新潟の野鳥・フィールドノート

新潟で観察した野鳥を写真で紹介します.野鳥の日常生活に光を当てられたらいいなーと思っています.

コチョウゲンボウ ハクセキレイのモビング

2016-03-27 05:50:17 | ハヤブサ科
 学名・Falco columbarius 英名・Merlin

 田圃でコチョウゲンボウを観察していると,ハクセキレイの鳴き声が聞こえました.飛び立ったコチョウゲンボウをハクセキレイが追いかけます.飛び下りたコチョウゲンボウの近くにハクセキレイも下ります.コチョウゲンボウに対するハクセキレイのモビングです.食うものと食われるものが並んでいる姿は不思議な感じがします.ハクセキレイは執拗にまとわりつきます.嫌がるコチョウゲンボウは反撃することもなく,飛び去ってしまいました.

コチョウゲンボウ 雄 ハクセキレイのモビング
撮影日時 2016.03.23 撮影場所 新潟県新潟市


コチョウゲンボウ 雄 ハクセキレイのモビング
撮影日時 2016.03.23 撮影場所 新潟県新潟市


コチョウゲンボウ 雄 ハクセキレイのモビング
撮影日時 2016.03.23 撮影場所 新潟県新潟市


コチョウゲンボウ 雄 ハクセキレイのモビング
撮影日時 2016.03.23 撮影場所 新潟県新潟市


コチョウゲンボウ 雄 ハクセキレイのモビング
撮影日時 2016.03.23 撮影場所 新潟県新潟市


 明日からしばらくの間,ブログを留守にします.再開は,4月1日になる予定です.よろしくお願いします.

コチョウゲンボウ

2016-03-26 04:57:08 | ハヤブサ科
 コチョウゲンボウ 学名・Falco columbarius 英名・Merlin

 田圃の地上すれすれを掠めるように飛ぶ小さな猛禽.「アッ! コチョウゲンボウだ」.双眼鏡で追うと近くの農道に降り立ちました.ソロリ,ソロリと近づきます.大きな目で僕を見つめています.コチョウゲンボウは,飛び立っては50メートルほど離れた農道に舞い降ります.そのたびにソロリ,ソロリ.最後は,ハクセキレイにモビングされながら飛び去ってしまいました.

 背が全体に青灰色で羽軸が黒く雄と見られるのですが,成鳥ほど濃くないので若い個体のようです.胸から腹にかけても,成鳥よりオレンジ色が目立たず,白っぽく感じられます.飛翔時の背面も撮影できたのですが,ピントが甘くなってしまいました.参考程度にご笑覧ください. 

コチョウゲンボウ 雄
撮影日時 2016.03.23 撮影場所 新潟県新潟市


コチョウゲンボウ 雄
撮影日時 2016.03.23 撮影場所 新潟県新潟市


コチョウゲンボウ 雄
撮影日時 2016.03.23 撮影場所 新潟県新潟市


コチョウゲンボウ 雄
撮影日時 2016.03.23 撮影場所 新潟県新潟市


コチョウゲンボウ 雄
撮影日時 2016.03.23 撮影場所 新潟県新潟市

身近な野鳥 モズ

2016-03-25 08:57:12 | モズ科
 モズ 学名・Lanius bucephalus 英名・Bull-headed Shrike

 モズは,野山をはじめ畑や人家付近で普通に観察できる身近な野鳥です.昆虫類を主食にしていますが,トカゲやカエル,小鳥まで襲う獰猛な鳥です.

 人家の庭先で,獲物を探すモズの雄を見つけました.時折,庭木やブロック塀から飛び降りますが,狩りには失敗の連続でした.遠くから他のモズの鳴き声が聞こえると,狩りを中止して柿の木の枝にとまり,「ギュン・ギュン」と鳴きはじめました.モズも繁殖の準備に入ったようです.

