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バンブーロッド製作 ・工房そらぷち

毎日、せっせと竹を削ってます。製作過程とそらぷちの自然、釣り日記などなど…

エゾリスのお花見

2010年05月10日 | 動物
エゾエンゴサクにカタクリが一面に咲く森は…


恒例のエゾリスのお花見の季節♪



まだ耳の毛は長いですね~!



ひげの1本が白いのが妙に気になる…



も、もしや貴方様は木枯らしリス次郎様…



しばらくすると、まだ幼さの残る耳毛の短いエゾリスが現れてお花見に参加‥  



お~っ! 何んとも愛くるしい、つぶらな瞳…



ここのリス達、毎朝、おじさんから餌を貰って人慣れしてます‥ 
自然では、まずこの光景は見られないでしょうねぇ。。



      

お腹空いたぁ!

2010年04月03日 | 動物
近くの林を散歩していると‥


「エゾシカ」の親子に出会った。 鹿の子模様は未だ見えない冬毛のエゾシカ。






子鹿は、一生懸命に柔らかそうな小枝を選んでは、しきりに喰べている…
長い冬の間、こうして樹皮や小枝を喰べ命を繋いできたエゾシカ達…もう少ししたら大好物の緑をお腹一杯に食べれるからね!



シュマリ

2010年02月19日 | 動物
再び、湿った小雪の降る中、クマゲラの森へ‥
入林するなり寄り添って歩るく2頭のキタキツネに出会う。 そうか!この時期はキタキツネ達の恋の季節。
雌ギツネ?は、私に気付き一目散に森の奥へと慌てて逃げて行ってしまった。

取り残された雄ギツネ?   んも~っ!あんたのせいで折角見付けた彼女が逃げてったじゃない!! 



「お願い、戻って来て!! コ~ン、コ~ン」と空しい叫び声が森に響き渡るが一向に戻ってくる気配なし…


また新しい相手を探さなくっちゃ! と再び歩き始める雄ギツネ?



でも、やっぱり未練があるのか何度も立ち止っては雌ギツネの去って行った方向を振り返る‥
なんか、悪い事しちゃったなぁ‥決して悪気は無かったんです。ゴメンナサイ



この後はキツネの恋路をジャマした祟りか、とてもクマゲラ探しどころじゃないドカ雪に見舞われる。
キタキツネを怒らせたら恐ろしいという事を身を持って実感致しました…






初冬のエゾリス森

2009年11月25日 | 動物
初冬のエゾリス森。 先日の雨で雪もほとんど融けてしまい…
エゾリス達は、せっせと木の実を落ち葉の下に埋めてます。


せっせ、せっせと…。


こちらも、おしりを向けて、せっせ、せっせと…。   あ~ぁ忙しい…。

今年は夏場の悪天候のせいなのか、ここの森はドングリもオニグルミもあまり実を付けなかった。 埋めているのは大体がマツボックリ。  高カロリーの木の実不足で無時に厳冬期を乗越えられるか心配…。


今日の3時のおやつは冬芽。  小枝が思いっ切り脇腹に刺さっていても気にしない、気にしない…。


おやつの後は、樹の皮を器用に剥いて、高いエゾマツの上にある巣へと何度も何度も運んでいます。どうやら防寒用のベットを作っている様です…。




冬眠をしないエゾリス達、本格的な冬の訪れを前にして、暫くは、大忙しの日々が続きそうです…。


 


再び知床へ

2009年10月09日 | 動物
知床の或る川辺でヒグマが頻繁にマスを捕えに現れているという情報を頂いた。
林道沿いに流れている川なので車から離れなければ危険は少なそうだ。 知床は先月に行ったばかりだが野生のヒグマは是非とも一度は見てみたい。 
という訳で、そらぷち一家とワンコ3匹で知床車中泊の旅へ強行出発…。


斜里町のビート畑。  砂糖の原料となるビートの根も随分と肥大し後は収穫を待つばかり。


知床、オシンコシンの滝。 残念ながら紅葉には未だ少し早かった…。


エゾシカは鹿の子模様も薄れ冬毛に衣替え中。 食糧不足の冬を乗り切る為にひたすら草を喰み体力を蓄えている。




立派な角の雄ジカ。さすが雄は雌よりも一回り大きく貫禄がある。
…で本題のヒグマはというと、4日間粘ってみたが一度も姿を見せてはくれなかった。台風が近づいて来ているので、やむなく今回は諦め、後ろ髪を引かれる思いで家路に戻る事に…。



 


