バンブーロッド製作 ・工房そらぷち

毎日、せっせと竹を削ってます。製作過程とそらぷちの自然、釣り日記などなど…

エゾフクロウ

2009年02月27日 | 
冬場のロッド製作は夏場に比べ塗装やエポキシの乾燥に時間が非常に掛る。
私の場合2本~3本を同時進行で作っているのですが乾燥の合間に別のロッドを手掛ければ効率が良いのは十分承知しているが一度にあれもこれもというのが性分的に苦手である。  などと言い訳をして手が空くとカメラ持参で山や川へ動物ウオッチングへ出掛けてしまう。

今日は久し振りにエゾフクロウに会いに行って来た。ここは新聞などに掲載されあまりにも有名になってしまったハルニレの樹洞。土日になるとまるで大砲みたいなロクヨンのレンズ群が立ち並ぶ。一部の心ない者は雪玉を投げ寝ているフクロウを無理やり目覚めさせようとする始末。


去年まではペアで寄り添い微笑ましい姿を披露してくれていたのだがあまりにもギャラリーが多くなり落ち着けなくなったのかどこか違う樹洞へ引っ越してしまった様子。替わりに別のフクロウが住み着いている。日中は殆ど動かずに寝ているのですが


夕方近くなる頃やっと目を覚ましてくれます。



横から見るとこんな感じ。


フクロウは「不苦労」と当て字で書いて昔から幸せを運ぶ縁起の良い鳥と崇められていました。出来ればそのままここに住み着いて素敵な伴侶を見つけ春には子育てして欲しい。

トッカリ

2009年02月06日 | 動物
稚内の少し手前に位置する抜海港。ここでは通年「ゴマフアザラシ」を観る事が出来ます。アイヌ語ではアザラシ全般をトッカリと言いますが、漁師さんや浜の人達もみんな普通にトッカリ、トッカリと呼んでます。


漁港にある僅かな砂浜はおよそ200頭ほどのアザラシでひしめき合い、とても「カワイイ」とは言い難い状態です。


浜からあぶれたアザラシは地元の人が作った筏に乗ったり


器用に立ち泳ぎのまま昼寝したり


寝心地が悪そうにテトラの上に居ます。後ろの2頭はちょうど毛変わり中の様で少し脱毛症気味です。

アザラシ見学の観光客も増え町としては歓迎なのですが漁師さんにとっては網に掛った魚を喰いちぎり果ては高価な魚網まで破られ被害は深刻の様です。エゾシカの食害もそうですが人間と野生動物の共生。難しい課題です。


阿寒湖

2009年02月04日 | 自然
メイフライの時期にアメマスが爆釣することで全国的に有名になりすぎた阿寒湖です。 湖面は完全に結氷し穴釣りでワカサギ釣りの人、鱒狙いの人が氷点下の中テント持参でガンバッテますが釣果は芳しくないとのこと。 遠く雄阿寒岳が山頂に雲を被ってますが望めます。




オジロワシ

2009年02月01日 | 
オオワシに比べ一回り小さく地味な茶褐色で遠くから見るとトビに間違われそうですが名前の通り白い尾羽と黄色の嘴がチャームポイントのオジロワシ。
道内での個体数は数百羽程度しかいない貴重な鳥です。


エサの取り合いでオオワシとよくケンカをしてますが大抵オオワシの勝利で勝負は終わります。



このカラスとは気が合うのか1時間くらい見物していましたがずっと寄り添ってました。