モズ 雄
撮影日時 2016.03.23 撮影場所 新潟県新潟市


モズ 雄
撮影日時 2016.03.23 撮影場所 新潟県新潟市


モズ 雄
撮影日時 2016.03.23 撮影場所 新潟県新潟市


モズ 雄
撮影日時 2016.03.23 撮影場所 新潟県新潟市


 

ヒガラ もう直ぐ山に帰ります

2016-03-24 06:18:45 | シジュウカラ科
 ヒガラ 学名・Periparus ater 英名・Coal Tit

 ヒガラは,冬の間,海岸の松林でシジュウカラやヤマガラ,エナガ,コゲラたちと過ごしてきました.でも,もう直ぐ山に帰ります.暖かな陽気に誘われて,「ツピツピツピツピ」,「チョビチョビチョビチョビ」などとさえずり始めました.恋の季節を前に,胸の高鳴りを抑え切れないようです.

 小さなちょんまげ頭のヒガラ.動き回り,飛び回るお茶目なヒガラ.もう直ぐお別れです.

ヒガラ
撮影日時 2016.03.21 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ
撮影日時 2016.03.21 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ
撮影日時 2016.03.21 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ
撮影日時 2016.03.21 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ
撮影日時 2016.03.21 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ
撮影日時 2016.03.21 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ
撮影日時 2016.03.21 撮影場所 新潟県新潟市

ベニマシコ 雌

2016-03-23 07:07:08 | アトリ科
 ベニマシコ 学名・Uragus sibiricus 英名・Long-tailed Rosefinch

 林縁の藪の中から「ヒホ・ヒホ」という懐かしい声が聞こえてきます.今冬,満足に姿を見せてくれなかったベニマシコです.南のほうで冬を越し,北上する途中なのでしょうか? 

 藪の中から姿を現したのは,つぶらな目の可愛らしい雌でした.太く短い嘴が,あどけない少女のおちょぼ口のようです.目が合うと,恥ずかしかったのか藪の中に戻ってしまいました.「ヒホ・ヒホ」という軟らかい鳴き声が徐々に遠ざかり,二度と姿を見せてはくれませんでした.

ベニマシコ 雌
撮影日時 2016.03.21 撮影場所 新潟県新潟市


ベニマシコ 雌
撮影日時 2016.03.21 撮影場所 新潟県新潟市


ベニマシコ 雌
撮影日時 2016.03.21 撮影場所 新潟県新潟市

ツバメ 初認(2016)

2016-03-22 05:18:12 | ツバメ科
 ツバメ 学名・Hirund rustica 英名・Barn Swallow

 海岸松林の林縁上空を1羽のツバメが飛んでいました.南の国から春を運んできました.2016年の初認です.

 林縁では,「ヒホ・ヒホ」と鳴きながらベニマシコが姿を見せました.松林の上空をアトリの群れが,「キョキョ・キョキョ」と鳴きながら飛び回っていました.春の渡りの時期が到来したようです.

ツバメ
撮影日時 2016.03.21 撮影場所 新潟県新潟市


ツバメ
撮影日時 2016.03.21 撮影場所 新潟県新潟市

ハシビロガモ 佐潟にて

2016-03-21 07:14:43 | カモ科
 ハシビロガモ 学名・Anas clypeata 英名・Northern Shoveler

 今年初めての佐潟でした.ハクチョウたちの姿はなく,カモたちも半分以下に減っていました.マガモとコガモがほとんどでしたが,ハシビロガモが増えている印象を持ちました.

 杭に立つハシビロガモの雄を見つけました.オレンジ色の足が綺麗でした.

ハシビロガモ 雄
撮影日時 2016.03.20 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


ハシビロガモ 雄
撮影日時 2016.03.20 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


ハシビロガモ 雄
撮影日時 2016.03.20 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


ハシビロガモ 雌
撮影日時 2016.03.20 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟

新潟の野鳥 クロハラアジサシ

2016-03-20 06:33:04 | カモメ科
 クロハラアジサシ 学名・Chlidonias hybrida 英名・Whiskered Tern

 過去に観察・撮影した野鳥を紹介する「新潟の野鳥」シリーズです.

