新潟の野鳥・フィールドノート

新潟で観察した野鳥を写真で紹介します.野鳥の日常生活に光を当てられたらいいなーと思っています.

粟島 2015-10 総集編

2015-04-30 06:20:43 | 新潟の探鳥地
 2015年4月21日から23日,日本海に浮かぶ粟島に渡り,野鳥の観察をしてきました.第10弾は,総集編です.これまでにご紹介できなかった野鳥たちの姿と観察鳥種を掲載します.

 今年は4月に入り温暖な日が続いたことから,例年よりも渡りが早く始まるだろうと予測,早めに渡島したのでした.
 初日,21日の朝は雨,フェリー「あわしま」に乗船,曇り空でやや風が強いという天候でしたが,粟島に上陸した頃から天気が回復してきました.島では,カシラダカ,アオジ,アトリ,ツグミ,ノビタキなどの姿が多く見られ,予測は的中したと喜んだものでした.しかし,島らしい野鳥の観察はホシムクドリ1種にとどまりました.

ダイサギ.
撮影日時 2015.04.21 撮影場所 新潟県・粟島


アオジ.
撮影日時 2015.04.21 撮影場所 新潟県・粟島


ヒメウ.
撮影日時 2015.04.21 撮影場所 新潟県・粟島


ヒメウ.
撮影日時 2015.04.21 撮影場所 新潟県・粟島


 22日は朝から晴れ,宿の好意で車を借していただき,全島を回ることができました.朝食前の鳥見では21日に見られなかったをオオルリを観察したものの,野鳥の顔触れにほとんど変化は見られませんでした.牧平も釜谷も空振りに終わってしまいました.

ジョウビタキ 雄.
撮影日時 2015.04.22 撮影場所 新潟県・粟島


ジョウビタキ 雄.
撮影日時 2015.04.22 撮影場所 新潟県・粟島


カシラダカ.
撮影日時 2015.04.22 撮影場所 新潟県・粟島


チュウシャクシギ.
撮影日時 2015.04.22 撮影場所 新潟県・粟島


 23日も朝から晴れ,ホシムクドリの姿は見られず,カシラダカ,アトリをはじめ,野鳥たちの数が減っていました.代わって,カワラヒワの姿が目立つようになりました.島らしい野鳥は,最後の最後で観察できたシロハラホオジロ1羽のみでした.

アトリ 雄.
撮影日時 2015.04.23 撮影場所 新潟県・粟島


アトリ 雌.
撮影日時 2015.04.23 撮影場所 新潟県・粟島


タカブシギ.
撮影日時 2015.04.23 撮影場所 新潟県・粟島


ジョウビタキ 雌.
撮影日時 2015.04.23 撮影場所 新潟県・粟島


 結果的には,予測が外れてしまいました.しかし,粟島に過度の期待を抱いての予測外れです.ホシムクドリの夏羽を見,セイタカシギやタカブシギに出会い,シロハラホオジロを観察したのですから満足すべきでしょう.それに,魚好きの僕としては,宿の食事に大満足でした.カワハギの胆和え,うまかったー.

 21日から23日に観察できた野鳥は次のとおりでした.
 マガモ,カルガモ,キジバト,オオミズナギドリ(粟島航路),ヒメウ,ウミウ,アオサギ,ダイサギ,セイタカシギ,オオジシギ,タシギ,チュウシャクシギ,タカブシギ,イソシギ,ウミネコ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,トビ,アカゲラ,ハヤブサ,サンショウクイ,モズ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒガラ,シジュウカラ,ヒバリ,ツバメ,ヒヨドリ,ウグイス,エゾムシクイ,センダイムシクイ,メジロ,ムクドリ,コムクドリ,ホシムクドリ,クロツグミ,シロハラ,アカハラ,ツグミ(亜種・ハチジョウツグミ,亜種・ツグミ),コマドリ,ルリビタキ,ジョウビタキ,ノビタキ,イソヒヨドリ,オオルリ,ニュウナイスズメ,キセキレイ,ハクセキレイ,ビンズイ,アトリ,カワラヒワ,マヒワ,ベニマシコ,ウソ,イカル,ホオジロ,シロハラホオジロ,ホオアカ,カシラダカ,
ミヤマホオジロ,アオジ(全52種)
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粟島 2015-9 シロハラホオジロ

2015-04-29 05:44:28 | ホオジロ科
 シロハラホオジロ 学名・Emberiza tristrami 英名・Tristram's Bunting

 2015年4月21日から23日,粟島で観察した野鳥の第9弾は,シロハラホオジロです.
 最終日の23日,フェリー「あわしま」が出港するまで1時間を切りました.最後の最後,まさに土壇場で女神が微笑んでくれたのでした.
 最後の望みをかけて覗いた粟島汽船脇の小さな公園,その芝生の上にホオジロの仲間が1羽.まさか,と思いながら双眼鏡を向けると,飛び込んできたのが白い頭央線! 「出たー」,シロハラホオジロです.夢中でシャッターを切りました.ほんの数分の出会いでした.
 夢中で撮影したのですが,画像を確認する余裕がありませんでした.フェリー「あわしま」が出港しても液晶モニターを見る勇気が出ませんでした.「撮れていなかったら,どうしよう」,どうしようもありません.そして,その結果がご紹介する画像です.
 女神は,微笑んでくれました.しかし,その微笑みに応えることができませんでした.悔いの残る粟島でした.また1年,「ああすればよかった,こうすればよかった」と後悔し続けることでしょう!

