では主に旅鳥ですが,繁殖の記録もあります.渡りの時期に水田,湖沼,蓮田などで観察されます.ジシギ類の中では一番大きく,ドッシリとして見えます.
 

 休耕田脇の農道にたたずむオオジシギ.
撮影日時 2010.08.25 撮影場所 新潟県新潟市


 尾羽を広げるオオジシギ.
撮影日時 2010.08.25 撮影場所 新潟県新潟市


 耳羽を広げるオオジシギ.警戒し,耳をそばだてている姿です.
撮影日時 2010.08.25 撮影場所 新潟県新潟市


 繁殖地でのオオジシギ.
撮影日時 2014.06.14 撮影場所 北海道・野付半島


 繁殖地でのオオジシギ.
撮影日時 2014.06.14 撮影場所 北海道・野付半島

新潟のシギ・ヤマシギ

2014-12-17 11:36:22 | シギ科
 ヤマシギ 学名・Scolopax rusticola 英名・Woodcock
 
 ヤマシギは,チドリ目シギ科に属する鳥で,新潟県では留鳥です.キジバトほどもある,大きくずんぐりと太ったシギで,冬期や渡りの時期には海岸の松林や,湖沼などの水辺で観察されます.地上で生活する鳥で,保護色が発達しています.警戒してうずくまっている姿は,木の切り株にそっくりです.繁殖期には,夕方になると「チキッ,チキッ」と鳴きながら林の上を飛び回ります.

 地上にうずくまるヤマシギ.あなたは見つけ出せますか? 試みに,目の部分を何かで覆ってみてください.姿が消えちゃうでしょう.
撮影日時 2009.04.17 撮影場所 新潟県新潟市


 草に隠れてたヤマシギが徐々に頭を上げ,周囲を見回します.この後,背を低くしながら,すばやく移動し,姿を消しました.頭の天辺近くの大きな横に突き出た目は,前だけでなく後も見えるのだそうです. 
撮影日時 2009.04.17 撮影場所 新潟県新潟市