バンブーロッド製作 ・工房そらぷち

毎日、せっせと竹を削ってます。製作過程とそらぷちの自然、釣り日記などなど…

オオワシ

2009年01月31日 | 
翼を拡げると2,5mにもなる日本最大の鳥。毎年冬になるとスケトウタラ漁の盛んなこの地域に網からこぼれ落ちたタラを目当てに多くのオオワシが集まって来ます。翼の白い模様とその大きさから遠くからでも容易に見つける事ができます。


氷結したツルツルの海の上も見事なカギ爪で器用に歩き回ります


オオワシの夏場の営巣地、カムチャッカ半島では石油開発等で子育てをする森林が
どんどん伐採されているそうです。人間の勝手でこの雄姿が見れなくなる日が来ない事を切に願います










野付半島

2009年01月31日 | 自然
タンチョウの次はワシに会いたくて野付半島へと向かいました。
知床半島と根室半島の中間にあり、海流で運ばれてきた砂で出来た細長い半島で延長28Km、幅は短いところでは100m位しかありません。
魚介類、海藻類が豊富で多くの水鳥やワシ達が集まって来ます。



ここは立ち枯れしたトド松林のトドワラで有名な場所でしたが今は殆ど腐朽し土に
戻る寸前となっています。ただ立ち枯れしたナラの林のナラワラはトドワラほど腐朽が進んでなく今でも多く見ることができます。



タンチョウの舞

2009年01月28日 | 
雪裡川を飛び立ったタンチョウはそれぞれお気に入りの給餌場へと向かいます。
特別天然記念物のタンチョウは餌の少ない冬期間に限り数か所の給餌場で人間の手により餌づけが行われ手厚く保護されています。



タンチョウの夫婦は一生涯、同じペアで添い遂げると言われています。時々、求愛ダンスをしてお互いの絆を確かめ合います。





一時は絶滅したとまで思われていたタンチョウも現在では1,000羽ほどに増えたそうです。昔は北海道全域どころか東京あたりまで飛来していたとのこと。
最近は稚内のサロベツ原野や苫小牧の勇払原野での確認事例もあり近い将来は本州でも見られる事が出来ればいいですね。

雪裡川

2009年01月27日 | 
冬のタンチョウに会いたくなり釧路湿原までぶらっと行ってまいりました。今ではタンチョウのねぐらとしてあまりにも有名になり全国から観光客が訪れる雪裡川。一昔前までは湿原特有の蛇行を繰返すクリークで大物イトウの釣れる川だったのですが農地開発という名目により川は直線化され淵の無くなったこの川のイトウは居場所を失い壊滅状態です。当初の目的であった農地開発はというと地質が悪く放置され荒れ放題となってます。
普段なら一番冷え込むこの時期は川霧が立ち幻想的な景観なのですが暖冬と強風で霧は全く出ていません。そのかわりエゾシカが遊びに来てくれてタンチョウとのツーショットが見れました。
外敵から身を守るため夜は川の中で眠ります。日が昇り気温が上がりだすまでここで水草や小魚を食べて過ごします。






そして気温の上がる9時位になると家族単位でそれぞれお気に入りの近くにある数か所の給餌場へ飛び立って行きます。





タンチョウの優雅な飛翔は何度見ても感動してしまいます。






スノーシュー

2009年01月07日 | 独り言
心機能のリハビリの為に裏山を2時間程度、散策することをここ最近の日課としています。



夏場は笹藪で到底入れない場所もこの時期は一面雪に覆われているのでスノーシューを履けば楽々入って行けます。今まで気付かなかった沢や樹齢300年はゆうに超えていると思われるミズナラの大樹だとか小さな発見が毎回あります。動物の足跡も沢山あり足型で動物名当てクイズを一人でしてみたりと地味に楽しんでいます。