シロハラホオジロ 雄・成鳥.
撮影日時 2015.04.23 撮影場所 新潟県・粟島


シロハラホオジロ 雄・成鳥.
撮影日時 2015.04.23 撮影場所 新潟県・粟島


シロハラホオジロ 雄・成鳥.
撮影日時 2015.04.23 撮影場所 新潟県・粟島


シロハラホオジロ 雄・成鳥.
撮影日時 2015.04.23 撮影場所 新潟県・粟島
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粟島 2015-8 シロハラ・アカハラ

2015-04-28 18:53:15 | ヒタキ科
 シロハラ 学名・Turdus pallidus  英名・Pale Thrush
 アカハラ 学名・Turdus chrysolaus 英名・Brown Thrush

 2015年4月21日から23日,粟島で観察した野鳥の第8弾は,シロハラとアカハラです.
 シロハラ,アカハラ,ツグミ,クロツグミは,島のいたるところで観察されました.ツグミの亜種,ハチジョウツグミも観察されましたが,写真に記録することはできませんでした.今回の粟島では,マミジロ,マミチャジナイを期待したのですが,残念ながら声も姿も確認することができませんでした.

シロハラ.
撮影日時 2015.04.22 観察場所 新潟県・粟島


アカハラ.
撮影日時 2015.04.22 観察場所 新潟県・粟島
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粟島 2015-7 ハヤブサ・島の王者

2015-04-28 07:12:22 | ハヤブサ科
 ハヤブサ 学名・Falco peregrinus 英名・Peregrine Falcon 

 ハヤブサは,粟島では野鳥たちの頂点に立つ王者です.海に面した断崖・絶壁で数番が繁殖しているようで,よく鳴き交わす声を聞き,飛翔する姿を見ることができます.海に突き出た木の枝や岩にとまり渡り鳥たちを狙っています.渡り鳥たちにとって,ハヤブサは最大の難敵なのです.
 22日,釜谷から内浦への海岸に面した道路を走っていると,岩場に黒い鳥影が見えました.ハヤブサです.食事に夢中でした.嘴が赤く染まり,むしりとられた羽毛が空中に舞っていました.犠牲になったのは,翼や足の形状からハトの仲間のようでした.

ハヤブサ 雌・成鳥.食事に夢中です.
撮影日時 2015.04.22 撮影場所 新潟県・粟島


ハヤブサ 雌・成鳥.あまり警戒する様子は見られません.
撮影日時 2015.04.22 撮影場所 新潟県・粟島


ハヤブサ 雌・成鳥.ハシブトガラスの声が近づいてきました.ハヤブサは,嘴を開き,威嚇します.
撮影日時 2015.04.22 撮影場所 新潟県・粟島


ハヤブサ 雌・成鳥.ハシブトガラスに追われ,獲物を置き去りにして飛び立ちました.ハヤブサは,獲物の上空を数回旋回した後,飛び去りました.ハシブトガラスは,その隙を突いて獲物を奪い去ったのでした.
撮影日時 2015.04.22 撮影場所 新潟県・粟島
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粟島 2015-6 オオミズナギドリ

2015-04-27 19:10:57 | ミズナギドリ科
 オオミズナギドリ 学名・Calonectris leucomelas 英名・Streaked Shearwater

 2015年4月21日から23日,粟島で観察された野鳥の第6弾は,オオミズナギドリです.
 オオミズナギドリは,21日,岩船港から粟島に向かう普通船フェリー「あわしま」の船上から観察,撮影できました.海上,水を薙ぐように飛ぶオオミズナギドリは,何度見てもその飛翔能力のすばらしさに感動します.今回は特に,粟島に近い海上に群がる大群を観察でき,連写、連写の大興奮でした.
 粟島の丸山の海に面した斜面にオオミズナギドリ,立島の断崖にウミウの集団繁殖地があり,昭和47年に「粟島のオオミズナギドリおよびウミウ繁殖地」として天然記念物に指定されています.

オオミズナギドリ.
撮影日時 2015.04.21 撮影場所 新潟県・粟島航路


オオミズナギドリ.
撮影日時 2015.04.21 撮影場所 新潟県・粟島航路


オオミズナギドリ.この群れの下にはどれほどの魚がいるのでしょうか?
撮影日時 2015.04.21 撮影場所 新潟県・粟島航路


オオミズナギドリ.
撮影日時 2015.04.21 撮影場所 新潟県・粟島航路
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粟島 2015-5 ルリビタキ

2015-04-27 04:32:32 | ヒタキ科
 ルリビタキ 学名・Tarsiger cyanurus 英名・Red-flanked Bushrobin

 2015年4月21日から23日,粟島で観察した野鳥の第5弾は,ルリビタキです.
 ルリビタキは,島の林の中,水が流れているようなところで観察されました.まだ,さえずりは聞かれませんでしたが,多くの個体を目にすることができました.特に,雌が多いように感じました.