夏毛のナキウサギ

2009年09月27日 | 動物
前回、夏毛のナキウサギを悪天候の為に見損なったのでシルバーウィーク中に再度行ってきました。


山は秋というよりは、すでに初冬の気配。アウタージャケットを着ていても肌寒いくらい、旭岳、黒岳方面は9月9日に初雪が降ったとの事、もしかしたら既に冬毛に衣替えしてるかもと思いながら目的地へとひたすら登る。


機材をセッティングしたら、おむすびを頬張りながらナキちゃんが出てくるのをノンビリと待つ。


辺りをしきりに警戒しながら、やっと登場…。 この子は既に顔の毛が冬毛に衣替の最中。


なんとも座り心地が良さそうな石の上でお決まりの瞑想のポーズ。


この子は別の個体。幸運にも顔の毛も、まだ茶色の夏毛。


やっぱり、どう見てもウサギには見えない…。


長い冬を乗り切る為に今のうちに栄養補給。 ナキウサギは、冬の食糧として草を岩の上に運び乾燥させ保存食作りをする事でも有名。 そろそろ冬支度の準備を始める季節。


この子もまた別の個体。本日は3羽のナキウサギに出会う事が出来た。 この遠くを見つめる瞑想のポーズにはホント癒されます…。



山へ行こう! (最終回)

2009年07月13日 | 動物
ナキウサギは地球にマンモスがいた250万年前の氷河期時代に誕生し現在まで殆ど進化せずに生き残りました。 
まさに「生きた化石」です。
今回は、このナキウサギの魅力を出来るだけ紹介しちゃいます。 長くなりますが、どうかご了承を…。


正面から見ると「コアラ顔」


後ろから見ると…「シッポの無いネズミ」 本当は肉眼では見れない位の短いシッポがあるらしいです。  
夏毛は全身が茶色になりますが今は丁度、衣替えの季節。茶色と灰色のマダラ模様。 右手にある穴は玄関ですが奥で四方に分かれ「裏口」、「勝手口」、「非常口」など色々な出口と繋がっています。 


お食事中。


食後の「爪楊枝でシーハー」、   意外と長い口髭。


たまに「ピチィ~」と鳴くと周りの岩場から「キチィ~」やら「チキィ~」とか一斉に鳴き交わし互いの所在確認を…。


遠くを見つめて「瞑想中」


また食事して…


またまた「瞑想中」

今日、出会えたナキウサギ達、最初は警戒し、すぐ穴に引込んでいましたが、慣れてくると意外と近距離から日常生活を披露してくれました。
気温15℃以下でないと生きていけないこの子達。 地球温暖化で少しずつ高地に住処を移動しているとの事……。



下山途中に見付けた「コエゾツガザクラ」
十勝岳…素晴らしい場所でした。






山へ行こう! (Part2)

2009年07月12日 | 動物
ペースを上げ、やっと此処までやって来ました。




頂上付近、この山が活火山なのが良く判ります。 地熱で頂上付近に雪は、ありません。


ナキウサギの住みかは、こんな感じのエサとなる植物が沢山生えているガレ場。
縄張り意識が強い動物なので「ピチィー」とか「キチィー」とかお互い鳴き交しをして自分の縄張りを主張し合います。
見付けるのは鳴き交しをするまで、じっと耳を澄まし、ひたすら待つのみ…。

「あっ!」何か動いたぞ…ナキウサギ?


と思ったら頬袋を一杯膨らませた「シマリス君」でした…残念。

さらに待つ事、20分。 
突然、左前方の岩場から「ピチィー」の声が…。  結構近いぞ! ど、どこだ!  あっ!居た、居た。


「ナキちゃん、見ぃっけ~!」


という事でさらに次回へと……「つづく」のでした。

散歩がてらに

2009年07月07日 | 動物
暑い!  今日も30度越えの真夏日。 
2階の工房はトタン屋根の熱と竹の焼入れの熱との相乗効果で軽く40度を超えている。 さすが、冬寒く夏は暑い築80年の超低気密、低断熱住宅。 今1番欲しい物は?と聞かれたら間違いなくエアコン…。   どうにか竿4本分の焼き入れを済まし、3時過ぎからカメラ片手に近くのアオサギ森へ。

アオサギの雛はすっかり成長し、どっちが親か子供か判らないくらいに。巣のあるカラマツの樹は葉が生い茂り撮影ポイントが見つからず諦め他の鳥を探していたら傍らの笹藪から突然エゾリスが…。


