新潟の野鳥・フィールドノート

新潟で観察した野鳥を写真で紹介します.野鳥の日常生活に光を当てられたらいいなーと思っています.

アオジ

2014-12-30 17:17:16 | ホオジロ科
 アオジ 学名 Emberiza spodocephala 英名 Black-faced Bunting

 ハイイロチュウヒの出現を待っていると,草むらの中で動く黒い影,「チッ」と鳴く声がします.アオジです.近いです.
 日本で繁殖,普通に越冬するアオジは,亜種・アオジ E.s.personata です.渡りの時期に,粟島などで稀に観察される亜種・シベリアアオジ E.s.spodocephala とは別亜種になります.

 アオジ ♂・冬羽.
撮影日時 2014.12.28 撮影場所 新潟県新潟市
 
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新潟のシギ・ヒメウズラシギ 2012

2014-12-30 15:48:17 | シギ科
 ヒメウズラシギ 学名 Calidris bairdii 英名 Baird's Sandpiper

 ヒメウズラシギは,新潟県では稀な旅鳥です.
 2012年10月4日,シギ・チドリの観察に海辺に行くと,アルバトロスさんがやって来て,「ヒメウズラシギは,見ましたか」と話しかけてきました.アルバトロスさんのお話しによると,「数日前からヒメウズラシギが観察されているが,今日は見ていない.抜けてしまったかも」とのことでした.ヒメウズラシギ,まだ「確実」に観察したことのないシギです.それらしい姿は見ており,写真も撮っていたのですが,写真を見るたびに「もしかしたら違うのでは」という疑念がわくのでした.アルバトロスさんからの情報は,本当にありがたいものでした.
 いるか,いないか分からないものを探し出すことは非常に困難です.しかし,いるかもしれないものを探すことは,根気あるのみです.見えているシギを1羽,1羽と双眼鏡で確認してゆきます.どれくらいの時間が経過したか,もう記憶にありませんが,水際にトウネンよりも少し大きいシギを見つけ出すことができました.「ヒメウズラシギ」の幼鳥です.その夜,祝杯を挙げたのはもちろんのことでした.

 ヒメウズラシギ 幼鳥.胴長に見える水平に近い姿勢,たたんだ翼が長く,尾よりも突出しているのが特徴です.
撮影日時 2012.10.04 撮影場所 新潟県新潟市


 ヒメウズラシギ 幼鳥.少し嘴を開けました.
撮影日時 2012.10.04 撮影場所 新潟県新潟市


 ヒメウズラシギ 幼鳥.前から見ると横に平べったく見えます.
撮影日時 2012.10.04 撮影場所 新潟県新潟市


 ヒメウズラシギ 幼鳥.足指が見えます.足の色は黒です.
撮影日時 2012.10.04 撮影場所 新潟県新潟市


 ヒメウズラシギ 幼鳥.採餌姿勢.
撮影日時 2012.10.04 撮影場所 新潟県新潟市

 

 ヒメウズラシギ 幼鳥.翼を上げた姿勢.
撮影日時 2012.10.04 撮影場所 新潟県新潟市

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ハイイロチュウヒ

2014-12-29 17:47:12 | タカ科
 ハイイロチュウヒ 学名 Circus cyaneus 英名 Hen Harrier

 ハイイロチュウヒが出現すると,カモたちが驚き,わめき,飛び回る.チュウヒよりも警戒しているようだ.ハイイロチュウヒは,チュウヒよりも低空を,獲物を探しながら飛翔することが多いようです.それがカモたちに強い恐怖心を与えるのでしょうか.
 この日,出会えたハイイロチュウヒは,幼鳥でした.よく似た雌の成鳥は,虹彩が黄色ですが,幼鳥は,暗褐色です.

 ハイイロチュウヒ 幼鳥
撮影日時 2014.12.28 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


 ハイイロチュウヒ 幼鳥
撮影日時 2014.12.28 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


ハイイロチュウヒ 幼鳥 背面.腰が白いのが特徴です.
撮影日時 2014.12.28 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


 ハイイロチュウヒ 幼鳥
 この日,一番近くを飛んだのですが,逆光でした.顔はよく見えませんが,スマートな飛形を見てください.(捨てきれない気持ちが,このような説明を考え出させました.今後,頻発しそうで怖いです.)
撮影日時 2014.12.28 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


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カワセミ

2014-12-29 13:17:12 | カワセミ科
 カワセミ 学名 Alcedo atthis 英名 Common Kingfisher
 カワセミは,大きな嘴と頭,短い足のかわいらしい野鳥です.チラッと飛ぶ姿が見え,「チィー」という特徴的な声も聞いて,いることはわかっていたのですが,なかなか全身を見せてくれませんでした.人から見えないところを選んで,魚を狙っているようです.あまり長居をすると,狩りの邪魔になります.そ知らぬ顔でその場を離れました.
 こういう心遣いが野鳥にも通じるのでしょうか.数時間後,帰りに近くを通りかかると,カワセミが飛んできて,目の前の小枝にとまりました.水中に飛び込んで,小魚をくわえて元に戻る姿も見せてくれました.連写したのですが,かわせみの姿は写っていませんでした.シャッタースピードは,200分の1秒に届いていなかったのでした.またの出会いを楽しみにしましょう.

