「ずぼらん」

ウチの嫁は花を枯らす事にかけては誰にもひけをとらない一種の才能？　を持っております。
「この花は簡単、手間要らずで育てられますよ！」なんて花屋さんから、そそのかされ買ってきた花でさえ気付いた時には
ドライフラワーを遥かに越え、漢方薬でも作るの？みたいな状態なんて事が度々でございます‥

ところが・・・世の中、不思議な事もあるもんで、4年ほど前にホームセンターで在庫処分されていた胡蝶蘭、
ランは難しいって聞くからやめとけば‥と言う私の言葉も、安いから！の一言で済まされ購入したこの花が、
どういう訳か毎年、花を咲かせます。





植替えも一度もしていないので鉢底の穴からは思いっ切り根がはみ出しております。
水遣り‥たまに思い付いた時にする程度、　肥料‥与えているのを見たこともありません‥

本人曰く、ランはずぼらな人向きね！　　　　　胡蝶蘭・・改め 「ずぼらん」 に改名！

キタキツネ、6コマ劇場

「ア～ァ‥お腹すいたなぁ～」



「おやっ？」



「なんだ、なんだぁ～？？」



「あっ！　カナブンだぁ 」



「とぉりゃあああああああああーっ!!」



「ごっつぁんでしたぁ！」

コルクグリップ

蒸し暑い工房でコルクの粉まみれになりながら、久々にリッツタイプのグリップを整形。


そして現在製作中のロッドに仮組してみる・・・
佇まいは、なかなか‥　　 握った感じは、ちょっと太いかな? 　　 あと少しシェイプしてみようっと・・・

菜の花畑・・・その後のその後

あの美しかった菜の花畑は・・・


今はこんな景色になりました。　あともう少しで収穫です。
お世話になった、あのノビタキ夫婦の姿はもう在りません‥



えん麦畑は黄金色‥　風が吹くたびに麦の海が波打ちます・・・



美瑛の丘は‥


ラベンダーは、今がちょうど見ごろです。

ホローの話

E.C.Powellの手により60年以前に編み出されたセミホロー構造。
Powellは、どちらかと言うとロッドの軽量化の為にその手法を用いたようだが、
私の作るロッドは殆どがショートロッド、軽量化はあまりその意味を成さない。
では、何故セミホローなのか？　と言うと、それは偏に弾性力のアップに尽きる。
チューブラー効果とでも言うのだろうか、ロッドを中空化にする事によりキャスティング時にブランクが潰れ、
それを元の形に戻そうとする反作用により弾性は飛躍的に向上する。　
だから私は、ホローの重要性はbuttよりもTipにあると考えている。


以前、私用に作った7'00" 4番のセミホローロッド。
ホローの断面を見たくなりTipの中間付近で切断してみた。　この部分でブランク厚は約1㎜。
試釣を重ね強度的にまだ余裕があると判ったので、現在ではさらに少し薄く削っている。
薄ければ薄いほど弾性は向上するのだが、強度との兼ね合いが難しいところ・・・

シエスタ

暑い夏の昼下がり‥


こんな時はタープの下で‥



シエスタが一番！！

７’６” ♯４

7'6" 4Wt　本日完成。







スウェルバットのソリッド構造。軽くフレーミングしています。
アクションはミディアムファストのドライフライアクション。

三角の話

１本のロッドは竹をテーパー状の三角柱に削り、それを６本貼り合わせた正六角柱?で構成されている。
正確な正六角柱を作る為には　如何に正確な正三角形の６本の竹片を作れるかにかかっている。



それを作る為に欠かせないのが、プレーニングフォームと荒削り用、仕上げ用の洋鉋が２本。
それと忘れちゃいけない指サック‥これが無いと竹の押さえが利かないし、
滑った時に、まるでナイフのように竹の角でスパッと指を切ってしまう羽目に‥



これがTip先端の竹片。　　わざとらしくマッチ棒を並べて如何に細いかをアピールしております。
ちなみに、この竹片の1辺の長さは0,62㎜、シャープの芯より多少太い程度‥



この竹片を６本に仮止めしたのがこれ。　　この状態でもマッチ棒よりは細いですねぇ‥
果たして、この竹片の先端断面は正三角形になっているのか?　　老眼の私には　さっぱり見えない・・・



ということで再度ばらし、マクロレンズにテレコンを噛ませて撮ったのがコレ。
角が若干微妙だが、まずまずの三角形ではないだろうか・・・

クマゲラ・・・その後

再びクマゲラに会いに行って参りました


ヒナ達は随分と大きくなってました。　頻りに巣穴から顔を出し、親の帰りを待ってます。
ヒナは全部で２羽、どちらも男の子のようです・・・



お父ちゃ～ん・・・　　お母ちゃ～ん！！






ようやく、お父ちゃんが口に沢山の蟻さんを詰込んで帰って来ました
子供達は、しきりに餌をねだります‥



親は給餌し終えると、すぐに餌探しにと森へ飛び去り、次に戻って来るのは３～５時間後、
子供たちのお腹を、満たす量の蟻を捕まえるのはさぞ大変らしい‥
自然林の減少により、生息数が激減しているクマゲラ、　　どうか無事に巣立ちますように・・・



クマゲラの素晴らしい啼き声はこちら↓　　シャッター音が、かなり耳障りですが・・

6月の山野草

あっという間に、もう7月‥
リアルタイムでなく恐縮ですが、散歩がてらに撮り貯めた6月の山野草。


「オオアマドコロ」　　決して派手じゃないけど素朴で鈴のような花‥


　　　　　　　　
　　　　　　　　「バイケイソウ」　巨大なあの葉に、ついつい目が向きがちですが、花は意外なほど小さい‥


　　　　　　　　
　　　　　　　　「サイハイラン」の花は　まるで鯉のぼり‥



「クリンソウ」　　輪生して花が付くことから、この名前になったらしいが、なんど数えてみても花は９つじゃない‥



「ウコンウツギ」　　この花は高地で良く見かけます‥


　　　　　　　　



「サクラソウ」　　この花びら　色と言い、形と言い、パーフェクトなハートマーク‥