ルリビタキ 雌.
撮影日時 2015.04.22 撮影場所 新潟県・粟島


ルリビタキ 雌.
撮影日時 2015.04.22 撮影場所 新潟県・粟島


ルリビタキ 雄.
撮影日時 2015.04.22 撮影場所 新潟県・粟島


ルリビタキ 雄.
撮影日時 2015.04.22 撮影場所 新潟県・粟島
 
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粟島 2015-4 セイタカシギ

2015-04-26 06:28:48 | セイタカシギ科
 セイタカシギ 学名・Himantopus himantopus 英名・Black-winged Stilt

 2015年4月21日から23日,粟島で観察した野鳥の第4弾は,セイタカシギです.
 粟島でセイタカシギ? そうですよね.僕もビックリしました.でも,粟島では過去にコシャクシギ,オオチドリなどの記録があり,不思議ではないんです.
 4月21日,海岸に沿った道を歩いていると,南のほうから何か飛んできました.とっさにレンズを向けると,ファインダー越しに見えたのはセイタカシギでした.セイタカシギは,一度,砂浜に降りたのですが直ぐに飛び立ち,島の先端のほうへ飛んでいってしまいました.
 22日,磯浜の潮溜まりにたたずんでいるセイタカシギを再発見しました.女神が,微笑みかけたのです.
 しかし,晴天が災いし,この日から鳥たちの姿はどんどんと減ってゆくのでした.最終日,23日の朝は,ホシムクドリの姿が見えなくなり,目に付くのはカワラヒワの群れだけになっていました.しかし,最後の最後で女神が微笑んでくれたのです! でもそれは,粟島で観察した野鳥の本当の最後,土壇場でのことでした.

セイタカシギ.
撮影日時 2015.04.21 撮影場所 新潟県・粟島


セイタカシギ.
撮影日時 2015.04.22 撮影場所 新潟県・粟島


セイタカシギ.
撮影日時 2015.04.22 撮影場所 新潟県・粟島


セイタカシギ.
撮影日時 2015.04.22 撮影場所 新潟県・粟島
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粟島 2015-3 ビンズイ

2015-04-25 06:45:12 | セキレイ科
 ビンズイ 学名・Anthus hodgsoni 英名・Olive-backed Pipit

 2015年4月21日から23日,粟島で観察された野鳥の第3弾は,ビンズイです.
 ビンズイは,21日,内浦の畑で観察できました.はじめ,電線にとまったのですが,その後,シモクレンの枝に移動しました.粟島では,タヒバリの仲間は要注意です.どんな珍鳥が出るか分かりません.しかし,この写真の個体は,普通種のビンズイでした.耳羽の後ろに淡褐色の小斑が見えました.今回,期待したムネアカタヒバリやマミジロタヒバリと出会うことはできませんでした.

ビンズイ.
撮影日時 2015.04.21 撮影場所 新潟県・粟島


ビンズイ.
撮影日時 2015.04.21 撮影場所 新潟県・粟島


ビンズイ.
撮影日時 2015.04.21 撮影場所 新潟県・粟島


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粟島 2015-2 エゾムシクイ

2015-04-25 04:45:13 | ムシクイ科
 エゾムシクイ 学名・Phylloscopus borealoides 英名・Sakhalin Leaf Warbler

 2015年4月21日から23日,粟島で観察された野鳥の第2弾は,エゾムシクイです.
 エゾムシクイは,21日,暗い林の中で「ピッ.ピッ」と鳴いていました.22日,23日には,まだ完全ではありませんが,「ヒーツーキー」というさえずりも聞くことができました.これから渡りの最盛期を迎えることでしょう.姿がよく似たセンダイムシクイの声も聞かれましたが,姿は確認できず,当然,写真も撮ることができませんでした.

エゾムシクイ.頭頂部は褐色で,灰色味があります.
撮影日時 2015.04.21 撮影場所 新潟県・粟島


エゾムシクイ.体の下面は,白っぽく,黄色味がありません.下嘴の先端に黒褐色の斑があります.
撮影日時 2015.04.21 撮影場所 新潟県・粟島


 
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粟島 2015-1 ホシムクドリ

2015-04-24 08:09:43 | ムクドリ科
 ホシムクドリ 学名・Sturnus vulgaris 英名・Common Starling

 5月21日から23日まで,日本海に浮かぶ粟島に行ってきました.粟島で観察された野鳥の第1弾は,ホシムクドリです.
 ホシムクドリは,21日,22日,ムクドリとともに行動している1個体が観察されました.畑や草地で採餌していましたが,驚くと木の上に飛び上がりました.23日は,観察することができず,すでに抜けてしまったものと思われます.

ホシムクドリ.
撮影日時 2015.04.21 撮影場所 新潟県・粟島


ホシムクドリ.
撮影日時 2015.04.22 撮影場所 新潟県・粟島


ホシムクドリ.
撮影日時 2015.04.22 撮影場所 新潟県・粟島


ホシムクドリ.
撮影日時 2015.04.22 撮影場所 新潟県・粟島
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