 クロハラアジサシは,新潟では春と秋の渡りの時期に通過していく旅鳥です.湖沼や河口などで観察され,近年はその機会が増えています.夏羽は,名前のとおり腹が黒くなります.尾は,コアジサシのような燕尾ではなく,浅い切れ込みの凹尾です.

 湖沼や川面の上空をひらひらと飛びまわり,餌を見つけると水面に降下して嘴で救い上げるような採餌方法をとります.コアジサシのように,上空でホバリングして頭から水中に突入することはほとんどありません.

クロハラアジサシ 夏羽
撮影日時 2011.05.26 撮影場所 新潟県新潟市


クロハラアジサシ 夏羽
撮影日時 2011.05.26 撮影場所 新潟県新潟市


クロハラアジサシ 夏羽
撮影日時 2011.05.26 撮影場所 新潟県新潟市


クロハラアジサシ 冬羽に換羽中
撮影日時 2012.10.27 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


クロハラアジサシ 冬羽に換羽中
撮影日時 2012.10.27 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


クロハラアジサシ 冬羽に換羽中
撮影日時 2012.10.27 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


クロハラアジサシ 幼鳥
撮影日時 2012.10.27 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


クロハラアジサシ 幼鳥
撮影日時 2012.10.27 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


クロハラアジサシ 幼鳥
撮影日時 2012.10.27 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


クロハラアジサシ 幼鳥
撮影日時 2012.10.27 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟



新潟の野鳥 ヒガラ

2016-03-19 07:18:46 | シジュウカラ科
 ヒガラ 学名・Periparus ater 英名・Coal Tit

 過去に観察・撮影した野鳥を紹介する「新潟の野鳥」シリーズです.

 ヒガラは,新潟では留鳥または漂鳥です.夏は,山地の針葉樹林で繁殖し,冬は低地に移動します.春になると「ツピツピツピツピ」と繰り返し高い声でさえずります.コガラ,ヤマガラ,シジュウカラ,ヒガラは,みな似たような声でさえずりますが,ヒガラが一番テンポが速く感じられます.新潟で観察されるシジュウカラ科の鳥の中では最小,動きは軽快・敏捷で,針葉樹の葉先にぶら下がったり,飛びついて餌を探すこともあります.

 今回投稿した画像では,ウメの花の蜜を吸っているようにも見えますが,実際は,花に集まった小さな昆虫を啄ばんでいました.

ヒガラ
撮影日時 2013.04.08 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ
撮影日時 2013.04.08 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ
撮影日時 2013.04.08 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ
撮影日時 2013.04.08 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ
撮影日時 2013.04.09 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ
撮影日時 2013.04.09 撮影場所 新潟県新潟市


海岸松林のヒガラ

2016-03-18 06:01:54 | シジュウカラ科
 ヒガラ 学名・Periparus ater 英名・Coal Tit

 冬期,海岸の松林ではあちこちでカラ類の群れが見られます.例年ですと,シジュウカラ,ヤマガラ,ヒガラ,エナガにキクイタダキやコゲラ,アカゲラが混じりにぎやかなのですが,今冬は,数も種類も少なく寂しい限りでした.

 この日のカラ類の群れは,シジュウカラ,ヒガラ,コゲラだけでした.ヒガラに的を絞ってレンズを向けたのですが,これといった動きを捉えることができませんでした.唯一,ヒガラとシジュウカラの遭遇シーンは,ピントを外してしまいました.絶不調のスランプ状態が続いています.

ヒガラ
撮影日時 2016.03.13 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ
撮影日時 2016.03.13 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ
撮影日時 2016.03.13 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ
撮影日時 2016.03.13 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ 右はシジュウカラ
撮影日時 2016.03.13 撮影場所 新潟県新潟市