夏休みで池袋に来て、4~5日位経った頃でしょうか、
義兄が怖い顔をして、外から帰って来ました。
布団が入っている引き戸を開け、
布団の間から、袋に入った長いものを取り出しました。
観た瞬間、何か分かりました。
『これから、桐生に行ってくる。XX組が来るらしい』
袋を開け、弾が入っていない事を確認し、
他の布団の間から弾を出し、散弾銃と弾を袋に入れ、大きい風呂敷に包みました。
どこかに電話をし、
『発破は向こうに有るから、持って行かないぞ。必要な物を書き出し、準備しておけ!』と、指示しました。
これが、義兄となる人でした、
池袋西口 池袋東口