向こうも、まさか人が居るとは思ってなかったらしく慌てて樹によじ登る、まだ耳に冬毛が少し残っているエゾリス君。

オッ! 今日はツイテルと気を良くして、さらに車で10分ほど山を登り丸加高原まで足を延ばす事に。

ここまで来ると風も少し涼しくて気持ちがいい。
景色も如何にも北海道という感じ・・・


ここで出会えたのはノビタキ君。 止まっている草は5月に見事な黄色で咲いていた菜の花。
今は小さなサヤエンドウみたいな実を付けています。








エゾリス森

2009年06月18日 | 動物
久し振りにエゾリスの森へ。 

ツルアジサイの花があちらこちらに咲いています。


ヒトリシズカは小さな実を付け、まるでフタリシズカの様。


ユキザサは、まるで線香花火みたいです。


居ました、居ました。 すっかり夏毛に衣替えして床屋に行ったみたいにスッキリしています。


咥えているのはクルミの実の様です。  アゴが外れなければいいのですが…。


何とアクロバティックな技! 後脚だけでぶら下がり食べ始めました。
こんな事も出来るとはビックリです。 でもこんな体勢で食べる必要はあるのでしょうか?  
枝に腰かけて食べる方がずっと楽だと思うのですが…。

エゾリスとニリンソウ

2009年05月09日 | 動物
今日の浦臼神社。 桜はもう終わりかけ・・風が吹くたびに桜吹雪が舞散ります。
そして今はニリンソウが丁度見ごろ。森一面に小さな白い花が遅い春を待ち望んでいたかの様に咲き誇っています。



エゾリスもニリンソウのお花見にやって来ました。

まだ冬毛のようですがそろそろ衣替えの季節です。


リボン着けちゃいましたぁ。



ワタシは手袋はめてみましたぁ。



ボクは朝のスパーリングの時間ですので邪魔しないでください。

釧路川のクーちゃん

2009年04月05日 | 動物
北海道も日中は10℃くらいまで上がり川原にはフキノトウも芽生え始めすっかり春です。
テレビや新聞で紹介され今や全国的に人気者のクーちゃんに暖気で北に帰る前に一度お目にかかっておこうと思い片道6時間かけ釧路まで行って来ました。




幣舞橋の真下に居ました。ちょうど食事中で貝を殻のままガリガリと囓ってます。お腹に乗せて石で割って食べるのかと思ってましたが違ってました。 
それにしても沢山のギャラリー、軽く100人以上は居ます。NHKの取材も来ていました。 あいにく着いた時は干潮で陸に上がり日向ぼっこをしてしいる姿は見れませんでしたがクーちゃんに会うことが出来て大満足です。








トッカリ

2009年02月06日 | 動物
稚内の少し手前に位置する抜海港。ここでは通年「ゴマフアザラシ」を観る事が出来ます。アイヌ語ではアザラシ全般をトッカリと言いますが、漁師さんや浜の人達もみんな普通にトッカリ、トッカリと呼んでます。


漁港にある僅かな砂浜はおよそ200頭ほどのアザラシでひしめき合い、とても「カワイイ」とは言い難い状態です。


浜からあぶれたアザラシは地元の人が作った筏に乗ったり


器用に立ち泳ぎのまま昼寝したり


寝心地が悪そうにテトラの上に居ます。後ろの2頭はちょうど毛変わり中の様で少し脱毛症気味です。

アザラシ見学の観光客も増え町としては歓迎なのですが漁師さんにとっては網に掛った魚を喰いちぎり果ては高価な魚網まで破られ被害は深刻の様です。エゾシカの食害もそうですが人間と野生動物の共生。難しい課題です。


ユクとパシュクル

2008年12月08日 | 動物
エゾシカ。アイヌ語でユク(食糧の意)。   カラス。アイヌ語でパシュクル(意味不明) どちらもカムイという語は使われていないので先人アイヌの人々にはこの生き物に神は宿ってはいなく単に食べ物と厄介者と思われていた様です。


エゾシカの背中にカラスが止まっている光景を良く見ます。別段シカは嫌がっている素振りは無く、むしろ歓迎している様子。良く見るとカラスはしきりにシカの背中を突いて何かを食べています。シカに付いたダニとか虫とかを食べている様に見えます。 これはカクレクマノミとイソギンチャクみたいな関係なのでしょうか?



ニウェオ

2008年12月07日 | 動物
エゾリス。アイヌ語でニウェオ(樹に集まる者)多分そんな意味。


この時期の森は落葉樹の葉が全て落ちているので簡単にエゾリスを見つけることが出来ます。 
とても器用に両手を使って「どんぐり」の皮を剥いていきます。


冬毛はこんな風に防寒対策なのか耳の毛が上にピンと逆上がります。寒さには我が家の「ぶーちゃん」も見習って欲しいくらい強くて真冬でも冬眠しません。


細い枝もなんのその。木から木への移動も「ムササビ」と間違えるくらいの跳躍を披露してくれます。


なんか「超いい感じ」になってきましたので、お邪魔にならない様に退散です。