 カワセミ 雌の若鳥.雌は,下嘴が赤く,雄は黒いです.成鳥の胸から腹は赤褐色ですが,この個体は灰色っぽいです.まだ若いのでしょう.
撮影日時 2014.12.28 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


 カワセミ 上と同一個体.
撮影日時 2014.12.28 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟

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新潟の探鳥地・冬の佐潟

2014-12-29 11:15:47 | 新潟の探鳥地
 新潟市西区赤塚に所在する佐潟は,新潟県内有数の探鳥地です.佐潟は,約43.6ヘクタールの砂丘湖で,上潟と下潟に分かれています.ラムサール条約湿地に登録されており,環境省によって佐潟水鳥・湿地センターが設置されています.同センターには,フィールドスコープが備え付けられており,屋内から野鳥を観察することができます.また,佐潟には周遊道路が整備されており,歩いて野鳥観察することができます.(詳しくは,佐潟水鳥湿地センターのページをご覧ください)
 昨日(2014.12.28),久しぶりに佐潟を訪れ,潟を一周,野鳥観察を楽しみました.湖面には,2,000羽を超える白鳥(ほとんどがコハクチョウ)とマガモ,コガモを主とするカモたちで埋め尽くされているようでした.佐潟水鳥・湿地センターの職員の方のお話では,ヒシクイ(亜種・オオヒシクイ)も多数入っているとのことでしたが,餌を食べに出かけてしまった後らしく,ほとんど姿を見ることができませんでした.
 オオタカ,チュウヒ,ハイイロチュウヒが,時々,狩りのために飛び回り,そのたびにカモたちが飛び騒ぐさまは,空を覆い尽くすほどで圧巻でした.
 当日,観察できた野鳥は,次のとおりです.
 キジ,ヒシクイ(亜種・オオヒシクイ),コハクチョウ,マガモ,ハシビロガモ,オナガガモ,コガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,ミコアイサ,カワアイサ,(カモ類は,詳しく観察しなかったので,他にも入っていたかも知れません),カイツブリ,カンムリカイツブリ,ハジロカイツブリ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,オオバン,タゲリ,トビ,チュウヒ,ハイイロチュウヒ,ハイタカ,オオタカ,ノスリ,カワセミ,コゲラ,アカゲラ,アオゲラ,モズ,ハシブトガラス,ヤマガラ,シジュウカラ,ヒヨドリ,ウグイス,エナガ,メジロ,ミソサザイ(小さな声でグゼリ鳴きをしていました),ムクドリ,シロハラ,ツグミ,ジョウビタキ(雌1羽だけでした),スズメ,ハクセキレイ,セグロセキレイ,カワラヒワ,ウソ,アオジ,オオジュリン

 センター脇の上空を,飛んで餌場に向かうヒシクイ(亜種・オオヒシクイ)


 飛び立つコハクチョウ.


 コハクチョウの飛翔.先頭と先頭から4羽目は,今年生まれの幼鳥です.


 上空を飛ぶチュウヒ. 


 ウソ.「フィッ,フィッ」と鳴く声で,いることがわかります.


 タゲリ.約60羽の群れで,飛んでいました.


 モズ.オスです.


 モズ.雌です.
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鈴なりスズメ

2014-12-28 05:17:00 | スズメ科
 スズメ 学名 Passer montanus 英名 Eurasian Tree sparrow

 雪国にも晴れ間はあるのです.今朝は,太陽が顔をのぞかせています.雪もほとんど消えてしまいましたし,風もありません.長靴もはかなくてすみます.
 田圃に行くと,スズメの声が聞こえます.葉を落とした木に群がっています.まるで鈴なり状態です.暖かな日差しは,スズメも陽気にさせるようです.

