バンブーロッド製作 ・工房そらぷち

毎日、せっせと竹を削ってます。製作過程とそらぷちの自然、釣り日記などなど…

凍れ !

2009年12月27日 | 独り言
ここ数日、ソラプチはマイナス20℃越えの凍れる日が続いています。


「オオハクチョウ」も寒さに懸命に耐えています。



空知川を堰き止めたダム湖も、とうとう全面凍結しました。



BE-PALの新年号の付録です。


村上康成さんデザインのカナディアンカヌーに乗ったシマフクロウ。
月別のダイアリーと無地の自由帳で構成されていて、とても使い勝手が良さそう。



シートフィラー

2009年12月24日 | バンブーロッド
ソラプチは連日、雪が降り続いている。 積雪も、とうとう1mを超えてしまった。


今日は在庫の少なくなったリールシート作り。 朝から夕方まで作業して、たったの7個…後は塗装とパフ掛けで完成です。

フィラー材は1番人気の花梨の瘤。  瘤材は表面は、どんなに美しい木理をしていても、いざ削り出すと干割れや入皮が出てきたり、逆に大した木理でないと思っていたら素晴らしい杢が出てきたりと、吉と出るか凶と出るか、まるで御神籤を引く様な気分…。

金物は耐食性、加工性に優れたニッケルを使用。 しかし最近、レアメタルのニッケルは値段が高騰し入手も困難になってきている。 いずれは何か代替の素材を検討しなくてはいけなくなりそうだ…。

ただ単にリールをロッドに固定する為だけのシートフィラー。  だけど、そこに拘りを持ってしまうのがバンブーロッドの奥深さ…。  

 

オジロワシ

2009年12月18日 | 
今日、いつもの土手へワンコの散歩に向かう途中、電柱のガイシに止まっているオジロワシを見付けた。


車をゆっくりと近付けて窓越しから「カシャッ」



なかなか、精悍な顔つき。  近くで見ると、その大きさに圧倒される。



車から降りた途端に悠然と飛び去ってしまった。 でも、さすがオジロワシ、飛ぶ姿も絵になる。
ワンコの散歩の楽しみが、また一つ増えました…。








冬将軍

2009年12月16日 | 自然
今年は雪が少ないと思っていたら、一気にやって来ました冬将軍。
昨晩から降り続いた雪は翌朝には60㎝位まで積っていた…。





木々には雪がびっしりと積り重そう…。



ワンコ達は、この大雪に大はしゃぎ。 降りたて新鮮な雪を思う存分堪能しています。




通称「そらぷち1号」も今年初めての出動です。 年代物のポンコツトラクターですが、これが、なかなかの働き者なんです。
ソラプチ地方は年間9mを超す豪雪地帯。 ママさんダンプでは、とても除雪が追い付きません。




オナガガモ

2009年12月15日 | 
この時期、ごく普通に川や池で集団で見られる「オナガガモ」


この羽を見ていつも思うのが…「ウェットハックルに使ったら良さそう」 フライマンの悪い癖…。



飛翔姿は、なかなか優雅。



着水は大きな水しぶきを上げ、まるで水上スキーみたいに滑る様に。



このカモが一番得意なのは、この逆立ち潜り。こうやって水中の水草とかを食べている。



こちらでは3羽で見事なシンクロ。  左端のカモが何だかタケノコの様に見える…。





寒い朝

2009年12月12日 | 自然
今日のソラプチは、今年一番の冷え込み。
朝の気温はマイナス15℃。


こんな朝、川原へ行くと枯草には、まるで花が咲いた様に霧氷が、びっしりと…。


     

夏に大きな花を付けていたオオウバユリは、こんな姿に…。



川は岸辺から徐々に結氷が始まっている。 カモ達も寒いのか、みんな首を丸めてジッとしている。



このオオハクチョウは寒さで機嫌が悪いのか、やたらと怒っている。 怒られている方は、冷たい水の上に立たされて可愛そう…。



氷の上を歩く時は両翼を広げてバランスを取りながら、ヨチヨチと…。
それにしても、見事な胸筋。 この筋肉があればこそ、この大きな身体で遥かシベリアから渡って来れる訳だ。





鳥沼

2009年12月05日 | 
富良野の郊外にある鳥沼。 十勝連山からの雪解け水が湧き出ているこの小さな沼は、一年を通して水温が一定しているので、
厳寒地で有名な富良野に在りながら真冬でも凍らない。 名前の通り四季を通して色々な鳥達が訪れる。





「マガモ」   この時期は、越冬の為にカモ類が多く集まっている。 それを狙って毎年、オジロワシも飛来してくるのだが、残念ながら本日は、お目に掛かれなかった‥。






岸辺には沢山の「コガモ」達が日向ぼっこをしている。
でもカモって何でオスは派手なのにメスはこうも地味なんだろう…?

 

十勝連山

2009年12月04日 | 自然
標高2000m級の山々が連なる十勝連山。 この山々はいつ見ても神々しさを感じる。


中富良野から富良野岳、上ホロ方面を望む。


十勝連山の主峰、十勝岳。


望岳台から臨む十勝岳、美瑛岳。  雪の結晶がキラキラと光り眩しい…。


山に向かってスノーシューと山スキー、そして北キツネの跡が延々と続いている。
登山靴では膝まで埋まり歩く事もままならない。 今度来る時は、スノーシュー持って来なくっちゃ!



雲海

2009年12月03日 | 自然
この季節、放射冷却現象でめっきり冷え込んだ晴れた朝。
こんな日に山に登ると…


素敵なご褒美が待っています。



それは、見事な雲の海…



心が洗われる様な気持になります…。
陽が昇り気温が上がり出すと、自然と消えて無くなる雲の海…
早起きは三文の徳といったところでしょうか…。