ここ1週間ほど体調が芳しくない。 頭痛、微熱、空咳… 家人から小言を言われつつ家でウダウダと過ごしている。
インフルエンザの予防接種を打った翌日からの症状…てっきりこれは予防のつもりが本物のインフルになったのかと思っていたら、
お知り合いの方から、インフルワクチンは不活化ワクチンで接種してもインフルエンザにはならないと教えて頂いた‥つくづくマヌケな私。。
そういう訳でネタも無いので過去の写真から‥
豊頃町のシンボルマーク 「ハルニレ」 の樹。 北海道では 「エルム」 の樹と言った方が馴染み深いかも知れない。
姉崎一馬さんの写真絵本「はるにれ」のモデルになったこの大樹は十勝川の河川敷に、存在感たっぷりにそびえている。
樹齢は大きさの割に意外と若く、推定140年。 時代背景からすると、北海道がまだ蝦夷と呼ばれていた時代、
ちょうど龍馬が維新の為に奔走していた頃に芽吹いたのかな。
遠くから見ると1本の大樹に見えるこの 「ハルニレ」…近くから見ると2本の木が互いに絡み合いながら1本化していることが判る。
こうやってお互いに支えながら、幾多の水害や風雪に耐え抜いてきたんだろうな。
鳥ばかりが続きましたので一息ついて今回は少し懐古調に…
場所は滝川から根室へと続くJR根室本線の途中に、この駅はあります。
「ほろまい駅」 正式名は幾寅駅‥浅田次郎の名編「鉄道員・ぽっぽや」の映画舞台となった駅。
夏場は観光客も訪れるこの場所、冬のこの時期はひっそりとしたものです。
ロケに使われた建物は全てそのままの状態で残されており、自然と頭の中でテーマ曲である坂本龍一の切ないピアノのメロディーが流れてきます…
不器用な男ですからの高倉 健さん…この映画の中でも不器用ながらも実に男気のある名演技を披露してくれました。


森の落ち葉や苔には霜の華が咲いています。 北海道は一日毎に、秋から冬へと季節が移り変わってきています。


畑には晩秋の風物詩、豆ニオが立ち並んでいます。 これは多分、小豆でしょうか?
豆はこんな風にニオ立てして天日干しをして乾燥させます。青や黄色の帽子は雨よけです。
は~ぁ、、なんだかサザエのおはぎ食べたくなってきたなぁ・・・
居ても立っても居られずに、そらち君のお昼寝の隙を見て家を出た。

近くの林道をスノーシューで散歩。 「オ~ッ」太陽が眩しい!
これは多分、エゾユキウサギの足跡。 この林には他にシカやキツネの足跡も沢山ある。姿こそ見えないが生き物の息吹を感じる‥

ヒヨドリは、たくさん居るんだけど、ここで「クマゲラ」なんか現れたら最高なんだけどなぁ‥

林道を外れ、林の中を進むと小さな沢に辿り着いた。
一部、氷が開けている場所でミソサザイと出会ったがカメラを向ける間もなくあっけなく飛び去っていった。 まっ、いっもの事ですが‥
小一時間ほどの散歩、新鮮な空気と気持ちいい汗‥相変わらず鳥運には恵まれないけれど良い気分転換になりました。