冬のタンチョウに会いたくなり釧路湿原までぶらっと行ってまいりました。今ではタンチョウのねぐらとしてあまりにも有名になり全国から観光客が訪れる雪裡川。一昔前までは湿原特有の蛇行を繰返すクリークで大物イトウの釣れる川だったのですが農地開発という名目により川は直線化され淵の無くなったこの川のイトウは居場所を失い壊滅状態です。当初の目的であった農地開発はというと地質が悪く放置され荒れ放題となってます。
普段なら一番冷え込むこの時期は川霧が立ち幻想的な景観なのですが暖冬と強風で霧は全く出ていません。そのかわりエゾシカが遊びに来てくれてタンチョウとのツーショットが見れました。
外敵から身を守るため夜は川の中で眠ります。日が昇り気温が上がりだすまでここで水草や小魚を食べて過ごします。
そして気温の上がる9時位になると家族単位でそれぞれお気に入りの近くにある数か所の給餌場へ飛び立って行きます。
タンチョウの優雅な飛翔は何度見ても感動してしまいます。