 スズメ 群がるスズメたち.
撮影日時 2014.12.27 撮影場所 新潟県新潟市


 スズメ 枝もたわむほどとまっています.
撮影日時 2014.12.27 撮影場所 新潟県新潟市


 スズメ 木にとまれないスズメは,枯れ草の茎に.
撮影日時 2014.12.27 撮影場所 新潟県新潟市


 スズメ よく見るとこんな顔をしています.
撮影日時 2014.12.27 撮影場所 新潟県新潟市




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新潟のシギ・ダイシャクシギ

2014-12-27 09:52:02 | シギ科
 ダイシャクシギ 学名 Numenius arquata 英名 Eurasian Curlew

 ダイシャクシギは,新潟県では数の少ない旅鳥です.「ホーイン,ホーイン」と鳴きます.嘴は長く,下に湾曲しています.よく似たホウロクシギよりは,観察の機会が少ないようです.

 ダイシャクシギ 草が生えた湿り気の多い造成地で,タゲリの群れとともに採餌している4羽のダイシャクシギが観察できました.
撮影日時 2012.03.22 撮影場所 新潟県長岡市


 ダイシャクシギ 5日後,同じ場所で採餌していました.
撮影日時 2012.03.27 撮影場所 新潟県長岡市


 ダイシャクシギ 飛翔・下面 
撮影日時 2012.03.22 撮影場所 新潟県長岡市


 ダイシャクシギ 飛翔・背面
撮影日時 2012.03.22 撮影場所 新潟県長岡市


 ダイシャクシギ 2羽でそろって飛ぶ. 
撮影日時 2012.03.22 撮影場所 新潟県長岡市



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アトリ

2014-12-26 18:08:06 | アトリ科
 アトリ 学名 Fringilla montifringilla 英名 Brambling

 今日は,久しぶりに朝から青空が見られました.まずは,小さな漁港に向かいます.風が強いので,期待が大きかったのですが,暗に相違して,浮いているのはカルガモだけです.双眼鏡で探すと,黒い影が海中に消えました.しばらくして,浮いてきたのはウミアイサの雌でしたが,どんどん岸から離れて行ってしまいました.ウミネコ,カモメ,オオセグロカモメ,カワウが風にあおがれながら飛んでいました.
 港から砂浜に出て,波打ち際を少し歩きました.風が強く目を開けていると涙が流れます.砂も飛んできます.鳥の姿も見えません.
 海岸の松林では,キジ,アトリ,カシラダカ,シジュウカラ,ヤマガラ,エナガ,アカゲラ,コゲラ,シロハラ,ツグミ,モズなどが観察できました.ヤマシギもいましたが,いつものように,飛び出してからその存在を知るという体たらくでした.
 そんな訳で,今日の野鳥は,アトリです.アトリは,畑近くの草むらで餌を探していました.今年は,いつもより多く渡来しているように感じています.

 アトリ ♀・冬羽
撮影日時 2014.12.26 撮影場所 新潟県新潟市


 アトリ ♀・冬羽
撮影日時 2014.12.26 撮影場所 新潟県新潟市
 

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新潟のシギ・ツルシギ

2014-12-25 16:19:16 | シギ科
 ツルシギ 学名 Tringa erythropus 英名 Spotted Redshank
 ツルシギは,新潟県では旅鳥です.中型で,細く長い嘴,赤い長い足が特徴的なシギです.水田や蓮田,湖沼などの水辺で観察されます.数十年前には,数十羽から数百羽単位の群れで観察されたこともあったのですが,現在では単独か数羽,数十羽の群れでしか見られないほどに減少しています.

 ツルシギ 夏羽に換羽中?
撮影日時 2009.04.20 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


 「伸び」をするツルシギ.上の写真と同一個体.
撮影日時 2009.04.20 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


 ツルシギ 冬羽から夏羽に換羽中?
撮影日時 2011.04.07 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


 ツルシギ 幼鳥.第1回冬羽に換羽中?
撮影日時 2011.09.23 撮影場所 新潟県新潟市


 ツルシギ 上の写真と同一個体. 
撮影日時 2011.09.23 撮影場所 新潟県新潟市


 ツルシギ 上の写真と同一個体.
撮影日時 2011.09.23 撮影場所 新潟県新潟市


 ツルシギ 夏羽,夏羽に換羽中の群れ.
撮影日時 2014.04.23 撮影場所 新潟県阿賀野市・瓢湖
 
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ヤツガシラ

2014-12-25 14:41:54 | ヤツガシラ科
 ヤツガシラ 学名 Upupa epopa 英名 Hoopoe
 ヤツガシラは,新潟県では数の少ない旅鳥です.頭上の冠羽と細く長い嘴,翼の白と黒の縞模様が特徴的です.水田や畑,芝生などの地上で餌を探します.

水田で餌探すヤツガシラ.
撮影日時 2011.04.18 撮影場所 新潟県村上市


ヤツガシラの飛翔.
撮影日時 2011.04.18 撮影場所 新潟県村上市
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